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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
本日、12月30日に開幕を迎える
第97回全国高校サッカー選手権大会の公開組み合わせ抽選会が
東京・汐留の日本テレビタワーにて行われました。
以下、2つの高校に関するコメント集をお届けします。
【東京A代表・国士舘高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は鳥取県代表の米子北高校です。
(上野晃慈監督)
Q:この抽選会という舞台の印象はいかがですか?
A:初めてなのでまったくわからなかったですけど、やっぱりすごく良い大会というか、本当に高校生の一番メインの大会だなというのは感じます。
Q:先に抽選を終えていて、開幕戦の可能性もある中で駒澤さんの抽選を待っていましたね。
A:初めて全国に出た時も、開幕戦で東福岡と国立でやっているので、駒沢で開幕戦がもしできたら、それはそれで平成最後ということもあって「開幕戦だったらいいな」とはちょっと思いましたけど、本当にウチは苦しんできたことを乗り越えて代表を獲れたので、ここからはみんな思い切ってのびのびと、1試合1試合勝つということが目標ですし、相手がどこでもどんな環境でも変わらないと思います。
Q:対戦相手に決まった米子北の印象はありますか?
A:やっぱり経験とか場数という意味で、向こうはプレミアでウチはTリーグの1部なので、そういうリーグ戦の部分とか、鳥取では敵なしということも含めて、ウチは15年ぶりなので物おじしないようにしたいですし、プレミアの厳しい戦いを経験しているチームが相手なので、そういう部分では本当にチャレンジャーの気持ちで臨みたいと思っています。
Q:実際に全国出場を勝ち獲って、何か変わった部分はありますか?
A:やっぱり周りの反応というか、本当に皆さんに喜んでいただいきました。でも、逆に意外と冷静に1つ1つしっかりやっていかなきゃなという感じはありますし、リーグ戦もまだ残っていて、今日の朝のミーティングも「選手権は良かった。でも、今週の土曜日に帝京、次は久我山。そこに切り替えてやっていこう」という感じで、意外と子供たちもキャプテンの長谷川も含めて、凄く冷静にいろいろなことを捉えているなと。そういう意味では特に僕自身も凄く昂っていることはないかなと思います。今日の監督会議も、普段遠征とか大会で、この2,3年はここに出てくるチームに胸を貸していただける機会もあって、そういう部分で今まではテレビでしか見たことのなかった先生たちが「おお、若いのが来た」ということでいろいろな話をして下さったりとか、星稜の河崎先生や流経の本田先生にもお世話になっていますし、そういう部分で思ったより緊張しなかったかなと思います(笑)
Q:改めて全国大会はどういう大会にしたいですか?
A:やっぱり15年間空いてしまったので、実際自分たちがどのレベルにいるのかということをちゃんと測れる良い機会だと思うんですね。東京だけではなくて、全国という舞台で、自分たちの立ち位置がしっかり見られるような、そういう大会になったらいいかなと。もちろん出るからには一番を獲りたいですけど、あまり欲をかかずに1試合1試合戦って、これが次に繋がる大会にしたいと思っています。
(長谷川翔キャプテン)
Q:このステージに立った感想はどうですか?
A:いやあ、もうメチャメチャ緊張しました(笑)
Q:実際に抽選のクジを引いた時はどうでしたか?
A:どこが来ても良いという感じでした。自分は結構開幕戦をやりたかったんですけど、大勢の観客の前でプレーを見せたかったので、ちょっと残念ですね。
Q:チームメイトからいろいろ言われて来たんじゃないですか?
A:ああ、チームメイトは「絶対開幕戦にするな」と言っていて。それより「入場行進したい」って言ってました。
Q:対戦相手は米子北ですが、印象はありますか?
A:いやあ、あまり身近なチームじゃないのでわからないですけど、研究して1回戦に臨みたいと思います。
Q:実際にこういう所に来ると「全国に出たんだな」と感じますか?
A:そうですね。これだけ大勢の人がいて、テレビがあって、日本代表に選ばれている選手もいて、その実感は凄く湧きました。思ったより全然人が多くて、ずっと心臓がバクバクでした(笑)
Q:ここを経験すると全国への気持ちがより引き締まるんじゃないですか?
A:そうですね。いろいろなキャプテンがいる中で、みんなからの言葉もあって気持ちも高まりましたし、1勝はしたいなと思っています。
Q:ちょっと話すのにも慣れてきたんじゃないですか?(笑)
A:ああ、そうですね(笑) ちょっと決勝のインタビューとか本当にヒドくて(笑)、「一戦一戦」を「1勝1勝」って言っちゃって、本当にヤバかったですけど、ちょっと慣れました。
Q:全国の勝利インタビューで決めてください。
A:はい!そこは緊張なしでやりたいと思います(笑)
Q:改めて全国大会はどういう大会にしたいですか?
