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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

スタッフブログ 2016年11月22日

高校選手権・公開組み合わせ抽選会後のコメント集(尚志・仲村浩二監督、佐野日大・海老沼秀樹監督、帝京長岡・古沢徹監督/深谷圭佑、富山第一・大塚一朗監督、滝川第二・松岡徹監督)

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昨日、12月30日に開幕を迎える
第95回全国高校サッカー選手権大会の公開組み合わせ抽選会が
東京・汐留の日本テレビタワーにて行われました。
以下、5つの高校に関するコメント集をお届けします。


【福島代表・尚志高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は熊本県代表のルーテル学院高校です。


(仲村浩二監督)
Q:対戦カードが決まった今のお気持ちはいかがですか?


A:覚悟が決まりますよね。「こことやるんだ」という。だから、ちょっとフワフワした感じがありましたけど、ここからはルーテルさんを調べて、良いゲームができるようにしたいなと思います。


Q:ルーテル学院のイメージというのはありますか?


A:山本(大貴・松本)くんがいた時のチームは凄かったですよね。「凄くマジメで良いチームだな」という感じがあったので、大津さんや熊本国府さんを破ってきていますし、そういう所とやれるのは楽しみです。本当はそういう強い所とやりたくないですけどね(笑)


Q:今年のチームに対する手応えはいかがですか?


A:今年は3年生が頑張れる学年で、今また一生懸命になってきてくれているので、誰を使っていいかわからないくらい選手が躍動しているんですよ。予選が終わった後にチームも1回バラして、大学受験とかを含めて少し選手がいなくなっても、チーム力は全く落ちていないので、昨日もベガルタさんに勝てたりもしているんです。3年生が「俺が出るんだ」というのを出してくれているので、チャンスを与えてくれたヤツがみんな頑張ってくれていて、僕的にも困ってしまうくらい嬉しいですし、この1カ月できっちりチームにしていければなと思います。


Q:仲村さんには高校時代に選手として選手権で活躍されていたイメージもありますが、やはりこの大会はご自身にとっても特別なものでしょうか?


A:そうですね。僕はもう選手権に育ててもらったという風に思っているので、今年からユニフォームもプーマに変えましたし、高校選抜のコーチにも任命してもらえて、何か選手権自体に対して恩返しできればいいなという色々な想いもあるんですよね。本当にこの選手権で人が大きくなってくれればいいなと思いますね。


Q:「Foot!」でご一緒しているワッキーさんから、仲村さんのお話はよく伺ってます(笑)


A:昨日も電話しましたよ(笑) 国体でも一緒でしたし、札幌の監督の四方田(修平)が習志野の同級生なんですけど、ワッキーが「四方田なんていた?」って(笑) 「試合には出てないよ」なんて話をしていましたし、昨日も「オレが行けば市船は負けないんだ」とか言っていたので、「いや、オレは流経の応援の方にいないといけないから」と言ったりしてました(笑)


【栃木代表・佐野日大高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は和歌山県代表の和歌山北高校です。


(海老沼秀樹監督)
Q:対戦相手が決まった今のお気持ちはいかがですか?


A:和歌山北さんとは一度対戦したことがあって、良いサッカーをしてくるチームで、丁寧にボールを繋いでという印象があったので、全国で当たることができて光栄だなというのは感じています。


Q:一度対戦されたのはいつ頃ですか?


A:9月の終わりにアディダスカップがあって、練習試合みたいな形で、選手権予選の調整みたいな形だったので、それは当てにならないと思いますけど、凄く良いチームだなという印象はあるので、全国でも対戦できるのは楽しみですね。


Q:学校としては少し久しぶりの選手権になりますが、それに関してはいかがですか?


A:もう初出場と一緒ですし、私にとっても10何年ぶりの選手権なので、県を代表する気持ちで頑張りたいと思います。


Q:海老沼さんも現役時代はユース代表も含めて色々な所でプレーされてきたので、全国に出てきている監督にも昔から知ってらっしゃる方が多いんじゃないですか?


A:そうですね。本当に同世代の方が多いんですよね。順大の後輩の尚志の仲村(浩二監督)だったり、旭川実業の富居(徹雄)だったり、関東の学校さんとは仲良くしていただいているので、またそういう方たちとこういう舞台で会えるというのは喜ばしいことですし、対戦できるように頑張って行きたいです。


Q:海老沼さんも高校時代に出場されていますし、選手権という舞台への思い入れも強いのではないですか?


