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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2018 明治安田生命J3リーグ第1節の
Y.S.C.C.横浜×SC相模原は
2-2のドローとなりました。
以下、試合後の記者会見における
YS横浜・樋口靖洋監督のコメントです。
(YS横浜・樋口靖洋監督)
うん、あの、まずは一言、「もったいなかったな...」という想いです。最後のワンプレーでね、勝ち切ることができなかった。つまり、ゲームをしっかりと終わらせなきゃいけない、そういうゲーム展開にまで持ち込んで、その最後のワンプレーでやられているという部分では、非常にもったいないゲームをしちゃったなという想いがあります。ただ、選手たちには先ほど話をしてきたんですけども、「これから残り31試合、当然今日のようなシチュエーションがある」と。それを「次は同じ過ちを繰り返さないためにも、今日のゲームを1つ経験値にしよう」と。我々はやっぱり積み重ねという部分をね、やっていかないといけないチームで、完成はまだまだ程遠いんですけども、今日の終わらせ方という部分でも1つ、「チームとしての経験値として積み重ねしなきゃいけない」という話をしてきました。
まずこれが1つ。それと90分のゲーム全般を通して言えば、どちらが主導権を持つかという所も、まああっちに行ったりこっちに行ったりはしているんですけども、私自身は向こうがそれほどうまく崩すという形を創らせることがなかった。割と2トップのちょっと大きな選手にボールを入れて、そのセカンドという所を狙ってくるという部分に関して言えば、今日は対策していた部分、それから選手たちの意識、そのへんの部分で決してこう「簡単にやられるな」という感じはなかったですね。唯一怖かったのはセットプレーと。そのセットプレーも非常に集中力を持って跳ね返していて、実際に1回、前半の最後かな、「一発やられたな」と思ったのは。アレ以外は基本的には良い対応をしていたと思います。そういう意味でも、相手のやりたいことに対しては非常に対応、対処できていたと。それから、自分たちがボールを握るということに関しても、決して恐れることなくボールを動かそうとしている部分もあったし、実際に点数を取った形、1点目かな。アレなんかは非常に良いサイドチェンジからの崩しという部分も含めて、後は前半3,4回相手のペナルティエリアの深い位置まで入るということも、チームとして狙いとしてやっている部分も表現できたかなと思います。
そういう意味では、開幕戦である部分チームとしての狙いが、攻守において表現できたという手応えを感じたという意味で、良いスタートを切ったと思います。ただ、それだけに最初に言った"終わらせ方"を、やっぱりきっちりやれていれば、「今日のゲームは90点ぐらいあげられるゲームだったかな」と、思います。今シーズンの1つ大きな目標が、ホームで勝ち越すということで、それができればもう1つの目標の一桁順位というのも近付くという意味で、次もまたホームになりますので、金曜日で非常に忙しい所を今日は1000人を超えるお客さんに来てもらったので、来週もまた是非足を運んでもらって、今度こそみんなで喜びを分かち合えるように、また1週間準備をしたいと思います。以上です。
Q:先ほど「対策していた部分」とおっしゃっていましたが、対策していた部分というのは具体的にどういった部分でしょうか?
A:まあ、ウチが非常に良い形でプレッシャーを掛ければ、おそらくトップに浮いたボールを入れてくると。そのボールは「浮いたボールを蹴るな」と言われても蹴るので、しょうがないと。「その入った所が逆に取り所になるぞ」という部分で、センターバックが今日は非常によく競っていましたね。まあ上背で言えば完全に向こうの方が大きい中で、非常に強く競って、そのセカンドボールをチーム全体でどう拾うかという部分に関して、相手にやらせることが少なかったなという意味で、1つそこは対策ですね。
Q:1点目の形についてお聞きしたいのですが、良いサイドチェンジから逆サイドのサイドバックでフィニッシュという形で、前半にも逆サイドからの形で決定機があったと思うんですけど、あれはある程度狙いを持ってトライされているのでしょうか?
A:まあチームとしてボールを動かそうという中で、やっぱりタイミング良く幅をサイドバックが使うというのが、ウチの1つのコンセプトという部分では、左サイドで創っている時に右サイドバックがあそこまで行けるというのは、狙いとしている部分でもあるという意味では、良い形になったと思います。
Q:三沢(直人)選手をはじめ、今日が初出場の選手もいましたが、印象と今後に期待する所を教えてください。
A:そうですね。今日の先発メンバーは昨年までいた選手が、基本的にはほぼで10人。三沢が1人新加入で入ったと。彼はこのプレシーズンの間、約2ヶ月の間、練習試合を通して非常にチームに落ち着きをもたらすというんですかね。1つ良いクッションになると。アタックゾーンに入る前の所で、彼のキープ力であるとか、彼がボールを受ける場所がいいとか、非常に良い役割を果たしていたので、思い切って使いましたが、非常にその能力を発揮してくれたと思います。改めて「今後楽しみだな」という想いを持っていますし、まあ後半出場した進(昂平)、それから河野(諒祐)、まあちょっと時間が短かったんですけどね。もう少し全体でチームが落ち着いている状況だったら、彼らも能力を発揮できたと思うんですけど、少しね、「さあ、守り切ろう」という状態になった中で、うーん、「バタバタしちゃったかな」という印象はありますけど、ただ、彼らは非常に良い準備をしてくれて、ここまでやってきているので、今後もしっかりと彼らの活躍の場があるという印象も持っています。
以上です。
土屋
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