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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2018年03月18日

J3第2節 北九州×琉球 試合後の北九州・高橋拓也、琉球・富樫佑太、播戸竜二コメント

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2018 明治安田生命J3リーグ第2節の
ギラヴァンツ北九州×FC琉球は
1-2で琉球が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
北九州・高橋拓也、琉球・富樫佑太、播戸竜二のコメントです。


(北九州・高橋拓也)
Q:開幕戦でもちろん気合いも入っていたゲームだと思いますが、どういう印象の90分間でしたか?


A:前半の戦い方の所で、相手のプレッシングだったりに受けに回って、長いボールが増えちゃったので、そうするとウチの1トップが孤立してしまって、もうちょっとシステムを変えるなり、うまくパスコースのルートを創って、後ろからビルドアップしていった方が良かったかなと思っています。


Q:特に先制されるまでは全然ペースが来なかったですね。


A:やっぱりボールを奪っても、すぐに囲まれて取られてしまって、というのが多かったですし、長いボールを蹴ったセカンドボールも、ウチのアンカー1人で大勢の選手を見るような感じだったので、ちょっとラインも上げられないまま、そういう悪い時間が長過ぎたかなと。やっぱり変えていかなきゃいけなかったかなというのはあります。


Q:同点に追い付いてからは押し戻すことはできたんじゃないですか?


A:前半は悪いなりに1-1で折り返したことは、僕はポジティブなことだと思ったんですけど、後半はある程度自分たちが押し込んだ中でゲームの進む時間が長かったので、やっぱり何回かチャンスは創れていましたし、そういう所で決め切らないと、最後もほとんとピンチはなかったのに、あのクロス1本でやられてしまったので、「もったいないゲームだったな」というのはありますね。


Q:サイドからボールは入る中で、シュートを打ち切る1個前までは行けていた印象もありますが。


A:そうですね。やっぱりサイドを深い位置までえぐった時のアイデアだったり、中とのコンビネーションというのが、練習でやってはいるんですけど、リーグ戦なので試合の中でも修正して、次のゲームにまた良い形でこの反省が生かされればいいかなとは思いますね。


Q:個人として、開幕スタメンということに関してはいかがですか?


A:開幕戦が凄く遅かったので、もどかしい気持ちはあったんですけど、個人的には「そんなに悪くはない開幕戦だったな」とは思っていますし、監督も変わって新しいサッカーに取り組んでいる中で、もちろん良いスタートを切りたかったですけど、こういうスタートになってもブレずに、北九州のサッカーというものを創り上げていかないとと思っています。個人的には「やっと始まったな」とういう感じですね。


Q:今更ですけど、スタジアムはメチャクチャいいですね。


A:スタジアム、メッチャいいです。いや、メチャクチャいいです。芝生も良いですし、雰囲気も最高ですし、やっぱりここから北九州を盛り上げるという場所になる可能性があるので、結果を出して、J2、J1に上がっていくと。そうすればもっともっと盛り上がってくると思うので、最高のスタジアムです。


(琉球・富樫佑太)
Q:ゲームの入りは相当良かったですね。


A:そうですね。最近はちょっともう守備をとにかく徹底してという感じで、守備と裏に抜けることを今は監督にも結構言われているので、攻撃の部分では結構ボールロストが多い中で、そこを何とかという部分はあります。体自体は動いているんですけど、直接得点に繋がるプレーがあんまりという感じなので、そこはもうちょっとという感じですね。


Q:後ろからきっちり繋いでいくスタイルは今シーズンも変わらないですね。


A:やっぱり監督も簡単にクリアせずに、ボールを動かしてと言いますし、ポゼッションサッカーをやりたいという訳ではなくて、単純に得点に繋がる確率を高めようという形なので、自分的にはやっている中で、やっぱり他のチームは蹴ったり、ロングボールが多い中で、「やりやすいな」というのは感想としてありますね。


Q:何回かアグレッシブにゴールに迫るシーンもあって、ふかした1本は惜しかったですね。


A:あそこももう1個運べたので、ああいう所なんですよね。やっぱりあそこでちょっと慌てて打っちゃうのか、もう1個運んで切り込んだら、もっと角度も取れたので、ああいう所をもっと突き詰めたいですね。アレはもう切り返して打つって決めていたので、もう1個持ち出せば良かったかなと思います。


Q:決勝ゴールは大ベテランのファインゴールでしたね(笑)


A:もう、あんなの、ちょっと。あの人しか反応してなかったので(笑)、ちょっとアレはビックリしましたね。プレー以外でもあの人はいろいろなことを言ってくれて、凄くプラスな面が多いので、今チームが凄く上向きな状態で、それは凄くポジティブなことかなと思います。


Q:どういう話をされるんですか?


A:「ゴールに対して、対角線のゴールネットへ流せばだいたい入る」だとか、それは「もう止められちゃったら、キーパーが上手かったというふうに割り切らないと」と言っていたので、そういう話だったりとか、他にも感情の面だったり、凄くタメになります。


Q:キャラクター的にもいいですよね。


A:メチャメチャ面白いです。メチャメチャ明るくて(笑) メッチャ良い人です。やっぱりいろいろ経験している人なので、いろんなアドバイスをチームが受け入れてというか、聞きに行ってという形が多いですね。


Q:今シーズンはどういう所に目標を置いていますか?