A:国士舘高校は3回全国に出ているんですけど、まだ1勝もしていないので、まず1勝して、国士舘の歴史を塗り替えて、仲間と全国の舞台を楽しみたいと思います。
【東京B代表・駒澤大学高校】
初戦は12月30日の開幕戦。
相手は沖縄県代表の那覇西高校です。
(大野祥司監督)
Q:改めてこの舞台に戻ってきた感想はいかがですか?
A:この雰囲気はいいですよね。監督さん方の顔ぶれを見ても雰囲気がありますし、こういう場は楽しいですね。
Q:ここに来ると「全国に来たんだな」という気持ちになりますか?
A:そうですね。インターハイとはまた全然違いますからね。もう100回近いということで、重みを感じますよね。僕、川畑アナウンサーの話で初めて知ったんですけど、今回が平成最後じゃないですか。それを聞いていて「ああ、武南で始まって、指導者として開幕戦を戦えるんだ」という幸せって何なんだろうって(笑)
※大野監督は平成元年度の高校選手権で武南高校のエースとして全国準優勝を経験。
Q:あそこから大野先生の話に繋がるのかと思っていました(笑)
A:いえいえ。でも、私も「そうなんだ」みたいな(笑) あの時は準優勝だったので、そんなうまくは行かないと思いますけど、あの悔しさを指導者として晴らせればなんて思いますけどね。でも、謙虚に1試合1試合戦いたいと思います。
Q:開幕戦を戦うことに関してはいかがですか?
A:この間の東京の決勝でも1万2千人くらい入っていたみたいなんですけど、その倍以上の観客がいる中でやらせてもらえるというのは、やっぱり嬉しいというか、ありがたいですね。逆に変な試合はできないと思うんですけど。那覇西さんも2年前まではよく試合をやっていて、凄く良いチームなので、沖縄独特の身体能力もあるでしょうし。まあウチにも沖縄出身の池間くん(池間敦也。宮古島平良中学出身)がいるので、ちょっと池間から情報をもらおうかと思っています(笑)
Q:3年前も駒沢で開幕戦を戦っていると思いますが、スタッフとしてはその経験を生かせるのではないでしょうか?
A:そうですね。国立でもやらせてもらっていますし、12月30日でちょっと他と違うリズムだと思うんですけど、経験値はあるので、それは生かしていきたいと思いますね。
Q:今年のチームは予選であれだけの成長を遂げているので、全国の舞台でもさらに成長する可能性もあるのではないでしょうか?
A:この間も決勝戦をそういう形で終わりたかったんですけど、いろいろありまして... 5歩ぐらい進んで、3歩ぐらい戻る感じで。でも、1試合1試合成長していけないと、今年は勝っていけないかなとは思いますね。
Q:全国大会は楽しみですよね?
A:そうですね。楽しみたいと思います。
(齋藤我空キャプテン)
Q:この会場の雰囲気はどうでした?
A:いやあ、今まで味わったことのない感じで、東京予選も抽選に行ったんですけど、それよりももっと雰囲気があるというか、1人1人の選手からもオーラを感じましたし、「全国に出たんだな」という実感が今になって湧いてきました。
Q:思ったより人が多かったでしょ?
A:はい。もうちょっと大丈夫かなと思っていたんですけど、結構緊張しました(笑)
Q:どういうことを考えながらくじを引きましたか?
A:チームのことを考えれば、シードを引いた方が良かったと思うんですけど、開幕戦をやれるということで、あんな大勢のお客さんに見てもらうことはめったにない機会ですし、それも含めて楽しんでやりたいと思います。
Q:開幕戦が決まった時はどうでしたか?
A:正直「シードを取りたかったな」って思っちゃったんですけど(笑)、それでも開幕戦でやってみたい気持ちも少なからずあったので、それもプラスに変えてやっていきたいと思います。
Q:3年前に駒澤が開幕戦を戦った時の試合は見ていましたか?
A:はい。スタンドで見ていました。中3の時は「本当にうらやましいな」という感じで見ていましたね。大勢のお客さんが見ている中で、本当にふがいないプレーはできないですし、東京都B代表として覚悟と自覚をもって戦っていきたいと思います。
Q:改めて全国大会はどういう大会にしたいですか?
A:今年は本当に地力がなくて、今までも結果は出てこなかったんですけど、最後にやっと掴んだチャンスなので、全員でまとまって、自分たちの持ち味である堅守やセットプレーを見せていきたいと思います。
以上です。
土屋
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