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モーター スポーツ コラム 2018年5月11日

【スーパースポーツ世界選手権 第5戦イモラプレビュー】~大久保のチームメイト、ケナン・ソフォーグルの引退レース

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そして2012年からは三度「スーパースポーツ世界選手権」に舞台を移し、今度はカワサキから参戦。移籍初年度からカワサキにチャンピオンをもたらし、その後も2015年、2016年と連覇。「スーパースポーツ世界選手権」で5度のタイトルを獲得した600ccマイスターとして君臨してきました。5回のチャンピオンは圧倒的な歴代最多記録です(アンドリュー・ピットとセバスチャン・シャルパンティエのそれぞれ2回が歴代2位)。

「スーパースポーツ世界選手権」はメインカテゴリーである「スーパーバイク世界選手権」へのステップアップカテゴリーという側面があり、長くこのレースに参戦するライダーは多くはありませんが、その分、毎年、勢いある若手が現れる連覇が難しいシリーズでもあります。高い旋回スピード域と巧みなコントロール能力が求められ、誰よりも勢いが無いと勝てないレース。今でもまだ33歳の若さではありますが、ソフォーグルはジュール・クルーゼルやブロック・パークスなどの強力なライバルを打ち破り、近年はマイケル・ファンデルマーク、パトリック・ジェイコブセンらの壁となってきたのです。

しかも、トルコというレース文化があまり根付いていない国の出身。母国でレースを始め、そこからヨーロッパに来て、恵まれた環境で成長してきたヨーロピアンライダーたちを打ち負かしてきたのですから、ソフォーグルの作った功績は非常に大きいと言えるでしょう。今季は「スーパーバイク世界選手権」にトプラック・ラズガットリオーグルという21歳の新人が参戦し、良い走りを見せていますし、ソフォーグルのフォロワーとも言えるトルコ人選手も頭角を表し始めています。

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