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モーター スポーツ コラム 2018年4月27日

SUPER GT第2戦 プレビュー

SUPER GT by 秦 直之
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FIA-GT3圧倒的有利であっても、見てみたいTOYOTA PRIUS apr GTの激走

では絶対かというと、そうとは言い切れないのが、前回の岡山で見せたD’station Porscheのスピードによる。本来、ポルシェは岡山のようなテクニカルコースを得意とはしておらず、予選20番手はやむなし、と思われていた。それなのに終わってみれば、2台のMCに割って入る2位を獲得。藤井からミューラーの交代に併せ、タイヤはリヤ2本の交換に留めてロスを最小限にしたとはいえ、あり得ない結果を残している。ただ、ARTA BMW M6 GT3もそうだが、ウエイトを積むこととなった影響がどう出るか。

JAF-GTに有利なはずの岡山でも序盤から勢いに満ちていたのが、Hitotsuyama Audi R8 LMSだった。残念ながら、ライアンから富田への交代直後にABSのトラブルが発生、さらに駆動系にもトラブルが生じるWパンチでリタイアを喫したが、ウエイトを積まずに済む影響がどう出るか。今年のアウディはオールマイティという説もあるだけに、実証できるか注目される。
そして、逆にJAF-GTとして勝負権を持つとしたら、おそらく嵯峨宏紀/平手晃平組のTOYOTA PRIUS apr GTの他になさそうだ。前回もトップまであと一歩と迫りながら、駆動系トラブルでリタイア。最後まで走りきれていたら、間違いなく表彰台にも手が届いただろう。何よりGT500で2度のチャンピオン経験を持つ、平手の激走ぶりを誰もが見てみたいのではないだろうか。

秦 直之

秦 直之

大学在籍時からオートテクニック、スピードマインド編集部でモータースポーツ取材を始め、その後独立して現在に至る。SUPER GTやスーパー耐久を中心に国内レースを担当する一方で、エントリーフォーミュラやワンメイクレースなど、グラスルーツのレースも得意とする。日本モータースポーツ記者会所属、東京都出身。

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