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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2019年11月24日

J3第32節 北九州×讃岐 試合後の北九州・野口航、藤原奏哉、河野貴志、高橋拓也コメント(2019)

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第32節のギラヴァンツ北九州×カマタマーレ讃岐は
4-0で北九州が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける

北九州・野口航、藤原奏哉、河野貴志、高橋拓也コメントです。

(北九州・野口航)

Q:改めて率直な今の想いはいかがですか?

A:もう昇格だけを目標にやってきたので、まずそこの1つ目の昇格という目標をクリアできたのは、凄く大きいですけど、まだ来週勝てば優勝というタイトルが残っているので、もう次はそこに切り替えて、また来週も今日のような試合ができるように、しっかり準備していきたいと思います。

Q:今日はきっちりゴールに絡みましたね。

A:そうですね。なかなかアシストという所で、点に繋がるようなプレーはシーズンを通してできていなかったので、やっと今日アシストという形でゴールに貢献できたので、あと2試合残っている中で、1つでも多くそういうチームのゴールに繋がるようなプレーをしていきたいなと思っています。

Q:どっちのアシストもメチャクチャスプリントしていましたね。

A:もうスペースもありましたし、かなり数的優位な状況だったので、結構自分の中でメリハリは考えていて、あそこはもう確実に「飛び出したらチャンスになるな」と思っていたので、思い切り飛び出した結果が、最後ゴールに繋がって良かったです。

Q:どちらも大学の同級生が決めてくれたというのも面白いですよね。

A:やっぱりアシストしたこともそうですし、北川(柊斗)が決めてくれたというのは、自分の中の個人的な気持ちですけど、嬉しさが倍増というか、2アシストとも決めてくれて、今日は自分の中でも印象に残るような試合になったんじゃないかなと思います。

Q:シーズン当初はまさか北川選手とまた一緒のチームでやるとは思っていなかったと思いますが、改めてそのことについてはいかがですか?

A:今はもう慣れましたけど、さすがに最初の1か月ぐらいは違和感があったし、「何でおるん?」みたいな感じだったんですけど(笑)、こうやってまた同じチームでできるということはそうなかなかあることではないと思うので、また来年はどうなるかわからないですけど、あと2試合は一緒にできるので、そこで1つでも多く僕からアシストとかに繋げられればいいなと思っています。

Q:野口選手は去年から在籍されていると思いますが、去年と何が一番変わりましたか?

A:何なんですかね、難しいですね(笑) でも、本当にそれはもうチームで試合に出ている選手にしても、メンバーに入っていない選手にしても、サポーターの方にしても、会社の人にしても、クラブとしての一体感を今年は凄く感じていて、そういう周りの人のサポートもあって、それにしっかり僕たちが試合で応えられている所で、チームの一体感も今年は凄く感じています。サッカーでは、もうチームとして、攻撃においても守備においてもやり方がハッキリしていますし、それはチームの中で意思統一できているので、今シーズン通して、もちろん負けた試合もありましたけど、チームでやろうとしていることは間違いなく継続してやってこれたので、そこの徹底と継続してきた成果がこの順位というか、昇格にも繋がったんじゃないかなと思っています。

Q:今年は自分の中でのプレーに対する手応えも去年よりアップしましたか?

A:そうですね。自分の中で今年は凄く攻撃も守備も整理できてやれているというのがあるので、それでもまだまだ最後のチャンスメイクの所だったりとかは物足りないですし、自分の中ではそれが課題だと思っているので、そういう所の質をもっともっと求めていかないといけないなとは思っていて、そういう中では今日の2アシストは大きな一歩だったんじゃないかなと思うので、そこの精度はしっかり求めながらやっていきたいです。

Q:やっぱり結果が出ていると毎日も楽しくなってきますか?

A:そうですね。11日が刺激的ですし、こういう刺激のあるチームにいられているので、来年はJ2でまたガラッとマッチアップする選手も変わりますし、質も変わってくると思いますけど、個人的にはこのままじゃ絶対ダメだと思っていますし、もっとレベルアップしていかないといけないと思っているので、本当に残りの2試合でもっともっとさらに自分の中で高いものを求めて行ければいいなと思っています。

(北九州・藤原奏哉)

Q:今の率直な想いはいかがですか?

