最近のエントリー
カテゴリー
アーカイブ
このブログについて
J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
相模原ギオンスタジアムで行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第24節のSC相模原×ギラヴァンツ北九州は
1-3で北九州が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける北九州・藤原奏哉のコメントです。
(北九州・藤原奏哉)
Q:今のチームはどういう所がうまく回っている部分だと思いますか?
A:まずサボる選手がいないということで、みんな献身的にチームのために走って、特にスーパーな選手というのはいないので、チーム全体で戦っていることが勝ち続けている一番大きな要因かなと思います。
Q:個人のパフォーマンスはいかがですか?
A:試合をするたびに成長できている感じもあるし、チームとしてまとまっている感じも出てくるので、勝ち続けると凄く楽しいし、自信になってきますね。自分自身は今日はあまり良くなかったかなと思いますけど、いつもはもっとゴールに向かってプレーできている感覚は最近あるので、もっとチャンスに絡めるようなプレーができればいいなと思います。
Q:とはいえ、今日も何本か良いフィードを送ってチャンスを創っていましたね。
A:後半みたいに相手に押し込まれた場合だったら、1本でウチの北川(柊斗)が抜けてくれるので、そこを狙ってというのは意識していますね。後半の1本はアイツも途中交替でフレッシュな状態で、「常に裏を狙って出して」とは言われているので、意識しています。
Q:ボランチという位置で中盤のバランス、どっちが出て、どっちが引いて、という部分ではいかがですか?
A:今日のパートナーは加藤弘堅くんだったんですけど、いつもは(川上)竜くんで、どっちかと言うと僕が前で竜くんが後ろという感じが多いんですけど、弘堅くんが出た時は前でパスを出すことも多いので、僕が後ろでバランスを取ったり、それはやっぱりディフェンスラインのテラくん(寺岡真弘)にも「しっかりバランス取ってやれ」というのはよく言われるので、そこは声を掛け合ってやっています。
Q:小林監督は前からプレッシャーを掛けて、高い位置でボールを取り切って、そのまま攻撃に移れ、というようなことをおっしゃっているようですが、そこのプレスの連動という部分のバランスはいかがですか?
A:今年からそうやって前からプレスを掛けることによって、チャンスも生まれていると思うので、年間通じてやっていかないといけないことだと思っていますし、フォワードの追い方によって、僕らも前に出せるか出せないかは決まってくるので、そこはフォワードにどっちを切るか言って、そこからチーム全体でボランチからディフェンスラインも押し上げて、というのは最近は結構うまく行っているかなと思います。前半に4連勝した時も良くて、ちょっと中盤戦で追い方がうまくできない時に勝てなくて、最近は良い追い方ができているのかなと思いますね。
Q:ご自身は序盤にゲームへ出れない時期があったと思いますが、その時期とゲームに出ている今は何が一番違うと思いますか?
A:うーん、ただ単にもしかしたら前半戦はコンディションが悪かった所もあるし、僕の良さや特徴を理解してもらっていなかったのもあるかもしれないです。僕の特徴はわかりにくい感じだと思うので(笑)、そこは徐々に練習や練習試合で出していって、そこで良いアピールができたので、今は出られているのかなと思います。
Q:阪南大学の時はボランチもサイドバックもできるユーティリティな選手という印象がありましたが、ボランチで勝負したい気持ちは強いでしょうか?
A:一応ボランチでプロになったというのもあるので、やっぱり自分が勝負できるのはそこかなと思って、自分は走れるのでそこを生かして、自分のできることとできないことを考えて、できないことを伸ばせばもっと良いプレーができると思うので、今はそこを頑張ってやっています。
Q:ちょっと自分の特徴がパッとわかってもらいにくいなという感じもあるのでしょうか?
A:それは実際あります。突出している所が、まあ、強いていうなら走れるくらいなので。
Q:でも、"効いている"感じはありますよね。
A:それがわかりにくいんですよね(笑) でも、自分は"効いている"と言われると嬉しいし、狙っていなくても「効いてるね」みたいに言われれば凄く嬉しいので(笑)
Q:シンプルに今年と去年だと何が一番違いますか?
A:まあ... やっぱりチームのスタメンの平均年齢も若返ったと思いますし、伸二さんの戦術に合う選手で、走れる選手を出していると思うので、そこはやっぱりJ3は結構は激しいリーグだと去年を通じてわかった中で、今年と去年はどれだけ走れるかという、そこの差かなとは思いますね。今年からGPSも付けて、走行距離も出しているので、ポジションによって走る距離は違いますけど、そこで毎試合データを見ることによって、意識できているかなと思いますね。
Q:終盤まで昇格争いをするというのはシビれるシチュエーションだと思いますし、去年がああいう順位だっただけに、そういうシチュエーションに身を置けていることに対して、ご自身の中で想う部分はいかがですか?
A:去年最下位に終わって、「プロっていう現実は厳しいな」と思っていて、今年は今こういう順位にいられて、他のチームもなかなかしぶといですけど(笑)、僕らが勝ち続けて行けばいいことなので、やっぱり目の前の試合に全力で取り組むことを今は考えていますし、上位争いに加わっていることはプロとして楽しいというか、やっぱり昇格争いのような、こういうことが醍醐味なのかなと。凄く刺激的です、今は。僕が試合に出初めてから、セレッソ(U-23)戦で1回スタメンから外れたんですけど、やっぱり監督はちゃんと見ているので、プレーが悪ければ替えるし、自分のプレーが良くない時もあると思うんですけど、今日もボランチの相方は替わっているし、常に危機感を持っているので、練習から気が抜けないというか、自分にとって凄く良い環境だなと思います。
以上です。
土屋
J SPORTS フットボール公式Twitterをフォローしてフットボールの最新情報をチェック!