最近のエントリー
カテゴリー
アーカイブ
このブログについて
J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
デンカビッグスワンスタジアムで行われた
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦の
アルビレックス新潟×関西学院大学は
5-3で新潟が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
新潟・吉田達磨監督のコメントです。
(新潟・吉田達磨監督)
長い時間試合をしましたけど、3回戦に進むというたった1個の目的を達成しました。基本的にはそれだけです。その他に内容がどうかとか、プロとしてどうかとか、そういうことは選手には伝えていませんし、かつこの天皇杯の2回戦の意義というのは、おそらく自分たちが望んだ通りのプレーはできないですし、そういう圧になりますし、それに屈せずプレーしていくことが大事で、ただ、お粗末すぎる試合だったというのは見ての通りなので、それはそれで「修正は気合いを入れなきゃな」という所です。次は名古屋戦があります。監督が替わって、システムも変えて、まずは守備が凄く整理されていて、その相手に対して今日のような展開には間違いなくならないでしょうし、キモをしっかり抑えて、そこを今からもうちょっとしたら分析して、来週の4回のトレーニングをして、またここビッグスワンで戦いたいと思います。今日も相手が学生の選手にもかかわらず、あれだけの応援をしていただいて、途中のブーイングとかも今日はこんな状況ですから聞こえやすかったですし、ウチの選手にとっては良いプレッシャーだったと思います。また、彼らと共に次の戦いがあるので、そこに向けてあと何十分かしたら向かって行きたいと思います。以上です。
Q:次の名古屋戦に向けて、収穫と課題を教えていただけますか?
A:収穫は負けずにその試合を迎えられるということ以外には特にないです。今日はそういう大会でした。なので、次はまた別物として捉えています。ただ、長い時間試合をしましたから、肉体的なダメージの回復と、あと何人かは久しぶりにゲームに出た選手もいますけど、おそらく本当にどん底に今いると思うので、その彼らの奮起というか、もう1回「本当にサッカーしたいのかな?」というのを見る1週間になると思いますし、それで名古屋戦に向かって行きたいと思います。
Q:サイドから失点が数多く生まれましたが、サイドからの攻撃をいかに守るかという部分に関してはいかがですか?
A:今日は失点しましたけど、Jリーグでサイドからやられたというのはそんなにないと思います。フロンターレにはサイドからやられましたけど、さほどそういう風には感じていないですし、今日の前半のクロスからの失点というのは完全にコミュニケーションの所と、あとは完全に僕の選手の選択ミスと授けた戦術のミスで、前半はああいう形になってしまったので、とにかく喋る、コミュニケーションを取るということと、他はもう失点に関しては私の責任なので、それ以上はないです。
Q:延長前半に小林選手が退場しましたが、あの場面で退場しながらも結果的に失点しなかったことが勝利に繋がったと思います。その点はいかがでしょうか?
A:おそらく彼自身のライン操作の所でちょっとミスがあったということと、17番の選手はスピードがあるという情報は持っていたんですけど、間に入られて、後半の最後に取られたようなセンターバックの間を割られて行くようなシーンでしたが、結果として彼の退場があそこで生きたと思います。ただ、プレーに関してはミスもあって、運もあって、10人で戦ったということに対しての評価というのはちょっとできないですけど、僕の考えはトーナメント戦でも、時間帯にもよりますけどリーグ戦でも、自分の選手が1人減るよりは失点する方を選びます。なので、これからは事前に気を付けていてほしいですし、「自分が大事な11分の1だ」ということをしっかり全員に思っていて欲しいなと思います。
以上です。
土屋
J SPORTS フットボール公式Twitterをフォローしてフットボールの最新情報をチェック!