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モーター スポーツ コラム 2018年6月11日

SUPER GT 元F1ドライバーの系譜

SUPER GT by 秦 直之
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コバライネンの苦心

ヘイキ・コバライネン

F1でも成功した外国人ドライバーといえば、昨年まで唯一無二の存在だったのがヘイキ・コバライネンだ。07年から6年間、F1を戦い、2年目に所属したマクラーレンでは1勝を挙げて、表彰台にも3度。前年のルノーで得たランキング7位を2年連続で獲得した。ただし、その後は所属チームに恵まれず。2年目のマクラーレンも不振を極め、10年に移籍したロータス/ケーターハムは、到底優勝など望み得ないチームであったことから、2勝目を挙げることはついぞ許されなかった。ただし、一度は失ったシートを、ペイドライバーの不振から取り戻したり、キミ・ライコネンの代役としてスポット参戦もあったりしたことから、実績以上に評価が高かったのは間違いない。

16年に平手晃平とともにチャンピオンとなったコバライネンながら、参戦初年度の15年は苦労の連続だった。開幕から2戦連続で5位になるも、それがこの年のベストリザルトに。SUPER GT独特の戦い方、そして過去にフォーミュラ以外の車両をドライブした経験が皆無だったことが、その苦労の理由であった。そこで16年はコバライネン好みのセットに、平手が合わせることとし、何よりSUPER GTを1年間、苦労の中でも経験を重ねて、理解度を深めたのが大きいのではないか。第2戦から2戦連続で2位表彰台に上り、連戦となったラストのもてぎでは2位、そして優勝。一度もリタイアなく、全戦入賞も決め手となって、チャンピオンを獲得することとなった。

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