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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
駒沢陸上競技場で行われた
第96回高等学校サッカー選手権大会開幕戦の
関東第一高校×佐賀東高校は
0-2で佐賀東高校が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
関東第一・長谷部竣、嶋林昂生、村井柊斗、重田快、篠原友哉、小野凌弥のコメントです。
(関東第一・長谷部竣)
Q:個人としてのパフォーマンスはかなり良かったと思いますが?
A:自分の持ち味は出せたかもしれないですけど、負けたことが本当に悔しいです。
Q:後半には惜しいシュートもありましたね。
A:シュートは良かったかもしれないですけど、ああいう所で決められなかったので、ちゃんと決められるシュートを打ちたかったです。
Q:インターハイ以降はなかなかメンバーにも入れない時期が長かったと思いますが、それだけに今日のゲームは気持ちも入っていたんじゃないですか?
A:そうですね。「絶対やってやろう」という気持ちもありましたし、今日はメンバー外になった選手のためにも頑張らなくてはいけないと思っていました。
Q:カンイチでの3年間は楽しかったですか?
A:そうですね。楽しかったですし、一生の財産です。
(関東第一・嶋林昂生)
Q:今日のゲームはどうでしたか?
A:ゲーム自体は自分たちの思うようにうまく行くこととうまく行かないことがあったんですけど、最後に勝ち切れなかったというのはみんなに申し訳ないです。もっとみんなできたと思いますし、もっと実力はあったと思うので、もっと勝ちたかったです。
Q:何が一番うまく行かなかったですか?
A:何がということもないんですけど、やっぱり環境に飲まれてしまったことですかね。実際にボールが収まらなかったり、自分が何をすべきかというのが、あまりうまく理解しきれていなかったのかなと思います。
Q:選手権という舞台はどうでした?
A:小学校からずっと本当に夢だった舞台なので、そこでの緊張感は別格でした。
Q:カンイチでの3年間はどうでしたか?
1,2年の時はまったく試合に出れずに、3年生になってやっと出られるようになったので、3年間頑張ってきて良かったなと、今改めて思っています。3年間楽しかったです。
(関東第一・村井柊斗)
Q:今日のゲームはどうでしたか?
A:本当に不甲斐ないというか、今までこの3年間やってきたものは何だったのかなって。チームとしても、個人としても、何もできなかったというのが本当に悔しかったです。相手の守備のコンセプトとしては、たぶん自分の所やサイドに出た時に、3枚で来ているのは結構感じていて、そこでもっと簡単にやって、中で仕事ができれば良かったかなと思っていますけど、監督やスタッフにはここまでいろいろなことでお世話になって、迷惑を掛けたので、最後がこんな形で終わってしまって、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
Q:選手権という舞台に立ってみて、率直にどうでしたか?
A:いや、もうピッチに入った時は楽しかったですし、何よりみんなとこの舞台でサッカーがやれて、本当に楽しかったという気持ちはありますけど、やっぱり自分のプレーが出せなかったというのは、本当に悔しいなと思います。
Q:カンイチでの3年間はどうでしたか?
A:そうですねえ。本当に日頃からいろいろなことを言われ続けて(笑)、個性の強い仲間たちと一緒にやってこれたというのは自分の財産になると思いますし、大学でサッカーを続けるかどうかはわからないですけど、こういう舞台でやらせてもらったことを糧にしたいですし、来年や再来年も後輩たちはこの舞台に立ってもらえると思っているので、頑張って欲しいです。
(関東第一・重田快)
Q:ケガの具合は大丈夫ですか?
A:ちょっと記憶があまりない状態ですけど、悔しさは自分の中にあるので、この経験をこれからのサッカー人生に繋げていかないといけないと思っています。
Q:ケガするまでのパフォーマンスは良かったんじゃないですか?
A:最近は徐々にコンディションが上がってきていて、突破の部分は自信が持ててきたので、そこでチームに貢献したかったんですけど、ああいった形でピッチを離れてしまったのは凄く悔しい気持ちでいっぱいです。
Q:最後までピッチに立っていたかったですね。
A:そこが一番悔やまれる部分で、自分が出ている時にも失点してしまったことは徐々に思い出してきたので、そういった所とかももっと突き詰めていかないといけない部分でしたし、それは思っています。
Q:選手権という舞台はどうでしたか?
A:やっぱり素晴らしい舞台というか、観客の応援とか、すべての環境が整っている状態でプレーできたというのは、凄く自分にとっても今後のプラスになると思うので、この経験を生かしていきたいと思っています。
Q:カンイチでの3年間はどうでしたか?
A:苦しいことも多かったですけど、全国大会に使ってもらえたりしましたし、苦しい想いをした分だけ、自分にもプラスとして返ってきた部分もあったので、凄くカンイチに入って良かったなと思っています。
(関東第一・篠原友哉)
Q:今日のゲームはどうでしたか?
A:何もできずに終わったというのが今の心境です。周りとうまく関われずに孤立していたというのは、自分でプレーしていて思いました。
Q:ボールもなかなか入らなかったですね。
A:自分の前でボールは持てたんですけど、自分に入る前に取られたりとか、自分の立ち位置が悪かったというのもあって、ボールを全然触れずに終わってしまった感じです。
Q:80分が早く感じましたか?