A:そうですね。こういう舞台で生徒を戦わせることができるというのは凄く成長する機会にもなりますし、この経験が社会に出てからも良い経験になると思うので、今年は何とかしても連れてきたいという想いがありました。今年の3年生が入学したのと同時に、私も高校の方に戻ってきたので、監督をやって2年目で「オマエたちと一緒に全国へ行くぞ」と掲げて、それが実現できたんです。でも、そこで満足するのではなくて、今度は全国でいかに自分たちの力を発揮できるかという所でやって行きたいと思います。


【新潟代表・帝京長岡高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は徳島県代表の徳島市立高校です。


(古沢徹監督)
Q:3年前と同じ徳島市立との対戦ですが、カードが決まった時はいかがでしたか?


A:もう頑張るしかないですね(笑) 確かあの時は向こうが久々の出場で、逆にウチは経験値があそこから止まっているので、向こうは経験がある分、ぶつかっていくのみですね。


Q:実際に対戦相手が決まると気持ちが変わってくる部分もありますか?


A:そうですね。あとは縁起の良い埼玉会場になりそうなので。ウチは埼玉でしか勝ったことがないんです(笑)


Q:そうだ!鹿児島城西に4-1で勝ったのも駒場でしたね!


A:小塚(和季・新潟)たちの代の初戦が埼スタで中津東に勝って、次が鹿児島城西で駒場だったので、「駒場だといいなあ」と思っています。久しぶり過ぎて、そういうゲンを担いでいくしかウチにはないですから(笑)


Q:3年前も古沢さんは抽選会にいらっしゃっていましたが、この雰囲気はいかがですか?


A:やっぱりいいですね。これが醍醐味というか、引き締まる想いがありますね。


Q:いらっしゃっている監督の中ではかなり若い監督ですよね。


A:もう皆さんに勉強させて頂きたいです。でも、キャプテンの深谷(圭佑)が言っていた通り、全国制覇を口にしているキャプテンは何人もいなかったので、そこをああやって公言できるのは大したものだと思いますけどね。本当にそれだけの準備はして、ちょっとサプライズを起こしたいなと思っています。選手権でベスト8に入った年は青森山田に負けたので、"リベンジ行脚の旅"に出たいと思います(笑)


(深谷圭佑キャプテン)
Q:実際に対戦相手が決まってみていかがですか?


A:徳島市立には3年前に負けていますし、そのリベンジが直接返せるので、凄く楽しみです。


Q:3年前の試合の時は、もう帝京長岡に入るのが決まっていたタイミングですか?


A:いえ、中学3年でまだ受験はしていなかったんですけど、志望校としては決まっていて、試合も生で見ていました。


Q:その時のゲームの印象はありますか?


A:結構帝京長岡が支配していたゲームだと思っていたので、先輩たちにとっては凄く苦い思い出なのかなと思いますし、先輩たちの分もしっかりと借りを返したいです。


Q:なかなかこれだけの人数の前でステージに上がることもないと思いますが、緊張しましたか?


A:こういう経験はそんなにできないので、貴重な体験として凄く楽しみながら、「こういうことは大事だな」と思いました。これから大人になってもこういうことはあると思うので、
緊張はしなかったです。


Q:全国大会への気持ちも高まってきましたか?


A:こういう感じの雰囲気は全然予想していなかったので、日本テレビにも初めて来ましたし、全国大会に出るのと出ないのではこんなに違うんだなと実感しました。


Q:この選手権はどういう大会にしたいですか?


A:初戦で負けてしまったら何の意味もないと思っているので、しっかりと初戦に勝って、そこからしっかり積み重ねていって、全国制覇という目標を達成できればメディアからも注目されますし、色々な方に帝京長岡という名前を知ってもらえると思うので、帝京長岡への恩返しのためにも全国制覇したいです。


【富山代表・富山第一高校】
初戦は1月2日の2回戦。
相手は沖縄県代表の那覇西高校です。


(大塚一朗監督)
Q:改めてこういう場にいらっしゃると、気持ちが新たになる部分もありますか?


A:そうですね。もう緊張で手に汗をかいていて(笑) 「どこと当たるんだろうな」とドキドキしてしながらいつも見ているんですけど、やっぱりこの場に来れると「いいなあ」って思いますね。選手には「選手権だけじゃない」と言っているんですけど、みんなが注目する大会ですし、ここで良い結果を残せばまた色々と注目していただけるので、頑張りたいなと思います。


Q:那覇西に対するイメージはありますか?


