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モーター スポーツ コラム 2018年4月11日

SUPER GT第1戦 レビュー

SUPER GT by 秦 直之
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序盤の我慢が実ったUPGARAGE 86 MC、チーム結成4年目の初優勝!

UPGARAGE 86 MC

しかし、唯一予想外だったのは、UPGARAGE 86 MCの小林崇志が背後につけていたことだろう。同じくタイヤ無交換で、しかも前半を担当した中山友貴は「僕たちは25号車(HOPPY 86 MC)と違ってバトルをほとんどしなくて済んだから、それほどタイヤを酷使していなかった。その違いは大きかったのかもしれません」と語る。そのアドバンテージは確実にあったようで、しばらくの間は松井が鉄壁のガードで小林を封じ込めていたが、57周目のWヘアピン出口でGT500車両を利用し、UPGARAGE 86 MCが待望のトップに躍り出る。

D’station Porsche

そこから先は逃げ続けた小林に対し、なんとか2番手は死守したい松井に、今度は新たな刺客が襲いかかる。それがD’station Porscheのスヴェン・ミューラーだ。スタートを担当した藤井誠暢が予選20番手から徐々に順位を上げ、しかもトップとの間隔はむしろ詰めていたという状況で、ドライバー交代をギリギリまで遅らせていたことで、41周目からはトップも走行。45周目にミューラーと代われば、大きく順位を下げるものと思われていたものの、リヤ2本のタイヤ交換としたことで4番手に踏みとどまっていた。そんなミューラーが2番手に上がったのは72周目のヘアピン。綺麗にインを刺した光景に、今シーズンはポルシェ侮りがたしの印象を強くした。

秦 直之

秦 直之

大学在籍時からオートテクニック、スピードマインド編集部でモータースポーツ取材を始め、その後独立して現在に至る。SUPER GTやスーパー耐久を中心に国内レースを担当する一方で、エントリーフォーミュラやワンメイクレースなど、グラスルーツのレースも得意とする。日本モータースポーツ記者会所属、東京都出身。

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