A:点を取られてからは凄く早く感じました。
Q:かなり悔しさの残るゲームという感じでしょうか?
A:自分がやらなきゃいけないことがまったくできずに負けてしまったのが、申し訳ないと言ったらおかしいですけど、もっとやれたというのは自分の中で思っています。
Q:タイムアップの瞬間はどうでしたか?
A:真っ白になってあまり覚えていないです。
Q:今年は10番を託された中で、ケガもありましたし、終わってみると難しい1年だった感覚はありましたか?
A:うーん... そうですね。チームに迷惑を掛けたので、そのチームに何も恩返しができないまま終わってしまったのが一番後悔していることです。ケガでプレーできなかった時期も大変でしたし、その後にチームに合流した頃もキツかったなと思います。
Q:去年、今年と2回経験した選手権の舞台はどうでしたか?
A:やっぱり最高の舞台だなと思いました。ただ、去年も悔しい負け方をしましたし、今回も何もできずに終わってしまったので悔しいです。
Q:この悔しさをこれからのサッカー人生に繋げないといけないですね。
A:はい。もっと上手くならないと大学ではやっていけないですし、このままじゃダメなので、もっと強くなりたいと思います。
Q:カンイチでの3年間はどうでしたか?
A:「このチームに来て良かったな」というのは一番に思います。自分に対して真摯に向き合ってくれる監督だったり、コーチ陣の方々のおかげで自分は3年間で凄く成長できたと思うので、そこは感謝したいなと思います。
Q:楽しかったですか?
A:はい(笑) ここに来なかったらこの楽しさはなかったと思うので、本当に「カンイチに来て良かったな」と思います。
(関東第一・小野凌弥)
Q:試合が終わった瞬間はチームで一番悔しがっていたように見えましたが、どんなことを思っていたんですか?
A:もう正直もっと上を目指していたんですよ。勝つ気満々だったんですけど、「今日で自分が関東第一でサッカーするのも終わりなんだ」とふと考えてしまって、本当にまさかの結果だったので、力が抜けて、涙もどこから出てくるのかわからないぐらい出てきて、本当に素直に悔しかったです。
Q:終盤のロングスローに勝利への強い執念を感じました。
A:本当にとにかく点が欲しくて、自分は後ろにいたので点を取るチャンスもなく、「取るならセットプレーしかない」と思っていましたし、自分はもともと去年からちょっとだけ武器としてロングスローも投げていたので、「誰か本当に決めてくれ」という感じで投げていたんですけど、なかなか入らなくて悔しかったですね。
Q:何が一番うまく行かなかったと思いますか?
A:やっぱり先制点が取れなかったことが大きくて、前半も何回かチャンスがあって、アレを取れなかったのは本当に悔しかったんですけど、後半が始まって失点して、重田もいなくなってという予想しないような苦しい展開になって、あのまま0-1だったら「もしかしたら1点取ればあるかな」と思っていたんですけど、2点目を決められた瞬間にチームが崩れたのはハッキリしています。
Q:今年は1,2年生が台頭してきた中で、今日は3年生がピッチに多く立っていましたけど、今年の1年間は3年生にとっても結構大変でしたよね?
A:そうですね。Tリーグの開幕戦は3年が4人とかしか出ていなくて、この選手権直前までもそのくらいで、下の学年の力を借りていた所が大きかったと思うんですけど、最後にこうやって3年が出て、久しぶりに出た長谷部も全然やれていましたし、最後に3年がこうやって多く出たことは良かったと思いますし、監督も自分たちが最後なので「何かやってくれるだろう」と思って出してくれたと思うので、3年が多かっただけにどうしても結果が欲しかったんですけど、負けてしまったことは後輩に申し訳ないです。
Q:個人としてはこの会場で行われた去年の開幕戦でAチームデビューを飾って、今年はここで高校サッカーが終わった訳ですけど、そういう意味でもこの駒沢は特別なスタジアムですか?
A:一生忘れることはないというか、嫌なイメージでもありませんし、このスタジアムはサッカー人生の中では一番の思い出が詰まっているスタジアムだと思います。このステージに立てたというのは、これから生きていく中で自分の一生の財産になると思いますし、今日という日は本当に宝物になったと思います
Q:カンイチでの3年間はどうでしたか?
A:正直、1年の頃はトップにいたんですけど、なかなか試合に絡めていませんし、2年もケガとかがあって、「このまま終わるのかな」と思っていたんですけど、本当にこのスタジアムで去年開幕戦に出て、そこからですね。自分のサッカーに対する取り組みが変わったり、サッカーの楽しさが改めて感じられたので、篠原よりは本当のサッカーの楽しさに気付くのが遅かったんですけど、この1年というのは自分もずっと試合に出させてもらいましたし、なおかつキャプテンという立場で、率直に凄く充実した1年間だったと思います。
Q:"超個性派集団"だからキャプテンも大変でしたよね?
A:本当に個性が強くて、3年もそうですけど、1,2年も結構個性が強いので、なかなか最初は言うことも聞いてくれなかったんですけど(笑)、今となっては凄く楽しかったですね。
以上です。
土屋
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