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モーター スポーツ コラム 2018年5月24日

【スーパーフォーミュラ第3戦・菅生 プレビュー】~雨で中止の九州から東北へ、関口3年連続優勝なるか?~

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ただ、ここ菅生は怒涛の走りで開幕戦2位表彰台を獲得し関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)が得意とするコースです。関口は2016年に異次元の走りを披露して優勝。昨年、2017年も優勝し、2年連続のウイナーに。新・菅生マイスターとしてその地位を固めつつあります。開幕戦・鈴鹿の速さを見ても、先週の「SUPER GT」での怒涛の追い上げを見ても、関口は国内レースで今年最も乗れているドライバーの一人。ライバルたちにとって驚異のスピードを見せつけるか注目です。

また、開幕戦で3位表彰台に上がったものの、レースペースを考えればスタートでのミスが悔やまれる野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)は先週の「SUPER GT」鈴鹿で優勝。コースレコードもマークする絶好調ぶりを見せての優勝でしたから、すっかり流れを取り戻した感があります。とはいえ、中止になったオートポリスではグリッド降格ペナルティを受けた平川に代わってポールからのスタート予定だっただけに、このビッグチャンスが不運にも天候に阻まれてしまったのが残念です。しかし、菅生は野尻がスーパーフォーミュラにデビューした2014年に初優勝を飾ったサーキット。鈴鹿、オートポリスと速さの面では好調ぶりが見えているので、野尻も外せない優勝候補と言えるでしょう。

今季はホンダとトヨタの両エンジンユーザーの差がほとんどない状態ですが、1周の距離が3.7kmと短く、タイトな菅生ではさらに全車が接戦になりそうな予感。1ミスがノーポイントにつながる気の抜けない戦いの中で、疲労の溜まったメカニックたちの仕事ぶりが勝敗を分ける可能性も充分に考えられます。そういう意味では底力を発揮できるチームとそのドライバーはレースで浮上のキッカケを掴む事になるでしょう。

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