ヤンマースタジアム長居で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第34節の
セレッソ大阪×清水エスパルスは
1-2で清水が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
C大阪・大熊清監督のコメントです。

（C大阪・大熊清監督）
イレギュラーなことがある中で、自分たちの方向性ややることはできていたと思うんですけど、最後のロスタイムを含めての10分間で、少し前線の足が止まった所で、（松田）陸が「足を痛めた」という情報が入っていたので、最後の枚数をちょっと取ってあったという所で、その前線の足が止まった所で、やはり後ろに重心が掛かってしまったという所は少し残念に思います。ただ、粘り強く守りながら1点、もう1点という姿勢は表現してくれたと思うので、良い所を踏襲しながら最後の粘りの所を11人だけではなくて、しっかりとチームとしてこれからの8試合も1試合1試合やっていきたいと思います。ホームでこれだけの多くのサポーターの方々に一緒に戦ってもらった中で、勝利を届けられなくて非常に残念なんですけど、残りの試合に切り替えてしっかりやっていきたいという風に思います。

Q：キム・ジンヒョン選手は今どういう状況ですか？

A：ハーフタイムで最後まで本人と話し合いながら、「どうする？」というのをドクターも含めて話したんですけど、やはり少し平衡感覚の問題も含めてという所と、打撲した所の痛みも含めて、総合的に「これはちょっと無理だろう」という判断に至りました。今は記憶もありますし、足の方も大きなケガにはならないと思うんですけど、これから脳震盪の検査をしないといけないのかなという風に思っています。足の打撲もそうなんですけど、やはり頭の方は検査が必要かなと思います。韓国代表の方はこれから検査をした上で、脳震盪の決まりごともあるので、そこも含めてドクターと検証しながらやることになると思います。

Q：昇格を争う中で今日はとても大事な一戦だったと思いますが、改めて最後の10分で引っ繰り返されてしまったことをどのように捉えてらっしゃいますか？

A：これは1点取られたこともそうなんですけど、そこでのメンタルというか、ピッチの中でのリーダーシップというのが欲しかったかなと。もう少し疲れた中でも統一感を出せる、そういうリーダーというか、行くのか引いた中でもう少しプレスを掛けさせるのかを、GKがディフェンスに、ディフェンスがボランチにというような、後ろの声のオーガナイズをできたと思うんですけど、やはり少し体力も含めてメンタルが落ちた時に、そこの声なり強さという所で、メンバー交替がなくてもそこも守れるようにならないといけないのかなという風には思いました。

Q：勝てる試合を落としてしまったという感じでしょうか？

A：ロスタイムを含めると、まだ1分か2分はあったと思うんですけど、そこに関して守ることはやり方によってもできたし、そこの統一感がやっぱり少し足りなかったという所と、これは前線をもう1枚入れたかったんですけど、前線の守備がないことで、後手後手を踏む所がそういうスペースを生んだり、最後の後手を踏んでしまったと思うので、それは先ほども言ったように色々なイレギュラーなことが起こる中で、そのイレギュラーなことを修正していく統一感というのを、やはりピッチの中のリーダーがキチッとオーガナイズするということは、今後も必要なのかなという風に思います。

以上です。

土屋