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モーター スポーツ コラム 2018年3月23日

スーパーバイク世界選手権 第2戦タイ~メランドリ開幕2連勝で勢力図に大きな変化?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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2月のオーストラリアは季節的にもベストコンデイションではありますが予想外に低い路面温度にピレリが持ち込んだコントロールタイヤが充分に機能せず、安全性も考慮して、レース2は途中にタイヤ交換を義務付ける「フラッグトゥフラッグ」のフォーマットに急遽変更。非常にドタバタしたレースウィークになってしまいました。

レース1では残り4周でマルコ・メランドリ(ドゥカティ)がトップに立ち開幕戦優勝。チームメイトのチャズ・デイビス(ドゥカティ)が3位とドゥカティワークスが好調な滑り出しを披露。一方でカワサキワークスはトム・サイクスが2位表彰台を獲得したものの、ジョナサン・レイは結局5位まで順位を後退させることになってしまいました。今季からレブリミット制限による新しい車両規定レギュレーションもあり、ストレートスピードはドゥカティ優勢。直線番長カワサキは苦しい立場に追い込まれていることも分かりました。

タイヤ問題から「フラッグトゥフラッグ」式となったレース2ではタイヤの心配をする必要がなかったジョナサン・レイが快走を披露。しかしながら、勢いに乗るマルコ・メランドリがチェッカー目前でジョナサン・レイに追いつき、僅か0.021秒差で逆転して開幕2連勝を果たしました。「スーパーバイク世界選手権」名物とも言えるドゥカティvsカワサキのクロースフィニッシュ劇に、グダグダになりかけたレースウィークを危惧したオーストラリアのファンも拍手喝采。結果として興奮度の高いレースになりましたね。

ということで、ドゥカティのメランドリが開幕2連勝というスタートになった今季の「スーパーバイク世界選手権」。開幕戦はカワサキのレイが見事なスタートダッシュを見せて。その後は連勝を重ねて行く展開が続いていましたから、「ああ今年もか」というパターンにはならなかったことはシーズン全体の波乱を予感させます。

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