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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2019年04月07日

高円宮杯プレミアリーグ2019 EAST第1節 浦和ユース×清水ユース 試合後の清水ユース・平岡宏章監督、成岡輝瑠コメント

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浦和×清水.JPG

AGFフィールド(味の素スタジアム西競技場)で行われた
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 EAST 第1節の
浦和レッドダイヤモンズユース×清水エスパルスユースは
0-2で清水エスパルスユースが勝ちました。

☆高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 EAST 第1節
浦和レッドダイヤモンズユース 0-2 清水エスパルスユース
《得点者》
【清水ユース】
17'81'青島太一(3年・清水エスパルスJY)

以下、試合後のミックスゾーンにおける
清水ユース・平岡宏章監督、成岡輝瑠(2年・清水エスパルスJY)のコメントです。

(清水ユース・平岡宏章監督)
Q:開幕戦を振り返っていかがでしたか?

A:1つ開幕なので良く言う話かもしれないですけど、勝てたことが1つ良かったなと。ただ、内容は全くだったので、そこは次に繋げて。でも、こういう良くない試合も勝てるというのは、やっぱり力のある選手、チームなのかなというふうには思っています。

Q:具体的にはどこが良くなかったですか?

A:今日は"翼"が折れちゃっていたので、両翼が。そこをもう完璧に抑えられたというか、ウチが調子良くなかったので、アレはそのためのシステムなので、そこを抑えられちゃうと何もできないと。そこをうまくこれから修正していくのか、途中で残り20分は4バックにしましたけど、そういうふうにしていくのか、どうするのかはまたこれからですね。3バックは、1つは鈴木(瑞生・3年・清水エスパルスJY)と川本(梨誉・3年・清水エスパルスJY)、彼らの特徴を生かせるかなと思って。そして前の3人、青島健太(2年・清水エスパルスJY)と(青島)太一と山崎(稜介・3年・清水エスパルスJY)の3人でグイグイ行けるので、個の所を生かそうと思っているんですけど、いかんせんボールを奪った後に5バック気味になってしまっていて、ボールを拾えないで、セカンドボールを相手に拾われて攻撃というふうになっていたので、あの辺をうまく修正しながら3バックをやっていくのか、4-4-2にするのか、その辺はまだこれからと思います。後ろが重た過ぎちゃって、前に1トップでキープできるような選手がいれば話はまた別なんですけど、ウチにはそういう選手はいないので、どうするのかですね。

Q:(ノリエガ・)エリック(3年・アリアンサ・リマ)が3バックの一角をやっていましたが、そのあたりの理由はいかがですか?

A:1つは彼が後ろがやりたいと言うので、たぶん前での限界を感じたんじゃないですか、自分で。もともとアリアンサ・リマでアンカーをやっていたので、それをウチに来た時に、アンカーをしている割には守備ができなかったので、ボールキープとかそういうテクニックがあったのでフォワードで使いましたけど、やっていく内にだんだん守備ができるようになってきて、彼もボランチだったり後ろがやりたいと言うので、そこを試したと。そうしたら結構頑張ってやったので、4バックだとアイツも落ち着いてボールを捌けるかなと。3バックの時は持ち出しとかがうまくできないので、そのへんをどうするのかもまだまだできていないですね。ボールは蹴れるし、落ち着いていますし。ただ、今日は全体的にちょっと持っていき方が、サニックス、ドイツ遠征と来て、疲れが溜まっちゃっていたかなというのが1つ。準備の所で僕の失敗があるのかなと感じました。

Q:ボランチの2人にしても、青島太一にしても、個の進化という意味ではいかがでしょうか?

A:もうウチは両翼を生かすのと、太一とかを生かすと言うけど、そのためには(成岡)輝瑠と(五十嵐)海斗(3年・清水エスパルスJY)がアレだけ運動量があってできますし、それがあってのあのシステムだと思っているので、それは4バックになっても変わらないと思っています。去年が終わってから3か月、4か月、いろいろな遠征に行かせてもらって、進化してきているとは思います。でも、まだまだ、もっともっと進化しなくてはいけないです。

Q:とにかく周囲の期待値が凄く高い中での開幕戦だったと思いますが。

A:そうですよね。でも、今日見ての通りこんなもんです。正直こんなもんです。みんなが凄く期待しているけれども(笑)、こんなもんです。はい。そこは彼らも感じているので、凄くプレッシャーに感じているんですけど、こんなもんです。そんな差がないですし、他のチームは2つあるチームが1つになったりとかしてるけど、ウチは基本的にそのまま持ち上がりという形で、外部からは少ないので。でも、彼らがそれだけ成長しているかというのが試せる1つの所だと思うので。あとはやっぱり3冠を獲ったというのは経験として大きいので、こういう試合も去年のヤツらだったら簡単に負けているかもしれないですけど、そういう3冠を獲ったヤツらなので、最後の所で粘り強くやれているかもしれないし、ああいうちょっとしたチャンスを逃さないで決め切って勝ち切るというのも、アイツらは経験してきていることだと思うので、そういうのはやっぱり生きてきているのかなと思います。まだ始まったばかりなのでわからないですけどね。

