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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
味の素フィールド西が丘で行われた
2017 明治安田生命J3リーグ第7節の
FC東京U-23×FC琉球は
0-3で琉球が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
琉球・富樫佑太、名倉巧のコメントです。
(琉球・富樫佑太)
Q:早い段階で退場者が出て、ゲームの流れも大きく変わったと思いますが、ゲーム自体はいかがでしたか?
A:もう1人早い段階で退場したので、僕らフォワードが落ちてボールに触るよりも、自分がずっと前に引っ張って中盤を楽にして、最後に出てきたボールだけ狙おうと思っていたんですけど、あまりボールも出てこなかったですし、自分の動き自体も良くなかったと思うので、それで点が取れなかったかなと思います。
Q:チームとして今日のゲームはどういうゲームという捉え方ですか?
A:勝ち点3を獲れたという部分が一番良かったのと、立ち上がりに1点を早く取れたというのも良かったかなと。ただ、相手が1人少なくなってからボールが持てるようになったので、そこは1人少なくなる前にも主導権を握れればと思っていたんですけど、最近はあまりボールを持てていないので、そういう部分では良いイメージを持ったまま試合ができたのかなと思います。
Q:後半はチームとしても1点欲しかったですよね。
A:そうですね。「次の1点で」という部分はハーフタイムに監督も言っていたので、取れなかったのはキツかったかなと。試合を決めてしまわないといけない所だったので、難しくはならなかったですけど、楽には進められなかったかなと思います。
Q:個人のパフォーマンスとしてはいかがですか?
A:何もしていないという感じですね。足も痛くて走れずに...
Q:後半の終盤に名倉(巧)選手へパスを出して、リターンが来るのか、彼が打っちゃうのかというシーンがありましたね。
A:あそこはパスも欲しかったですけど、前の選手ならある程度打っちゃうのは仕方ないと思うので、自分がもうちょっとチャンスを創れればなと。自分で創るのもそうですし、周りにもうちょっと生かしてもらうのもそうですし、シュートも相手に止められた1本ぐらいしか打っていないので、単純にフォワードとしてシュートの本数が少ない、チャンスの部分を創れない、というのが今の所はありますね。
Q:久我山の後輩の名倉選手が加入して、早くも点を取ったりしていますけど、そのあたりに関してはいかがですか?
A:結構やりやすい部分はあって、彼がボールを持つタイプなので、そこでタイミング良く裏に抜け出せればいいんですけど、監督に求められている「裏に抜けろ」という部分で、自分でまだ整理が付いていないのかなという気はします。
Q:世代的に入れ替わりですけど、久我山の先輩後輩という意識はありますか?
A:まったくないですね(笑) 普通にタメ語で話しかけてくるので、全然僕も気にしていないですし、そういう部分は「久我山らしいな」と思います(笑)
Q:今シーズンのここまでに関してはいかがですか?
A:チームを助けるという部分での仕事はできていないと思います。チームが劣勢の時に点を取るという部分を考えると、去年の7番の田中恵太(水戸)くんはそういう部分で点を取っていたので、今はエースストライカーというポジションなんですけど、結果は出せていないです。7試合終わって2得点なのでまだまだ全然ですね。
Q:J3の中で自分のプレーがある程度出せている手応えはありますか?
A:今は監督にもずっと「裏に抜けろ」というのを求められていて、そんなにスピードがあったり体が強い選手ではないので、その抜けるタイミングだったり、味方にどう使われるのかという部分を考えているんですけど、今までは"人に使われる"という経験をあまりしてこなかったんですよね。自分が誰かを使ったり、自分が何かをしたりというのが多かったので、ちょっと味方のプレースタイルや、味方が「どうしたいのか」ということを汲みながらプレーを今考えている途中なので、自分の出したいプレーは出し切れていないかなと思います。
Q:そのバランスを考えている感じですか?
A:そうですね。自分のやりたいこともありますし、チームに求められていることもありますし、ここは久我山じゃないんで、そこは自分で理解しなくてはいけない所だと思いますし、やりたいこととやらなきゃいけないことのバランスを取りながら、しっかり結果を出していくというのが僕の仕事だと思いますし、そこはもうちょっと整理を付けて来週のゲームに臨んでいきたいと思います。
Q:沖縄での生活はいかがですか?
