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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2016年12月29日

天皇杯準決勝 大宮×川崎 試合後の大宮・塩田仁史コメント

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日産スタジアムで行われた
第96回天皇杯日本サッカー選手権大会準決勝の
大宮アルディージャ×川崎フロンターレは
0-1で川崎が勝ち、決勝進出を決めました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
大宮・塩田仁史のコメントです。


(大宮・塩田仁史)
Q:決して勝てないゲームではなかったと思いますが、最後はどういう所が結果を分けたのでしょうか?


A:準備してきたサッカーは守備も攻撃もできたと思いますし、逆にフロンターレよりウチの方がビッグチャンスは多かったと思います。最後の決め切る精度の所だったり、セットプレーのちょっとアンラッキーな部分はありましたけど、そこを自分たちに持ってくる力というのがフロンターレの方が上だったということだと思いますし、僕らはまだまだだと言われていると思うので、そういった所かなと思います。


Q:とは言っても、ゲーム運びや交替カードの切り方も含めておそらくプラン通りで、なかなか運以外に要因を求めるのが難しい内容だったと思いますが、それでも「まだまだ」だという部分があるという印象でしょうか?


A:そうですね。フロンターレもそうですけど、ああいう強いクラブというのは毎年こういう戦いをやっているので、僕らはまだ昇格して1年目で、ここまで来ることができましたけど、まだまだ努力が必要だと思いますし、常に優勝を争うチームになるためには、1人1人の努力が必要だと思います。そこで僕らは今回はフロンターレに負けて、リーグ戦は最後にFC東京に負けましたし、ルヴァンではマリノスにも負けて、あと1勝で何かが変わるという所で勝てないのが僕たちだったので、そこは来年以降また突き詰めていきたいと思います。


まだまだですね。やっぱりアントラーズもそうでしたけど、強いクラブってこういう戦いを毎年勝ってチャンピオンになってきているので、僕らはやっぱりこういう経験をもっとするべきですし、そのためにもっともっと努力していかないといけないと思うので。ただ、今日皆さんに見せたように、フロンターレ以上の内容でゲームを進められたというのは力が付いてきている証拠なので、そこをもう1回突き詰めてやっていきたいですね。まあ、スペシャルなキッカーがいましたね、向こうには。


Q:ルヴァンカップでマリノスに負けた時に、「まだこういうゲームを勝ち切る力強さや賢さが全然足りない」という趣旨のことをおっしゃっていましたが、その時と比べると今日のゲームはだいぶ違う顔を見せられたんじゃないですか?


A:そうですね。ルヴァンとかリーグ戦の最後の方もそうですけど、主導権を握ることができているという所で、見ていてカウンターとポゼッションをうまく使い分けられてゲームを進めて来れましたし、フロンターレと五分五分ぐらいのゲームを進められたと思うので、そこは自信を持って良いと思います。ただ、そこからのクオリティが勝敗を分ける所なので、突き詰めなくてはいけないし、僕らにもセットプレーはたくさんありましたけど、あそこで一発何かできればこっちに勝利が来たと思うので、悔しいですね。僕個人としてもここで3回負けているので、こういう僅差の所で勝ち切れないというのは学んでいかないといけないし、まだまだチャンスはあるので、来年以降またこういう舞台に帰って来たいなと思います。


Q:個人としてはJ1のリーグ戦にこれだけ継続して出るのは久しぶりだったと思いますが、そのあたりはいかがでしたか?


A:こうやってシブさん(渋谷洋樹監督)も信頼して使ってくれていますし、そういった意味で僕個人としても飛躍の年ではありましたし、10戦負けなしで後半戦は上位陣にもすべて勝てましたし、そういった所は自信になったと思うので、この自信をまた来年以降継続できるように準備してきたいと思います。大宮って今までの色はやっぱり残留争いのチームで、そういう所から脱却したいですし、ここからの戦いが重要だと思うので、また続けて頑張ります。


Q:FC東京の時はナビスコと天皇杯と合わせて3回の決勝は全部ベンチから見ていたと思います。今日を勝てば今回は決勝の舞台に立てる流れだったと思いますが、そういう悔しさもありますか?


A:もう悔しさしかないです。これまで東京時代から合計すれば5回ぐらいここまで来ていますけど、優勝したのは1回だけだったので。でも、ここからが難しいのでね。準決勝まで来ると弱いチームはいないので、今回もマリノス、アントラーズ、フロンターレと強いチームばかりでしたし、ここから勝つことの難しさは13年プロでサッカーをやってきて十分わかっていましたし、ここで勝つことを夢見て戦っている訳で、来年で36歳ですけどまだチャレンジするチャンスは残っていると思いますし、チャレンジできるぐらいのチームになっていると思うので、また準決勝や決勝に行けるように頑張っていきたいですね。今の大宮には信頼できるメンバーがいるので、必ず強いチームに勝てるようになると思っています。また戻ってきます。来年は元旦で!頑張ります。


以上です。


土屋

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