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モーター スポーツ コラム 2018年3月30日

SUPER GT第1戦プレビュー 今年のGT500に、「絶対!」はあり得ない?

SUPER GT by 秦 直之
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実際、公式テストでは4セッション中、3セッションでJAF-GTがトップに立ち、セッション2トップだった松井孝允と坪井翔の駆る、HOPPY 86 MCが最速タイムを樹立。ちなみにセッション3では高橋一穂と加藤寛規が駆る、シンティアム・アップル・ロータスが、そしてセッション4では井口卓人と山内英輝の駆る、SUBARU BRZ R&D SPORTがトップだった。この3台は、もちろん開幕戦の優勝候補に挙げてもいいだろうが、もう1台忘れてはならないのが、TOYOTA PRIUS apr GTの31号車だ。嵯峨宏紀の新たなパートナーとして起用されたのは、GT500で2度のチャンピオン経験を持つ平手晃平であるからだ。公式テストでは、それほど目立った存在ではなかったものの、それはプリウスの特殊な操作に対する平手との合わせ込みを重視していたためで、本番では必ず来るというのが大方の予想。また、中山友貴と小林崇志の新コンビで挑む、UPGARAGE 86 MCも信頼性の向上がはかられていれば、手強い存在になりそうだ。

メルセデスAMG勢より、FIA-GT3を走らせるチームでダークホースになりそうなのは、リチャード・ライアンのパートナーが富田竜一郎に改められた、Hitotsuyama Audi R8 LMSだ。トップにこそ公式テストではつけていなかったものの、絶えず上位につけて高い安定感を示していた。しかし、あくまでテストはテスト。思いがけぬ展開が、待ち構えているかもしれない。

秦 直之

秦 直之

大学在籍時からオートテクニック、スピードマインド編集部でモータースポーツ取材を始め、その後独立して現在に至る。SUPER GTやスーパー耐久を中心に国内レースを担当する一方で、エントリーフォーミュラやワンメイクレースなど、グラスルーツのレースも得意とする。日本モータースポーツ記者会所属、東京都出身。

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