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モーター スポーツ コラム 2018年4月20日

スーパースポーツ世界選手権 第4戦アッセン~元GPライダーのコルテセ優勝で混戦模様に

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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「スーパースポーツ世界選手権」は市販車ベースということで、上位カテゴリーの「スーパーバイク世界選手権」と併催されていますから、これまでも中心となってきたのはグランプリとは異なる路線でステップアップを目指すライダーたちです。その中でも中量級と呼ばれる高い旋回スピードのレースを得意とするマイスター的な選手が多く、グランプリでこれだけの長きに渡って実績を残してきたライダーが「スーパースポーツ世界選手権」に新規参戦するケースは決して多くはありません。

もちろん、ライバルにはジュール・クルーゼル(ヤマハ)やアンソニー・ウエスト(カワサキ)などグランプリでも名の知れたライダーたちが「スーパースポーツ世界選手権」を戦ってはいますが、Moto2を昨年まで走っていたスプリンターの参戦は今季を大きく変えていきそうです。

対するカワサキはケナン・ソフォーグルの代役として参戦したシェドリアン・モライス(カワサキ)が7位。大久保光は8番手あたりを走行中にマシントラブルでリタイアという憂き目に。そのリベンジを是非今回のアッセンで果たして欲しいものです。またもやヤマハの独占状態となるのか、カワサキの大久保光がその中に割って入れるか、伝統のコース、アッセンTTサーキットでの戦いが始まります。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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