A:楽しいですね。夏はとにかく暑いですけど(笑) 日中は練習もしたくないぐらい陽射しが強いですし、そういう所は厳しいですけど、楽しくやっています。
Q:どういう所が楽しいですか?
A:もう人間も時間も"フリー"なのでのんびりしていて、ストレスがまったく溜まらない生活を送っています(笑) 自分もちょっと穏やかになったかなと思います。良い人たちばっかりなので。
(琉球・名倉巧)
Q:今日の自分のプレーに関してはいかがでしたか?
A:前半の最初の方はなかなかボールに触ることができなくて、流れに絡めなかったんですけど、2点目の時は結構絡むことができて、そこから自分のプレーができるようになりました。
Q:あの2点目のコンビネーションは素晴らしかったですね。
A:前を向いて、たぶん富樫(佑太)くんと前田(央樹)くんが裏に抜けたんですけど、それに相手が釣られていたので、釣られた所のスペースにトミくん(富所悠)が走ってくれて、そこにパスしたらトミくんがしっかり決めてくれて良かったです。
Q:深川時代のチームメイトも結構ピッチに立っていたと思いますけど、そのあたりは意識していましたか?
A:そうですね。内田宅哉は毎日練習の後に一緒に帰っていましたし、波多野豪や鈴木喜丈も小学生の頃から一緒にやっていたので、そういう人たちとこういうプロの世界でサッカーすることができて、凄く感慨深くて楽しかったですし、これからももっと上の舞台で一緒に戦いたいなと思いました。
Q:加入してすぐにJ3デビューしましたけど、あのゲームは振り返っていかがでしたか?
A:加入の発表がある前から練習には参加していたので、チームとのコンビネーションとか、そういう部分で特に不安はなかったです。
Q:いきなり2ゴール決めちゃいましたね。
A:ゴールは目指していましたけど、そこで点を決めることができて嬉しかったです。デビュー戦でのゴールは狙っていて、「デビューするなら点は取りたいな」と思っていたので、それが達成できたのは良かったですけど、これからが大事だと思うので、結果を残し続けたいなと思います。
Q:今までヘディングでのゴールはあまり見たことがなかったですけど(笑)
A:ヘディングで決めたのは小学生以来ぐらいです(笑) 久我山の清水さん(清水恭孝監督)も三栖さん(三栖英揮フィジカルコーチ)も「ヘディングは持っていない」と思っていたはずなので(笑)、決められて良かったです。
Q:今はJ3の舞台で自分のプレーが通用している手応えはありますか?
A:フィジカル的な部分ではまだまだ課題がありますけど、他の選手と絡みながら、自分のプレーは少しずつ出せているかなと思います。ただ、もっと結果を残したいですし、チームが勝たないと意味がないと思うので、今はチームの結果が付いてきていない責任を感じていますし、結果を示さないといけないなと思います。
Q:自分の中で課題はどういう部分だと捉えていますか?
A:守備が結構緩くなってしまうので、攻守の運動量をもっと上げていきたいです。今はサイドなので、そういう部分をこれからもっとやっていかないといけないなと思っています。
Q:まだまだシーズンは長いですけど、ここからはどういう所を目指してプレーしていきますか?
A:やっぱりチームの目標もJ2昇格しかないので、まずは苦しい状況ですけど、ここから巻き返していきたいと思います。
Q:久我山の先輩でもある富樫選手がチームにいるのは心強い部分もありますか?
A:凄く心強いですね。自分は前から知っていますし、ナツくん(渡辺夏彦・慶應義塾大)や富樫くんたちのサッカーを見て「久我山に入りたい」と思いましたし、琉球に入る時も富樫くんがニューイヤーカップで凄く活躍しているのを見て、「自分も一緒にやりたいな」と思ったので、やりたいサッカーも結構似ていると思いますし、そういう面ではやりやすいです。
Q:富樫選手は「普通にタメ語で話しかけてくるんです」と言ってましたけど、リスペクトはちゃんとあるんですよね?(笑)
A:ちゃんとあります(笑) リスペクトしてます!
以上です。
土屋
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