A:まずはチームがJ2昇格ということを掲げているので、とりあえずチームとしての目標は必ずJ2昇格ということですね。個人的には去年2点しか取れていないので、そこはちょっと前の選手として問題ですし、10得点、二桁というのは目標として立てて、チームが勝っていく中でもっと得点を増やせればいいかなと思っています。


(琉球・播戸竜二)
Q:ピッチに入る時はどういうメンタルで入っていきましたか?


A:いやいや、もう、この間ホームで15分くらい出ていて、もう試合の感覚的にはあったから、30分で俺的にはちょっと長かったけど(笑)、しっかりと1-1の状況で「1点決めればいいな」と思っていたので、良いセンタリングが来て、しっかりと決めれて。リーグ戦では久しぶりのゴールやったし、去年はもうカップ戦でしか取ってへんし、その前の年もリーグ戦では取ってないから、2015年以来?福岡で前半でハットトリックして、そのまま消えて以来じゃない?(笑) この間、ジャンボ(大久保哲哉)が群馬で点取っていて、J3最年長ゴールみたいな感じやったから、「アレ、これオレが決めたら(最年長)になるんちゃう?」と思って。どうなんかな?なるかな?


Q:なると思いますよ。


A:じゃあ最年長記録や(笑)


Q:そんなに簡単なヘディングじゃなかったように見えました。


A:右の西岡大志にも「俺が動いたら、まずセンタリングを上げてくれ」というふうに言っているので、あとはどういうボールが来て、それにどう合わせるかはもうこっち次第やから、ちょっと速くて、ちょっとマイナス気味のボールやったけど、あれならどういうふうにして打って決めればいいか、というのは自分の中でわかっているから。じゃあ、どの角度で、どの体勢で、どこに当てて、どこに流し込むというのは、もうだいたい体が覚えてるから、もう最近シュート練習もしてないけど、今までずっとやってきたし、幸運なことに体が動いているから、今はコンディションの問題だけで。いかに良いコンディションで試合に臨めるか。15分なら15分、30分なら30分、しっかりとやれるかという、そこが一番大事やから。でも、やっぱり久しぶりのゴールで、勝ち越しのゴールやったから嬉しかったし、みんな喜んでくれたから、なんか嬉しかったね。


Q:早速沖縄的なパフォーマンスも披露していましたね。


A:そうそうそう(笑) 沖縄のテレビに出て「やる」って言ってたから、ホームでこの間やりかったけど、まあまたホームで点決めてやりたいなと思うし、ああいうふうにやって。やっぱり今年の目標はJ3優勝やから、それでちょっとずつみんなで一体感を出して、やっていけたらなと思いますね。


Q:ヒーローインタビューがあったから、サポーターへの挨拶も1人で目立っていましたね。


A:やっぱりああいうふうにインタビューをやってもらえるのも嬉しいし、今日はJ1も試合ないし、J1の選手も見てるかもしれへんしね。特に同い年のヤツらが、今日も本山(雅志)がやってたりとか、(小笠原)満男とかヤット(遠藤保仁)が頑張ってたりとか、ああいうのが凄く刺激になるし、やっぱり俺もみんなにまた刺激を与えないといけないなと思っていたから、そういう所でゴールを取って、これで終わりじゃないし、ここからまたしっかりと、ちょっとずつ積み上げてできたらなと思いますね。


Q:本山選手とは今日はちょうど交替のタイミングも入れ替わりでしたね。


A:ねえ。モトも別に最初から出んでもいいのにな(笑) でも、嬉しかったよ。前半もモトが出ていて、それを見て「やっぱモトっぽいな」と思うこともあれば、「ああ、ちょっと衰えたな」と思うこともあれば、それはもうみんなやから。でも、その中でもああやって元気にやって、試合前も「おい、モト無理すんなよ!」という話をしたら、「いや、無理していこうよ!あともう長くないからさ」とかって言ってたから(笑)、ああいうのも「なんか凄くいいな」って思って。まあ長くないのは確かやけど、こうやってその中でもやれることというのはあるから、それをやっぱり見せて行かなあかんし、下に繋いでいかなあかんと思うし、そういう仕事もあるかなと思いますね。


Q:当然出場機会とゴールを求めて琉球に来た中で、このタイミングで初ゴールを決められて、良いスタートが切れたんじゃないですか?


A:俺的には今までキャリアでも、だいたい"3の1"で取ってきたから、"3の1"か、まあ"4の1"弱くらいの感じやから、3試合出たら1点取るくらいのイメージで自分の中ではいるから。ただ、時間は少ないから、その中でどういうふうにやっていくかというのは、自分の中で組み立てていかなあかんけど、30分くらいもらえて、「ちゃんとこうやって試合に出たら点が取れるな」というのは自分の中にはあるし、あとはもうコンディションだけ。そこだけ。明日も体メッチャしんどいやろうし(笑)、次の連戦にどれだけ体が戻るかわからへんから。まあ、それもやりながら楽しめたらなと思います。


以上です。


土屋

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