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モーター スポーツ コラム 2018年4月13日

スーパーバイク世界選手権 第3戦アラゴン~ヤマハも表彰台を獲得!混戦必至のヨーロッパラウンド開始

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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オーストラリア、タイと全く違うレース内容となった今季のオープニング。これでランキング首位はジョナサン・レイ(カワサキ)の69点、ランキング2位にマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が67点、ランキング3位はシャビ・フォーレス(ドゥカティ)の60点、ランキング4位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)で57点。カワサキとドゥカティがシリーズをリードしているのは変わりませんが、その差は大きく開いておらず、ヨーロッパに戻ってからの連戦でどういう戦況に変化していくのか楽しみです。その鍵を握っているのはシーズン中に力を付けてくると考えられるヤマハ陣営でしょう。

第3戦の舞台、アラゴンはMotoGPアラゴングランプリも開催される1周約5kmのサーキットです。昨年はチャズ・デイビスがポールポジションを獲得。レース1ではジョナサン・レイが勝利。レース2ではリバースグリッドながらチャズ・デイビスが優勝しています。実はアラゴンはポールポジションからの優勝例が異常に少ないコースとしても知られていて、2014年にトム・サイクスが2連勝したのと、2011年にマルコ・メランドリ(当時ヤマハ)が1勝した僅か3つの例しかありません。それだけ激しいバトルと波乱が期待できるレースと言って良いでしょう。

ドゥカティのサテライトチームで好調ぶりを発揮するシャビ・フォーレスにとっては地元スペインでのレース。バレンシア近郊出身のライダーで、今季はヘレスサーキットでの開催がなく、唯一の母国レースということになりますから、地元で初優勝の期待がかかります。これから6月のチェコまで連戦が続く「スーパーバイク世界選手権」で、まずはヨーロッパラウンドの初戦を制するのは誰でしょうか。

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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