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モーター スポーツ コラム 2018年5月24日

【スーパースポーツ世界選手権 第6戦ドニントンパーク プレビュー】~トップ4台が僅か6点差の大接戦!

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ドニントンパークでは引退したケナン・ソフォーグルが2015年から17年まで3連勝しており、その前の2014年はマイケル・ファン・デル・マークが勝利。今回6点差でランキング首位を争う4人の中にウイナーは居ません。ただ、連勝中のジュール・クルーゼル(ヤマハ)はMVアグスタ時代に2位が2回、昨年のホンダでも3位表彰台獲得とポディウム経験が多く、今回も優勝の筆頭候補と言えるでしょう。流れに乗っているクルーゼルが勢いそのままにライバルを凌駕し、さらにランキングを上げてくるかどうか注目です。

また、ドニントンパークを得意とするライダーとしてはアンソニー・ウエスト(カワサキ)も是非マークしておきたいところです。前戦・イモラでも6位フィニッシュを果たし、戦闘力という意味では足りない部分もありますが、やはり彼の職人的なライディングセンスはこういうコースで活きてくると思います。ウエストは過去にグランプリがドニントンパークで行われていた時代、250ccクラスで2003年に3位(当時アプリリア)、2005年には2位(当時KTM)を獲得。特に2005年はKTMの初陣となるレースでの表彰台フィニッシュでしたから、鮮烈な走りと仕事ぶりは後に彼をMotoGPクラスのカワサキファクトリーライダーへと引き上げる原動力となりました。カワサキユーザーにとって難しい局面が続く中、ウエストは起死回生の表彰台獲得となるでしょうか。

シーズンの流れを決めるであろう重要なドニントンでの戦い。チャンピオン争いから一歩抜け出すのは誰でしょうか。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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