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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2019年09月08日

J2第31節 東京V×山口 試合後の東京V・永井秀樹監督会見コメント(2019)

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味の素フィールド西が丘で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第31節の東京ヴェルディ×レノファ山口FCは
4-0で東京Vが勝ちました。
以下、試合後の記者会見における東京V・永井秀樹監督のコメントです。

(東京V・永井秀樹監督)

まず今日は台風の影響で開始時間が3時間も前倒しになった中、非常になかなかそのリリースと言いますか、たぶんすべてに伝わってない中でも、やっぱりこれだけのお客さんが西が丘に来てくれたことを、まず心から感謝したいと思います。そしてゲームに関してはですね、今週もそうなんですけど、自分が監督になってからずっと継続してやり続けていることが、少しずつではありますけども、形になってきているのかなという実感はありますし、それはやっぱりすべて選手のおかげと言いますか、選手が本当に理解してくれて、ほぼ毎日ミーティングをしますし、練習時間もたぶん今までの倍ぐらいやっている中で、笑い話の中でブラジル人なんか「本当にこのチーム大丈夫か?」と言うぐらいの声が挙がる中でも、本当に全選手が新しいものを学んで、みんなで新しいものを創っていこうという取り組みをしてくれていることが、監督としては本当にありがたいと思います。その選手たちの努力、毎日のですね、日々の努力がこうして勝利という形で結果が出たことは非常に嬉しく思いますし、改めて選手には本当に感謝したいと思います。

ちょっと(森田)晃樹がね、非常にアクシデントと言いますか、アレはちょっとやっぱり選手のことを考えると、あのようなファウルというのは本当にどうなのかなというのは思いますし、彼はおそらく脳震盪で2週間プレーできないことになってしまうんですけど、それが非常に頑張っていただけに残念に思います。また2週間後、またさらに強くなって帰ってくる晃樹を楽しみにしたいなと思います。はい。

Q:こんなにきれいにカウンターが決まるヴェルディは久しぶりに見ましたが、それは山口を分析した上である程度手数を掛けない攻撃の方がチャンスが多く作れそうだという狙いがあったからでしょうか?

A:そうですね。すべてプラン通りと言いますか、自分が就任した時から一貫して言っていることは「相手がいない所を攻める」というだけなので、じゃあ山口さんの両サイドバックのポジションが高い位置ならば、そこには人がいない、じゃあそこを攻めるだけだよね、という話はしています。伝え方の所を少し気を遣ってまして、自分自身あまり"カウンター"という言葉が好きじゃないということもあり、「守って守ってカウンターは自分はやらない」と。しかし、相手がいない所を攻めるという我々の基本通りのプランを考えると、じゃあ相手が前掛かりに来ている、両サイドバックの所に人がいない、じゃあそこは速く行かなきゃねということで、"カウンター"という言葉を使わずに、我々は"コントラ"という言葉で今表現はさせてもらっています。"コントラ・アタッキ"っていう。ブラジル人が多いので、どんどんポルトガル語になっていきますね。もうたぶん日本語はなくなると思います(笑)

Q:井上潮音選手が久々に起用されましたが、左のワイドストライカーで起用した狙いを教えてください。

A:もちろんね、どの選手も期待値は高いんですけど、その中でもやっぱり潮音に対する期待値は当然高いですし、もちろん彼も自分が監督になってから一生懸命やろうとはしてくれているんですけど、ちょっと頭の中がパンパンになっているような状況の中で、いろいろ戦術メモリーみたいな所を増やしている中で、あの内側のポジションは少しまだ立ち位置だったりという所が難しいという中で、ワイドで外に張っている所からスタートすると、少し彼の考える事柄が減ると言いますか、より整理された中でたぶんプレーに入れるという狙いで外からスタートしたんですけど、非常に想定通りの、期待通りの活躍をしてくれたので、改めて良い選手だなというのは思いますし、彼の活躍は嬉しく思いました。選手たちとどこからでも、誰からでも崩せる攻撃の形を創っていこうということで毎日やっていますので、得点なんかはまさに形通りのゴールで素晴らしかったなと思います。

Q:新外国人のジャイルトン・パライバが2得点ということで、彼の評価はいかがでしょうか?

A:そうですね。映像で確認させてもらっている中で、実力は間違いないですし、このタイミングでね、まずは彼を獲得してくれた球団にまず感謝したいなというのは思います。見ての通りと言いますか、期待通りの働きをしてくれまして、自分の感覚で言うと、本当に一緒にやったフッキに近い感じがあって、非常にまたここからさらに楽しみだなというふうには感じております。素晴らしい活躍だったと思います。

Q:ユースの監督をされている時からワイドストライカーを非常に大事にされていたと思いますが、今のトップチームでワイドストライカーに求める役割というのはどういう部分でしょうか?

A:まずはやっぱり相手の守備陣を下げるということですね。そして、コンパクトに守備をしたいのを広げるという、まず求めているのはこの2つですね。我々は68メートルの幅を使って攻撃したいですし、深みを取って攻撃したい、厚みを出したい、ということを考えると、やっぱりワイドストライカー2人の重要性というのはユースの時から全然何も変わっていないです。

Q:ジャイルトン・パライバのような非常に個のある選手がワイドストライカーにいると、より戦いの幅が広がるような感じでしょうか?

A:そうですね。もちろん彼に渡った瞬間に個的優位性も当然ありますし、その中で今度は4枚がスライドしていく中でさらなる数的優位性ができてくるので、非常にそこは自分にとっては嬉しいことでもあります。

以上です。

土屋

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