Q:西島(隆斗・3年・清水エスパルスJY)がケガをして、センターバックのコンビはまったくやっていないヨシ(田中芳拓・2年・清水エスパルスJY)を入れたのは大胆な采配だと思いましたが。

A:まったくやっていないですけど、それこそチャレンジしていかないと、選手には「チャレンジ、チャレンジ」と言って、自分だけ守ってて、「コレ、最悪引き分けでもいい」なんて思っていたらダメなので、まだ18分の1だし、スタートだし、万が一負けたとしてもまだ次があるし、成長していかないといけないので。今は大事だけれども、これからの方がもっと大事なので、チャレンジして、それがうまくいったかなと。途中から出た小川雄一郎(2年・清水エスパルスJY)も、基本的には調子の良い選手を連れてきているので、それがうまくハマったかなとは思っています。サニックスで尚志さんに負けましたけど、いろいろな選手を使いながらできたことで、1つ選手層が厚くなってきたことは間違いないと思うので、そういう意味では良いシーズンオフにできたかなと思います。

Q:ヨシは期待通りの活躍でしたか?

A:アイツはサニックスもドイツ遠征も行っていないので(笑) でも、こっちに残った時に腐らずにゲームをやっていて、Bチームの加藤(慎一郎コーチ)から「非常に良いのでどうだ」という話を聞いて、4月3日に明治大学さんと試合をやらせてもらった時に、非常にリーダーシップを取ってやっていたので、メンバーに入れました。まあ、勝てばいろいろなことを言えるので(笑)、勝てて良かったと思います。

(清水ユース・成岡輝瑠)
Q:今日のゲームはどういう印象ですか?

A:最初は初戦という緊張感もあって、準備してきたことがなかなか出せなかったですけど、ハーフタイムに平岡さんから「オマエたちならやれる」という強い言葉をもらったので、そこからはたぶん1人1人が強い気持ちを持ってやれて、後半は良いゲームだったんじゃないかなと思います。

Q:成岡くんと五十嵐くんが攻守に関わっていたことが、今日のゲームのキーポイントだったように見えましたが、そのあたりの手応えはいかがですか?

A:自分の武器も攻守にハードワークしながら、チャンスを見て前に飛び出して行ったり、ピンチを感じて戻ったりというのが武器なので、それが良く出せていたかなと思います。自分は走っている方がだんだん楽になるというか、歩いちゃうとキツくなるというのがあって、前半とかはキツかったですけど、そこでアレだけ走っていたことで後半も動けたので、良かったです。

Q:自分の特徴はどういう所だと捉えていますか?

A:さっきも言ったんですけど、攻守のハードワークに加えて、ボールを持ってドリブルで運んだりとか、そういうプレーも小学校の時から教わってきていたので、ボールを持ってからのアイデアは自分の武器かなと思います。

Q:3-4-3を採用している中で、前の3人は個性がはっきりしていると思いますが、彼らの活かし方はどのように考えていますか?

A:左サイドにいる太一くんはどっちかと言うと落ちてきてボールを受けて運ぶタイプで、健太と稜介くんはどっちかと言うと動き回りながらスペースを見てというのが得意なので、そこを生かせるように、あまりスペースを潰さずにボランチ2枚が落ちながら、そこに入った時には前向きのサポートをしながら、3人の特徴を生かせるように意識してやっています。みんな頼りになります。

Q:両ウイングバックの活かし方に関してはどう考えていますか?

A:2人とも凄く推進力があって、そこからチャンスが生まれると思うんですけど、そこも外ばかり使っていると警戒されちゃうので、うまく中も使いながらというゲーム運びが今日はできなくて、中と外の判断をもっとできればいいなと思っています。

Q:今年は秋に大きな大会もあって、より大事な年になると思いますが、今年1年はどういう年にしたいですか?

A:自分の目標は大きく言うとトップ昇格というのがあって、その中で今年はU-17のワールドカップがあって、そこに選ばれれば凄く大きな経験にもなりますし、自分も成長できると思いますし、まずはそこを目標にして、そこまでの1日1日を大切にしながら、もっともっと成長していけるようにしていきたいと思います。

Q:成岡くんは去年の28番の印象が凄くあるんですけど、今年の12番に関してはいかがですか?

A:最初は23番とかにしようと思ったんですけど、なんか、いろいろ選手と重なっちゃって、そこは譲って余った所になりました(笑)

Q:トップチームだとサポーターの番号だと思うんですけど(笑)

A:だから誰も取らなくて、ずっと空いてたんですよね(笑)

以上です。

土屋

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