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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2017年03月25日

J2第5節 水戸×愛媛 試合後の水戸・西ヶ谷隆之監督会見コメント

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ケーズデンキスタジアム水戸で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第5節の
水戸ホーリーホック×愛媛FCは
1-0で水戸が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
水戸・西ヶ谷隆之監督のコメントです。


(水戸・西ヶ谷隆之監督)
内容的には凄く苦しいゲームになりましたけど、その中で勝ち点を取れたことがチームにとって一番良かったことで、またいつものことですけど、今日できたこととできなかったことというものを、しっかりもう1回フォーカスしてチームに落としていきたいなという風に思っています。次もまたホームですので、しっかりとした準備をしていきたいなという風には思っています。以上です。


Q:後半15分ぐらいに今瀬(淳也)選手を入れて3バックに変更しましたが、あれは試合の流れを見ての変更なのか、それとも相手が有田(光希)選手を入れてきてパワーを出してきた中での変更なのか、いかがでしょうか?


A:有田選手が出てくるのを想定していたので、前半の流れを見た中で4バックになって、あそこの相手の1トップ2シャドーのパワーに対してという所で、前半はかなりウチの選手は飛ばしていましたし、たぶんあそこのスライドがだんだん効かなくなってくるという所があったので、その中で相手に合わせていった方が、ウチのパワーが次にもう1回ハメることができるかなという所と、そこからのパスが繋がらなかったことが自分たちを苦しくしたかなという風には思ってます。その中でもう1回愛媛さんは合わせて、立ち位置を変えてきて、「それならば」ということで、もう1回ウチも立ち位置を変えたという所だったので、そのへんの愛媛さんが持っているパワーに対して、今日に関して言えばそこにうまく合わせていく、そしてそこを消しながらという、なかなかそこからもう1つ盛り返すパワーを持ちたいですけど、今日はなかなかそれが出せなかったです。この状態でもう1つ取れれば、前半のもう1つのチャンスを取れれば凄く楽だったかもしれないですけど、そこが取れなかったので、とにかく常にそのチャンスを窺いながらですけど、今日はそこに対して選手がよく粘り強く対応してくれたかなと思っています


Q:苦しい中でも無失点で終えたことに関しては、ある程度評価できるでしょうか?


A:まあそうですね。やっぱりゼロで抑えることってなかなか大変ですし、ウチはとにかく全員が攻守においてハードワークするのが大事なので。決して後ろの選手だけが頑張った訳でもなくて、前線からしっかり追ってくれたし、何回かピンチはありましたけど、しっかりシュートコースを限定しているからこそ、アバ(笠原昂史)のファインセーブもある訳で、本当にそういった所のちょっとした積み重ねが凄く勝利に繋がるということを、もう一度選手も感じて欲しいし、やっぱり誰か1人サボり始めるとそこから綻びが出るし、そういう部分でパワー不足が出てきて(橋本)晃司を替えたというのもあるので。彼はまだJ2のサッカーに慣れていないし、もっともっとやってもらわないといけないなという部分があったので、今日の交替は彼にとって不本意でしょうけど、でももうやれる選手がピッチに立たないと、ウチのゲームは成り立たないので、そこの所もまた彼が感じながら、本来であれば90分ピッチに立って欲しい選手ですけど、そこにまだまだ行っていないというのが現実で、それを彼がどういう風に感じて、また次に繋げていくということが凄く大事かなという風には思っています。


Q:今日の試合はここ最近と違って、立ち上がりからかなり攻守にパワーを出せていたと思いますが、4-4-2のシステムという所を含めて、その狙いとゲームプランを教えていただけますか?


A:スタートから使う選手の立ち位置がどの形が良いのかといった時に、もちろん前節の後半の流れというものもありましたけど、この形が今は一番選手がピッチで体現しやすいとか、動きやすいとか、躍動しやすいという言い方は変かもしれないですけど、「思い切りやれる形というものをもう一度取ってあげようかな」、もしくは「最初からエンジンを掛けていこうかな」という所を今日は狙いにしました。その中で反省と言えば、今度は前半の20分過ぎに、本来であればちょっとリズムが悪かった時に我慢してというか、「もう少し相手に来させてもいいのかな」というのは思いました。逆に今日に関して言えばウチがかなり行っていたので、それがちょっと正直後半の相手のアップテンポの所に付いていけなくなったという、パワーを出せなくなったという原因かなという風には思っていますけど、そこもまだまだそういうゲームコントロールを含めてやれる選手たちではないので、そこの所は今日は最初からフルで行って、その中で疲れながらも、ヘロヘロになりながらもゼロで抑えたり、体を張ってといった所は凄く良かったと思うし、ここにもう1つ"頭"が加われば、もしくはもう1人ピッチの中でしっかりリーダーが出てきて、ゲームをコントロールできる選手が出てきて、それをしっかりチームとして統一感を持ってやることができれば、面白いチームになると思うし、面白いゲームがもっともっとできるんじゃないかなという風には思います。それを何とか目指してやっていますけど、僕の力のなさも含めてなかなかまだまだなので、そこはしっかり頑張ってやっていきたいなという風には思っています。


Q:開幕から5試合でチームの完成度を100パーセントに近付けていきたいとおっしゃっていましたが...


A:すみません。そこまで行っていないですね(笑)


Q:そのあたりは思い描いていたスピード感とは違っていますか?


A:自分が思い描いていたよりはちょっと遅いというのもありますし、正直今年の開幕5試合でという所での対戦相手のカードがあまりにも特徴的というか、3バックのチームが多かったですし、そういう所も含めていろいろなことをトライしながらという所に関しては、ちょっと偏りが出てしまったと思います。そこの中でも2つ勝てたことはチームとして大事にしていきたいですし、次は山口さんで、またその次は岐阜さんと凄く特徴のあるチームなので、そこに対してしっかり今日できたもの、今まで積み上げてきたものをうまくゲームの流れの中だったりとか、戦術も含めてですけどしっかり合わせていって、その中で自分たちのストロングを出していけるというものを、しっかりやっていければ良くはなっていくと思っていますので。そことやっぱりこういうチームなので、結果というものをしっかり勝ち点で結び付けていきながら、「5試合で」と言いましたけど、今度はまた次の5試合でしっかりもう一度チームを完成させていくというか、成長させていくものをしっかり創っていきたいなという風には思っています。


以上です。


土屋

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