A:やっぱりJ2J3ではレベルとか注目度も違うので、上がれて個人としてもチームとしても凄く嬉しいです。

Q:今日のプレーの手応えはいかがでしたか?

A:まあいつも通りはやれていたかなと思うんですけど、ちょっと監督にも「ちょっと決め付けてパスしたりするな」みたいに言われて、「後ろに下げたりしないで、もうちょっと前に付けろ」みたいにハーフタイムにも言われましたし、まだそこは改善できる所かなと思います。

Q:試合終了のホイッスルが鳴った瞬間はいかがでしたか?

A:やっぱりシーズン序盤からこのチームは調子が良くて、そこから少しずつ「行けるんじゃないか」という気持ちもありましたけど、勝てない時期もあったので、ホッとしたのもありますし、自分は今までも"上からスタート"というよりは"下からスタート"してきた人間だったので、その感覚がまだできているというか、「まだまだ上がっていけるかな」というか、そういうふうに思いました。

Q:だいぶ昇格に貢献できた手応えもあるのではないでしょうか?

A:去年よりは試合にも出ていますし、それなりって感じですかね(笑) やっぱり点を決めてくれる選手が何人もいたので、それが大きかったと思います。

Q:J2は相当楽しみですよね。

A:楽しみですね。個人としても、チームとしてもどれだけ通用するかは、やってみないとわからないですけど。

Q:小林監督を胴上げした時ってどんな感じでした?

A:いや、メチャクチャ高く上げてやろうと思って(笑) とりあえず力いっぱい上げてやろうと思って。まあ「何度も昇格させている監督なんだなあ」って気持ちはありましたね。普段はそんなに思わないんですけど(笑)、やっぱりシーズンを通してみると「そうだったんだなあ」と思うこともありますし、監督としての力が凄いのかなと。教え方とかもわかりやすいですし、"持ってる"というのは凄くあると思います。

Q:ポジション的にはメチャクチャ細かく指示されるポジションですよね(笑)

A:そうですね。今日も何回も言われていて(笑) でも、そこは監督がいろいろな選手を見てきて、いろいろなサッカーを見てきて、そう思っていることを僕に言ってくれているので、そこは受け止めて、もっと良い選手になれればなと思います。

(北九州・河野貴志)

Q:今の率直な想いを聞かせてください。

A:メッチャ嬉しいです!メッチャ嬉しいです!でも、やっぱり僕たち新人はJ3降格というのを味わっていないから、(加藤)弘堅くんだったり、イケさん(池元友樹)だったり、そういう人たちの涙を見ちゃうと、感極まるものがありましたし、このチームを選んで、このチームでサッカーできて幸せだなっていうふうに感じました。

Q:試合終了のホイッスルが鳴った瞬間はいかがでしたか?

A:いや、「やっちゃったな」っていうか、「やったぜ!」みたいな(笑) もうタクさん(高橋拓也)の所にすぐ行きました。無失点で抑えられたというのも嬉しいですし、フォワード人がたくさん点を取ってくれたのも良かったですし、本当に良かったです。

Q:終盤には惜しいボレーもありましたね。

A:ああ、その前にヘディングがあったんですけど、それも外しちゃって。ボレーは結構、ちょっと実は得意分野でもあるんですよ。だから狙ったんですけど、次はしっかり点を決められるようになりたいです。

Q:ルーキーイヤーで自分が試合に出ながら、昇格を手繰り寄せた手応えはいかがですか?

A:前期からこの調子で試合に出続けられたらもっと良かったかもしれないですけど、後期は出してもらっていて、それはありがたいことですし、今まで高校の時も自分が試合に出て何かを成し遂げることだったり、大学の時も自分が試合に出て何かを成し遂げることがなかなかできなかったので、今回はこういう形で成し遂げられたのは、一歩大きく成長できたかなと思います。

Q:J2が楽しみですね。

A:そうですね。見る限りはフォワードに強力な外国籍選手もいますし、そういう人たちとやるのはメチャメチャ楽しみですし、その人たちをどんどん倒して、チームも上に、個人としても上に行けるように、やっていきたいなと思います。

Q:J2で成し遂げたいことはありますか?