A:いえ、全然対戦したことがないので、強いということは色々な方から聞いているので、「ヤバイな」と思っていますけど(笑)、凄くマジメで一生懸命走るというイメージも僕の中にはありますし、さっき情報を見たらリーグ戦で全勝しているみたいなので、「強いんだろうなあ」と。負けないようにしたいと思います。


Q:今年のチームに対する手応えはいかがですか?


A:今年は2年生が良いんですよ。だから来年も楽しみですけど、今年の3年生はマジメで頑張る子が多いんです。選手権は上手いだけじゃ勝てないですからね。だから、今年も頑張って成績を残してくれるんじゃないかなという期待はあります。


Q:小嶺先生を筆頭に、選手権の優勝を経験している監督は大塚さんを含めて5人しかいらっしゃらないですけど、そういう意味でも注目されるんじゃないですか?


A:そんなことはないでしょ(笑) みんな強いですから。ウチが何年か前に優勝できたように地域差がなくなってきているし、どこが勝つか本当にわからない時代ですし、僕らも予選は凄く苦労しましたからね。逆に本大会以上に予選で苦しんでいるチームが多いんじゃないですかね。


(川端暁彦さん)
Q:初優勝された監督さんは「周りの期待値が勝手に上がってツラい」というお話を良くされますね。


A:ツラいですよ(笑) だって、コンビニでオニギリ買ってもTwitterで上げられるんですから(笑) もうシンドイですよ。無人島に行きたいって感じでした(笑)


(川端暁彦さん)
Q:選手とはこの大会の目標をお話されていますか?


A:そんなに自分たちは日本一になったメンバーより強くないということは言っています。でも、昨年のベスト8よりは是非上に行きたいと。やっぱりチームの目標は日本一で、日本一に届くように頑張りたいなと思っています。


【兵庫代表・滝川第二高校】
初戦は12月31日の1回戦。
相手は秋田県代表の秋田商業高校です。


(松岡徹監督)
Q:今大会は48年会のメンバーが多いですね(笑)


A:それこそ今日の抽選会の実況の寺島(淳司・日本テレビアナウンサー)くんもそうですし、秋田商業と和歌山北の監督に、監督ではないですけど広島皆実と帝京長岡のスタッフもそうですね。


Q:対戦相手が決まってみて、今の心境はいかがですか?


A:今日またこの会場に来ることができて、色々な方とお会いすると、やっぱり色々なチームとやりたいなというのが素直な気持ちですね。


Q:そうすると今回対戦する秋田商業の小林(克)監督は同級生なんですね。


A:そうですね。さっきもインタビューで横にいましたしね(笑) それこそ2年前の選手権である集まりがあった時に、前任の長谷川大監督(神奈川大)が連れてきて、そこから凄く親しくなりまして、去年も今年も夏に "48フェスティバル"(※昭和48年生まれの指導者が率いている学校を集めた大会)もありましたし、そういう繋がりの中で小林先生とも知り合えたので、良く話をさせてもらっています。


Q:ちょっと因縁のカードという訳ですね。


A:やっぱり全国に出て、同年代の方と試合ができるのは幸せですよね。でも、最近改めて思ったのは選手に感謝しないとダメだなと。自分は選手として選手権に出ることができましたけど、そういう想いを持ってこちら側も指導しないとダメかなとは思いますね。


Q:今回は岡崎慎司選手が応援リーダーで、そういう意味でも滝二が注目されるのかなとも思いますが、そのあたりはいかがですか?


A:そうですね。6月に2日間ほど岡崎選手が滝二の方に来ていまして、黒田さんとの対談があったんですけど、その時にプレッシャーまでは行かないまでも、「選手権に出て下さいね」とは言われました(笑) インターハイも今回の選手権も予選の決勝の時は、岡崎選手と金崎夢生選手(鹿島)が選手に向けてのメッセージをくれましたし、そういうことは嬉しいですよね。選手たちやこちらにプレッシャーはなかったですけど、やっぱり応援リーダーとして、彼がやっている以上は必ず出たかったですし、特に今年は何が何でも選手権は出るという目標を立てた上で、本当に選手たちが、特に3年生がよく付いてきてくれた学年かなと思いますね。


Q:この選手権をどういう大会にしたいですか?


A:今年はずっと『心あるチーム』ということを掲げてやっているので、そういう所を踏まえて"気持ち"という言葉ではなくて、"心"という言葉を大事にしています。あとは自分たちの色を出して、それが滝二らしいところもあると思うので、滝二らしさを持ってやってもらえたらいいなと思います。


以上です。


土屋

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