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モーター スポーツ コラム 2018年5月16日

SUPER GT第3戦 プレビュー

SUPER GT by 秦 直之
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予選で最前列に並べば、MC勢の勝機は一気に増す!

GT300では、これまでJAF-GT、特にマザーシャシー(MC)に有利とされてきた鈴鹿だが、それは冒頭でも触れたとおり、戦術の妙によるところが大きかった。また、エンジンパフォーマンスに関していうと、どうあってもFIA-GT3の方が有利であるから、MC勢は予選で一発を決めて、逃げるしか勝ち目がない。ひとたびFIA-GT3勢に前に出られたら、コーナーではなかなか抜くことができないからだ。長丁場であれば、数回のピットで差を詰め、やがて前に出ることができたが、ワンチャンスでは至難の技となる。

HOPPY 86 MC

それでもなお、松井孝允/坪井翔組のHOPPY 86 MCが有利だと予想しよう。土屋武士監督兼エンジニアが言うように、「クルマの状態は最高である」ことを前提とし、なおかつ坪井がいい仕事をしそう。ご存知のとおり、このクルマで坪井は悔しい思いをした。だが、小林可夢偉の代役としてGT500に初挑戦、DENSO KOBELCO SARD LC500を意のままに操って高評価を得たことで、一皮剥けたと予想する。GT300を客観的に見続けたことで、直接の戦い方に大きなヒントを得られたのではないか? 予選でフロントローに並んだら、HOPPY 86 MCがそのまま逃げ切る可能性は十分にある。

公式テストでも高橋一穂/加藤寛規組のシンティアム・アップル・ロータスがトップタイムを記し、また中山友貴/小林崇志組のUPGARAGE 86 MCも過去3年間、予選で速さを見せてきただけに、すべてのMCが予選で上位につければ、十分勝つ権利があると思われる一方で、もし封じ込められてしまったら?

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