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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
シティライトスタジアムで行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第10節の
ファジアーノ岡山×湘南ベルマーレは
0-2で湘南が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾ-ンにおける
岡山・塚川孝輝、湘南・杉岡大暉のコメントです。
(岡山・塚川孝輝)
Q:難しいゲームだったと思いますが、ゲーム自体の感想はいかがですか?
A:見ていただいたように何もできなくて、不甲斐ないプレーだったと思います。
Q:どういう所が難しかったですか?
A:やっぱりボールを収められなかったし、セカンドも全然拾えなかったですし、相手の流れになっちゃったのはそこだと思うので、もっと自分が体を張ってボールをキープしたりとか、タメを作ればもっとチームも押し上げられたし、もっと相手陣地でゲームができたのかなと思います。
Q:前半終了間際に高い位置でプレスを掛けて、ボールを奪ってチャンスになりかけましたけど、あれは良いプレーだったんじゃないですか?
A:アレがスタンダードになるように、もっと前からガンガン行かないといけないし、そこが自分の良さでもあるので、そういう所をもっと増やしていかないといけないと思います。
Q:大学の時はもうちょっと低い位置でプレーすることが多かったと思うんですけど、ゴールに近い位置でプレーするに当たって、自分の中で一番意識しているのはどういう所ですか?
A:やっぱり自分の良さというのは体の強さだったり、そういう所だと思うので、タメを作ったりするのも大事ですし、やっぱりゴールに直結するプレーというのが、あの位置だと求められてくるし、いかにゴールに向かっていくかというのを自分でも意識してやっている所なんですけど、それが全然まだまだだし、自分で打開できる力ももっと身に付けないといけないし、そういうのを身に付けることによって、ボランチをやった時でも1人で打開できたりとか、そういうプレーに繋がってくると思うので、もっとそういう所を思い切ってやっていかないと、今日みたいに何もできない不甲斐ないプレーになっちゃうと思います。
Q:最初はちょっとあのポジションで起用される意外さはありましたか?
A:そうですね。正直、大学では守備のプレーヤーだったので、自分は攻撃が嫌いじゃないので楽しいんですけど、難しさというのは凄くあって。楽しさもあるけど、難しさもあるという感じですね。
Q:どういう所に難しさを感じていますか?
A:やっぱりボランチだとボールの関わり方というか、底に付いたり横に付いたりして上げればいいんですけど、シャドーとかは顔を出したりして、そこからのターンで前を向くとか、ボランチだったら360度パスコースがあるんですけど、シャドーは孤立することもあるので、そこでいかにボールを前に運んだりとか、そういう所がもっとできていかないといけないのかなと思います。
Q:Jリーグでプレーする中で、やっていけそうな手応えは掴みつつありますか?
A:フィジカル面だったりはありますけど、大学と違うのはみんな厳しい環境を乗り越えてこっちに来ている訳で、考えとかも自分より1個上を行っているし、ゲーム展開の読みも全然自分以上にありますし、自分の中で「こういう展開だから今はこういう位置を取ったりしないといけない」とか、臨機応変に対応するということが全然できていないので、そういう「ゲームの流れを読む」とか、そういうのに関してはまだまだ上の人には付いていけてないかなと思います。
Q:まだなかなか「ゲームを楽しむ」という所までは行っていないですか?
A:そうですね。前の試合はちょっと楽しかったんですけど、変に考え過ぎちゃうと、またどんどん自分で難しくしちゃっているのかなと思います。最初の方とかはひたすら必死にやることが第一でしたけど、試合に出ていくにつれて「それだけじゃダメだ」という感じで、周りの期待もありますし、自分としても「もっとこうしたい」という想いも出てきて、欲と言えば欲なんですけど、そういうのが出てくることによっていろいろと考えちゃっているかもしれないです。もっと経験を積んで、もっと工夫をしていかないといけないと思っています。
Q:以前と違うポジションをやるに当たって、もちろん練習を積んでいると思いますが、その練習を通じて、自分の幅が広がってる感覚はありますか?
A:練習では少しずつ関わりとかも良くなっているかもしれないですけど、やっぱりゲーム展開の中では全然まだまだできていないと思います。でも、下を向いている暇なんてないですし、止まっている暇なんかないです。
(湘南・杉岡大暉)
Q:ゴールシーンはキープすることもできた時間帯だったと思いますけど、アグレッシブに行きましたね。
A:最初はキープするつもりだったんですけど、良い形でサイドを突破できたので、クロスを上げようと思って、ミスしてしまったんですけど、ここまで来たら打とうと思って、良い所にこぼれ球が来たので、それを決めるだけでした。
Q:かなりセットプレーも蹴っていましたが、そのあたりはいかがでしたか?
A:他にキッカーがいなかったというのもあるんですけど、自分のキックを武器にしていかないといけないと思いますし、そういう意味では良い機会になったのかなと思います。
Q:ディフェンダーとしては無失点というのも大事なことですよね。
A:そうですね。やっぱり無失点の試合がなかったので、今日は岡﨑(亮平)選手と山根(視来)選手と話して「無失点にしよう」と言っていたので、それが結果に出て良かったです。
Q:石原(広教)選手、齊藤(未月)選手と今日も18歳の選手が3人出場しましたが、しっかり3人とも勝利に貢献したと思います。そのあたりはいかがですか?
A:意識はそんなにしていなかったですけど、本当に僕たちからやって行くぐらいじゃないといけないと思うので、そういう意味では自分たちで切磋琢磨しあって、良くできているのかなと思います。
Q:市立船橋で同級生だった原(輝綺)選手も新潟でゲームに出ていますが、彼の活躍はやはり刺激になっていますか?
A:そうですね。やっぱり向こうはJ1なので、J1で出ているということは本当に凄いことだと思いますし、そういう意味ではもちろん意識はします。LINEでちょくちょく話はしています。
Q:原選手の映像を見たりしているんですか?
A:そうですね。アルビレックスの試合をたぶん一番見ているので。Jリーグがやっていたらアルビレックスの試合を意識して見るようにしています。
Q:高校時代の同級生がJの舞台で活躍して、切磋琢磨する姿というのは後輩に与える影響も大きいと思うんですけど、そのあたりは意識していますか?
A:そうですね。僕たちの活躍が後輩にも良い影響を及ぼすというか、それに市船という高校の価値も上げられると思うので、そういう意味ではそのためにも頑張らなきゃいけないなと思います。
Q:実際にシーズンに入る前に「これぐらい自分ができるかな」と思っていた部分と、実際にシーズンに入って自分ができている部分にギャップはありますか?それともある程度そこは近い感じですか?
A:できていない方が大きいですかね。自分的には。前への推進力とか、そういう所は出せていますけど、守備の駆け引きだったり、そういう所ではプロのレベルの高さを痛感しています。でも、逆に言えばまだまだ成長できるということなので、そこはポジティブに捉えています。
Q:外から見ると相当落ち着いてプレーしているように見えますが、プロのプレッシャーの速さもそこまで気にならない感じですか?
A:今日は結構良かったんですけど、前とかは慌ててしまうシーンも結構あったので、そういう意味ではまだ慣れていないというか、プレッシャーを感じられていない部分もあるので、そういう所も相手を見てやらなきゃいけないなと感じています。
Q:ざっくりした質問ですけど、今って楽しいですか?
A:楽しいです(笑)
Q:どういう時にそれを実感しますか?
A:1日中をサッカーに注ぎ込めるというか、そういう所と、やっぱりこうやって勝った時にサポーターと喜び合えるという時が楽しさを感じます。
以上です。
土屋
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