A:まずはこのチームでどれだけやれるのか、監督の下で今のサッカーがどれほど通用するのかを試したい気持ちがありますし、個人的には競り合いの部分だったり、フィジカルコンタクトの部分だったりというのは、やっぱり試したい部分がたくさんあります。楽しみです!

(北九州・高橋拓也)

Q:泣いてましたよね。

A:いや、なんか... 去年とかブーイングに包まれたミクスタを知っているんで、こんなにいろんな人が笑顔で歓声を送ってくれて、「笑っているミクスタ、いいなあ」って。スゲー泣きそうになりましたけど、優勝を懸けた試合がまだあるので、こらえて。でも、本当に昇格できたことは嬉しいです。

Q:試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は、どういうことを一番に思いましたか?

A:やっぱり、去年のうまく行かなかった時期、自分がもがいたこととか、クラブスタッフも凄く苦しそうにしているのも見えていたり、社長も本当に顔色が毎日冴えていなくて、そういうのを知っていたので、そういう人たちの努力が報われたなって。自分だけの喜びというよりは、「みんなの想いが1つになって実を結んだな」っていう想いで、ちょっと、ウルウルしましたね。

Q:やっぱりこの3年を知っている訳じゃないですか。降格してきたけど1年で上がれず、最下位になって、昇格して、この3年を経験したからこそ、よりいろいろな想いがありますよね。

A:そうですね。なんか、「必要以上にいろいろなものを背負っちゃっているのかな」って思うこともあって、選手なのでプレーだけに集中していればいいのかもしれないですけど、「この試合に勝てば、フロントのスタッフも生活のレベルが上がるんじゃないか」とか、みんなの生活を懸けて自分がゴールマウスの前に立っていたり、ミクスタを建てたことが批判されるんじゃなくて、成功だったって言われるためにはとか、いろいろモノを知っているからこそ背負っちゃって、自分自身のプレッシャーになっていた所はあるんですけど、やっぱりそのプレッシャーから逃げずに戦い続けて良かったなって、今、思いますね。

Q:もともと縁も所縁もなかった北九州に来て3年ですよね。3年いると愛着も相当ありますよね。

A:ヤバいですよ。もう帰りたくないというか、永住しようかなというくらいです(笑) 良い街ですからね、北九州。だから北九州の良さを知ってもらうためにも、J2に上がってというのはあると思うので、皆さんで北九州に来て、いろいろな所で遊んで欲しいですね(笑)

Q:マリノスの時は移籍という形でカテゴリーが上がりましたけど、今回はある意味自分の力でカテゴリーを挙げた形になると思います。そういう意味での昇格というのはいかがですか?

A:カテゴリーを上げるというのもそうですし、自分は優勝争いとかしたことがなくて、こういう試合のキーパーって物凄いプレッシャーというか、1つのミスがチームの順位を落としかねない中で、やり続けた経験というのは普通の試合と全然違うんですよ。その中でいつも通りのプレーができるように持って行くとか、冷静にゴールを守ることとか、キーパーとしての経験値という意味でも、今年は価値がありましたし、自分が出てJ2に上がって、そしてJ1を目指せるという、自分自身が掴み取ったという意味でも、マリノスに個人昇格したことよりも意味のある、価値のあることになったと思います。

Q:J2に自分が期待していることってありますか?

A:やっぱりいかに自分がやってきたことが通用するかももちろんですし、ギラヴァンツがこのベースを作ってJ2に臨むという、新しいギラヴァンツを見せていきたいなと。そして相手にもキャリアのある選手が多いと思うんですけど、そういう選手に対して、どれぐらいできるのかが楽しみです。本当に楽しみという気持ちが強いです。

Q:30歳になってこういう経験ができるって、素敵なことですね。

A:そうですね。「まだまだ成長できるな」って伸二さんと一緒にやって思ったので、まだ若手には負けないように成長していきたいです!

以上です。

土屋

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