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モーター スポーツ コラム 2018年6月11日

SUPER GT 元F1ドライバーの系譜

SUPER GT by 秦 直之
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元F1チャンピオンの参戦

ジェンソン・バトン

そんなコバライネンでさえ、表彰台に上がるまで、まる1年、勝つには2年近くを要したわけだが、だからこそジェンソン・バトンがフル参戦初年度の1戦目から、2位表情台に上がったのは、少なからぬ驚きではあった。元F1チャンピオンなのだから、「そのぐらい当たり前だろう」という声もあるだろうが、仮になかなか結果を出せなくても「今は長い目で見るべきだ、勝負は2年目から」という声も上がっていたことだろう。いずれにせよ、タイヤ無交換という今までやったことのない、逆にいえばやる必要もなかった作戦を成功させたことで、より驚きは増したものだ。

そもそも出ると決まっただけで「バトン効果」は、絶大だったと聞く。バトンが参戦することで海外でのSUPER GTへの注目、関心は著しく高まったとされ、今まで年に一度、F1だけを観戦していたファンが、「同じ費用でSUPER GTを2戦、3戦見られる」と歓迎しているという話も伝わってきた(バトンがもう、F1にはいないという背景もあるにせよ……)。新たなSUPER GTファンの開拓にもつながった一方で、開幕前のテストではバトンを一目でも、というファンの殺到でピット裏が渋滞し、シーズンが始まったらどうなることやら、と思ったもの。もっとも現在ではファンのマナー向上によって、過激な歓迎ムードは沈静化した印象もある。

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