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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2016年11月21日

高校選手権・公開組み合わせ抽選会後のコメント集(駒澤大学高・大野祥司監督/高橋勇夢、関東第一・小野貴裕監督/冨山大輔)

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本日、12月30日に開幕を迎える
第95回全国高校サッカー選手権大会の公開組み合わせ抽選会が
東京・汐留の日本テレビタワーにて行われました。
以下、2つの高校に関するコメント集をお届けします。


【東京A代表・駒澤大学高校】
初戦は1月2日の2回戦。
相手は香川県代表の高松商業高校です。


(大野祥司監督)
Q:対戦カードが決まってみて、今の率直なお気持ちはいかがですか?


A:久我山さんのおかげで"端"に入れて、全国大会の"端"なので凄いことですよね。清水(恭孝・國學院久我山監督)にお礼は言っておきました(笑)


Q:対戦相手の高松商業に対するイメージはありますか?


A:香川県ということなので、以前は高松商業も強かったと思いますし、僕らの世代で言うと大学時代に高松商業出身の選手がいたので、伝統校というイメージがあります。香川西にも勝ってきている訳ですからね。全然情報がないので、ちょっと情報をかき集めて研究していきたいと思います。


Q:1つシードになっているということに関してはいかがですか?


A:それは大きいですね。今まで2回出させてもらった中で、僕らは連続で試合をやってきて、しかも相手も強い相手ばかりで、最初に出た時も大津、星稜、山梨学院だったんですけど、ウチは最初に飛ばし過ぎていたのに山梨学院はシードで来ていて、やっぱりあまり疲れていない感じはしたので、1試合多いだけでも全然違うと思いました。そういう部分では嬉しいですけどね。ただ、初めての経験なのでどう持って行こうかは考えています。


Q:まだ勝ち上がりがあるとはいえ、山梨学院がこのヤマに入ってきたのは因縁めいていますね。


A:そうですよね。ウチのGKコーチをやっていた方が、今は山梨学院のGKコーチで、僕の大学の2つ上の先輩なんですよ。僕がウチの教員になった時に、声を掛けてウチのGKコーチになってもらって、その後に山梨学院の横森先生に引っ張ってもらったんですよね。お互いによく練習試合もやるので、さっきもここに入る前に入口でだいぶ話してきたんですけど、まさか近くのヤマに入るとは思わなかったですね。あとは尚志もいますしね。仲村先生も歳が違いので監督会議の席が近くて色々話しましたし、その前にいた旭川実業の富居(徹雄監督)は僕の同級生なんです。しかも仲村先生と富居は順天堂大の先輩後輩でみんな仲が良いので、席が近くて面白かったですね(笑)


Q:予選は無失点でしたね。


A:初出場の時も予選は無失点だったんですけど、全国に行くとやっぱり大津にも取られてしまいますし、山梨学院にも取られましたし、全国でゼロにこだわりたいというのはあるんですけどね。ただ、それだけ準備しても相手の攻撃力は高いので、やっぱり取られちゃうと思うんですけど、それを同点や逆転にしていく準備も一緒にしていかないと、去年より上はいけないんじゃないかなと思います。ウチより上のチームがほとんどだと思いますしね。


Q:とはいえ、目指すのは一番上ですよね。


A:そうなんですけどね。ただ、そんな先のことはわからないので、目の前の相手に集中して、しっかり準備していきたいです。高橋がちょくちょく"全国制覇"という言葉を使っちゃうんですよね(笑) 「そんな甘いモノじゃないんだぞ。全国で1つ勝つのも大変なんだ」と昨日も話したんですけど、今日も言っていましたからね(笑) こっちはわかっているから「そんな甘いモノじゃないんだ」と言っているんですけど、それでも言うんだから逆に大したものですね。


(高橋勇夢キャプテン)
Q:こういうステージに上がるということも緊張すると思いますけど、実際はいかがでしたか?


A:この大会の規模の大きさを知ったというか、95回も続いている歴史ある大会なので、その中で上を目指してチャレンジできるというのは凄く良い機会だと思いますし、今までたくさんの方々に支えられてこの舞台を経験できるので、そういった方々へ感謝したいです。


Q:抽選的にはかなり早い段階でくじを引いて待つことになりましたが、そのあたりはいかがでしたか?


A:久我山がああいう結果を残してくれて、彼らも去年僕らと一緒に全国を戦って良い刺激になっていたので、そういった色々なことがあって、シードを獲れたのは凄く嬉しいことだと思いますし、相手どうこうというよりも、自分たちでどういう準備ができるかで結果も変わってくると思うので、自分たちに矢印を向けて良い準備をしたいなと思います。


Q:相手が決まったことでより全国大会への気持ちが高まった所はありますか?


A:高松商業は香川県でも強い香川西高校を倒して出てきているということで、もちろん強いと思いますけど、やっぱり相手よりも自分たちのことを意識してやりたいと思います。


Q:チームメイトからクジに対する要望はありましたか?


