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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2017年06月03日

J2第17節 水戸×大分 試合後の水戸・西ヶ谷隆之監督会見コメント

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ケーズデンキスタジアム水戸で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第17節の
水戸ホーリーホック×大分トリニータは
2-0で水戸が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
水戸・西ヶ谷隆之監督のコメントです。


(水戸・西ヶ谷隆之監督)
全体的にはやっぱり苦しいゲームだったと思います。後半の所の大分さんのチャンスを決められていれば、どっちに転んだゲームになったかというのは結果も含めて違ったでしょうし、その中でとにかく粘り強く戦ってくれたということと、ちょっと今日はサッカーのスタイル自体が暑さの中で、相手があれだけ僕らに持たせてくれたという所で、お互いに我慢比べの中で、どちらかと言うと今日は守備の我慢比べというか、攻撃でボールを動かしながらの我慢比べみたいな形になったので、その中で1つ結果を出したということは素晴らしかったですし、最終的に点を取っているのはやっぱりああいう形で奪ったという所、ショートカウンターも含めてだったので、そこの所はやっぱり継続してウチらしくやっていきたいですし、チームの中で変化は付けられてきていますけど、やっぱりこのチームとして変わらないもののスタイルはあるので、そこをブラさずにしっかりやっていきたいというふうに思います。以上です。


Q:「ボールを持たせてくれた」というお話がありましたが、ボールを持つことはある程度プランの通りだったのでしょうか?


A:もう少し相手が消しに来るかなと思いましたけど、帰陣が早かったし、ある程度自分たちのハーフウェーラインを越えるまでは少し余裕を持ってボールを持てたので、そういう所でセンターバックとボランチの所のボールの動かし方と、あとは相手のサイドの空いているスペースの所にどうやってボールを運んで行きながらという所だったと思うので、もう少しチームとしても「来るんじゃないか」という予想の中で、比較的ボールをちょっと持てたという所ですよね。その中で相手が時にスイッチを入れてきた時に奪われてしまうと、ピンチもありましたし、そこの所でゲーム運びという部分で体力が残っていた部分もあると思いますけど、ちょっと選手も多分思っていたイメージよりはちょっと違ったんじゃないかなというふうには思っています。


Q:その中で選手たちが繋ぐ判断をしたということでしょうか?


A:という部分はもちろんあると思います。ハイ。慌てずに。


Q:後半、内田(航平)選手に替えて白井(永地)選手が入りましたが、その意図を教えていただけますか?


A:見ての通り、肝心な所でミスが出てきたし、やっぱり彼のパワーの使い所という所が守備だったりとか、チームのスピードを上げてくれる所のはずなのに、自分でボールをこねくり回して、自分でボールロストして、自分で守備をして、それで自分の体力を徐々に奪われてしまったと。彼中心にボールを動かすんじゃなくて、橋本(晃司)を中心にボールを動かせばいいけど、ボールを動かした時に最終的に誰のミスで終わるかと言うのは、彼の所で終わっていたのは明白だったので、そこをしっかりフレッシュな選手でボールを動かせる選手にする方が良いのかなと思って、そこは守備のパワーは少し落ちるかもしれないけれども、ボールを動かせている時間が長かったというのもあったし、今回に関しては永地はどこでもできる選手なので、そういう部分で彼を交替させて起用したという所です。


Q:今日も2トップで1ゴールずつ挙げていますが、この17節が終わっての2トップの評価をお願いします。


A:本当に献身的に守備もしますし、ウチのハードワークに対してしっかりやるべきことと、フォワードとして結果を出してくれているという所に関しては、やっぱり素晴らしいというか、称賛できる所だと思います。でも、それを支えているのはやっぱりチームとしてのベースがある訳で、そこをしっかりやっていることで彼らにもご褒美じゃないですけど、しっかりした形でボールが来るという所じゃないかなというふうに思います。松本戦は(前田)大然を使えないので、そこのゲームプランの所と、やっぱりアルウィンで勝てていないという所も含めると、いろいろなことをまた、今までと違ったゲーム運びをしなきゃいけないですし、今までと違った戦いをしっかり考えていかないといけないので、そこに対してはしっかり考えていきたいなというふうには思っています。


Q:2トップの話に関連付けて林(陵平)選手のことで、ここまで9ゴールを決めていますが、彼が実際にこれだけ点を取れていることについてと、西ヶ谷さんは大学時代にも彼を見てると思いますが、水戸に来て彼が成長している部分に関してはいかがでしょうか?


A:大人になっているという所がまずすべてで(笑)、もちろんものの考え方とかいろいろな考え方をやっぱりJ1を経験してきた中で、去年は兵働(昭弘)がいましたけど、今年は彼がそういう部分をしっかりチームに落としてくれていると。その中で彼が結果を付けてきている中で、たぶん彼中心にいろいろな物事を考えたりとか、チームとしての指針というものがしっかりできてきて、その中でやっぱり厳しいこともあるし、でもしっかり調和を生んで、チームとしてしっかり成立するというか、彼がチームを良くしてくれている部分もあるし、彼自身がその中でもしっかりこの歳でも欲を持ってやってくれていると。成長するという部分に対して、しっかり彼が取り組んでくれているし、やっぱり素直だし、そういう所が今結果として出てきているのかなというふうに思うので、あまり褒め過ぎるとまた調子に乗るのでやめておきますけど(笑)、そうは言っても(大事なのは)1年通しての結果というものなので、またどこでストップが掛かるかわからないし、そういった時にしっかり何ができるかというもののスタンスとか、ものの考え方というのをしっかり彼がチームに伝えてくれれば、またチームも成長していくでしょうし、たぶん僕の伝えられないことを彼がちゃんと理解して、逆に言ったら選手に落としてくれている所もきっとあるんじゃないかなというふうに思うので、凄くそこに対しては感謝しなきゃいけないなとは思っています。だからこそサポートしていかなきゃいけない部分は、しっかりまたサポートしていかなきゃいけないなというふうに思っています。


土屋

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