A:会場的な都合から「"コマリク"を引いて来い」とは凄く言われました(笑) まだ会場は決まっていないみたいですけど、駒沢陸上競技場でできたらホームの大応援を背に戦うことができるので、そこは1つ自分の中でも思い描いていますし、楽しみにしている所ではあります。


Q:大野先生は「高橋がまた"全国優勝"と言っちゃってましたよね」と苦笑いしてましたよ(笑)


A:昨日も言われました(笑) 監督にはそうやって言われるんですけど、やっぱり自分たちの目標は全国制覇だということをブレさせる気はないので、そのための実力はまだまだ備わっていないと思いますし、ここからが大事だと思うので、監督はそう言うんですけど(笑)、最後は埼スタで「そらみろ!」みたいな形で監督を胴上げできたら一番良いと思います。


Q:ご自身としては2回目の選手権ですけど、新たな気持ちで臨めそうですか?


A:去年はピッチを経験することはできましたけど、本当に何もできなくて悔しい想いしかなかったので、それを1つ晴らすチャンスが来たと思っていますし、これをモノにできるかできないかは自分次第だと思うので、しっかり良い準備をしていきたいと思います。


【東京B代表・関東第一高校】
初戦は12月30日の開幕戦。
相手は滋賀県代表の野洲高校です。


(小野貴裕監督)
Q:こういう舞台を味わった感想はいかがですか?


A:心が躍るという気持ちもありますし、凄く嬉しくて「やっと来たな」という感じなんですけど、自分の中では初出場でもポッと出てきた感じではないですし、本当に色々なモノを溜めて出てきていますからね。ここでフラフラしたら何をやっていたのという感じになってしまうので、そこは自分の中では自信を持って行きたいなと思っています。


Q:対戦相手が決まって、実感が湧いた所もありますか?


A:それはありますね。やっとスケジュールも決められますし。今年は特に相手と自分たちを比較して、どうするべきなのかというのを自分の中で整理しているので、相手がいないと自分たちのやりたいことだけでは成り立たない所もあって、まずちゃんと相手が決まって、ここから分析してどうしようかなという感じですね。


Q:対戦相手の野洲に対するイメージはありますか?


A:少し以前と変わっているイメージはあって、一時期の感じではないと思います。それを山本先生が変えてくるのか、それとも"らしく"来るのかというのも駆け引きだと思うので、難しいのはあちらだと思います(笑) 野洲という看板もありますからね。ウチの全国の引きの強さは抜群ですから。インターハイも2年連続でイチフナにやられていますし、絶対強い所と当たるんですから(笑)


Q:開幕戦を戦うということに関してはいかがですか?


A:決勝か開幕戦かというぐらいお客さんも入ると思うので、それであれば今年というだけではなくて、これからの関東一高のサッカー部にとってみても、世の中に名前が出るというのは良いことだと思うので、それなりの準備はしていかないといけないですよね。そんなことを言っても、実際その場に行ったら「スゲー」となると思うんですよ。でも、今は結構落ち着いていますね。


Q:改めてどういう全国大会にしたいですか?


A:イベントってやっぱり良い方に行っても、そうではない方に行っても、日々の生活では感じられないことが感じられるというか、逆に毎日を輝かせるために人間ってたぶんイベントが時々必要だと思うんですよ。そのイベントで言うと、選手権はかなり大き過ぎるイベントで、今後の彼らの人生で言ってもこれに代わるイベントっていくつあるのかなというくらいのものだと思いますし、本当にこの試合だけということではなくて、今までやってきたこともそうですし、これからの自分の毎日がどれだけ輝くのかとか、どれだけ楽しいものになるのかというための戦いなので、だから勝たなきゃいけないと思うんですよね。今は優勝とかということではなくて、いっぱい練習したいですし、いっぱい良い試合をしたいですし、それで全国でいっぱい経験を積みたいなという感じなので、そこはもしかしたら自分の中で整理できてきた所かもしれないですね。


(冨山大輔キャプテン)
Q:こういう華やかなステージに上がるというのはどうでしたか?


A:あまり得意ではないですね(笑)


Q:チームメイトからクジに関して何か言われてきましたか?


A:いえ、別にそういう感じでは言われてなかったですけど、「イチフナとかヒガシは引いてくるなよ」みたいな冗談は言われてきました(笑)


Q:開幕戦にならない可能性もあったと思うんですけど、開幕戦を戦うことになっていかがですか?


A:「たぶんシードは引けないな」と思っていましたし(笑)、開幕戦だと思っていたので、あまり驚きはなかったです。


Q:対戦相手が決まると気持ちが新たになる所もありますか?


A:そうですね。あまり想像していない相手だったので、ちょっとビックリしましたけど、やっぱり頑張ろうという風に改めて思える感じですね。


Q:今日はキャプテンサイドの3人の誰が来るのか、楽しみにしていました(笑)


A:全国大会はまたキャプテンをやらせてもらえることになったので、自分が来ることになりました。


Q:ようやくたどり着いた冬の全国ですけど、どういうプレーを見せたいですか?


A:全国だからとあがり過ぎず、それでも必然的に緊張してしまうと思うので、その緊張を楽しみながらリラックスしてできればいいと思います。僕自身はあまりそういうことを考えないタイプではあります。


Q:やっぱりイチフナと対戦したい気持ちはありますか?


A:あの夏から相当練習も厳しくなったので、どれだけ差が縮まったのかを知るためにやりたいんですけど、やるには決勝まで行かないといけないので、どこも強豪ですけど頑張ってやっていきたいと思います。


以上です。


土屋

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