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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2016年08月16日

J1-2nd第8節 福岡×鹿島マッチレビュー

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J1-2nd第8節 
アビスパ福岡×鹿島アントラーズ@レベルファイブスタジアム
解説:林健太郎 実況:八塚浩 インタビュアー:森田みき


【アビスパ福岡 井原正巳監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まずは90分を振り返っての感想からお願いできますか?


A:本当に今日は夏休みの中、多くのサポーターがスタジアムに駆け付けてくれて、その中で我々も気持ちの入ったゲームをしなければいけなかったのですが、それができなかったということは非常に申し訳ないですし、サポーターの皆さんの期待に応えられなかったことが、まずは本当に申し訳ないと思っています。私の責任だと思うので、そこは残念です。ゲームの方は鹿島さんはファーストステージのチャンピオンチームで、ここの所は勝ち切れていない試合が続いていましたけど、やはり今日はそういう中でも力の差を痛感したというか、やはり完敗だったなという風に改めて感じます。ゲームの中で自分たちが主導権を握る時間は少なかったと思いますし、もっともっと勝ちに行く姿勢を見せられるような準備というものを、私がやっておかなくてはいけなかったのかなと思っています。


Q:今日は立ち上がりから城後選手をトップに、金森選手を右サイドにと通常と入れ替えられましたが、後半からまた通常通りに戻されました。そのあたりの狙いを教えて下さい。


A:城後には前で、やはりゴール前でのパワーという所と高さというものも、今日の狙いの1つとして持っていましたし、金森は前でもサイドでも両方できる選手ですし、鹿島さんには非常に強烈な両サイドがいるので、その中で金森がうまくサイドでのイニシアチブを取って、攻撃の所に繋げられればなという意図はあったんですけど、なかなか良い形というのは、そうは簡単に創らせてもらえなかったかなと思っています。


Q:前半は1点を先制されての折り返しとなりました。ハーフタイムには選手たちにどんな声を掛けられましたか?


A:まずは「本当に気持ちの所で戦っているのか?」という所と、そのへんは選手にも言いましたし、そういう中で「もっともっと自分たちに自信を持って、相手のゴールに迫っていこう」と。絶対に1つ返せば、後半は鹿島さんもスペースが空いてくるだろうという所で、「そこをうまく突いて行こう」という話はしたのですが、後半は我々のゲームの時間を少しは創れたと思いますけど、まだ最後の所まで行き切るという、そういうパワーがなかったのかなと思っています。


Q:後半1人少ない中で1点取り返しました。戦う姿勢というのは見えましたよね?


A:そうですね。本当にサポーターの皆さんのパワーのおかげで、最後に1点返した所に繋がったと思いますし、それは我々にとっては大きな1点だったと思います。その気持ちというのを忘れずに、残り9戦あるので、その次の試合にぶつけていきたいなと思います。


Q:次節に向けて一言お願いします。


A:本当に今は厳しい状況ですけど、まだまだ我々より上のチームとの直接対決も残っていますし、そういう中で勝ち点を取っていかないといけないと。9戦残っている中で十分に残留の可能性というのはあると思っているので、その可能性に向けてもう一度チームが1つになって、最後まで戦っていきたいと思います。


【鹿島アントラーズ 石井正忠監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まずは試合を振り返っての感想からお願いします。


A:今日は本当に3連敗している中、どうにか勝ち点3を取りたいという気持ちで、「チーム一丸となって戦っていこう」という話をしました。本当に90分間選手がこの暑い中、本当に最後の最後まで戦ってくれたと思います。そして今日もアウェイですけど、多くのアントラーズサポーターの方も応援に来てくれていたので、その人たちのためにも、あとはテレビの前でこういう連敗の中、たくさんの人が応援してくれていると思うので、そういう人たちに今日は久しぶりの勝ち点3を届けることができて、本当に良かったと思います。


Q:鹿島として非常に厳しい戦いが続く中、今日のこの試合ではどのような戦い方の狙いにポイントを置いてらっしゃいましたか?


A:まずは「本当に1対1の局面からしっかり勝つ」という所と、「1人1人の力を結束して、チームの力にしよう」という話をしました。「まずは1対1のバトルから負けないように、それがチームの勝利に繋がるんだ」という話をして、それを本当に選手がやってくれたと思います。


Q:今日は猛暑で湿度の高い中、選手たちは守備面で非常に高い集中力を保っていたと思いますが、そんな中での先制点で試合を有利に進められたのではないでしょうか?


A:そうですね。フォワードのコンビネーションから裏へ抜ける形で、良いタイミングでの夢生からのパスで、秀平が上手いタイミングでGKを外してゴールを決めたと。非常にコンビネーションが出て、良い形で得点できたと思います。前半にああいう形で得点できたということが、試合を有利に進められた要因の1つだと思っています。


Q:そういう意味では「鹿島アントラーズらしい戦い方に戻った」と言ってよろしいでしょうか?


A:まだまだそこまでは行ってはいないと思うんですけど、こうやって苦しい中でもしっかり勝ち点3を取るということはやっていきたいなと思っています。


Q:この連敗が続く中、監督として選手に何かテコ入れは行ったのですか?


A:いえ、特にはしなかったです。今まで自分たちのやっている、質の良いサッカーを続けていこうという所で、あとはもう「それぞれがチームの勝利のために力をできる限り出そう」ということを話したので、そのへんが良かったんじゃないかなと思っています。


Q:次節の湘南戦に向けて一言お願いします。


A:次節の湘南戦はホームゲームですし、また今日のように勝ち点3をしっかり積み重ねて、順位を少しずつ上げて行きたいと思いますので、また湘南戦もたくさんの応援を宜しくお願いします。


【鹿島アントラーズ 赤﨑秀平インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まずは勝利の感想から聞かせていただけますか?


A:最近ずっと勝てていなかったので、チームの勝利に貢献できて非常に嬉しいです。


Q:今日は猛暑と湿度の高い中、ハードワークを強いられましたが、プレーしての感想をお願いできますか?


A:僕たちは流れが良くなかったですし、そのせいもあって、前線から激しくプレーして、チームの勝利に貢献できるようにと考えていました。


Q:ゴールシーンは相手GKの動きを見て、フワッと浮かせられました。本当に冷静に判断されましたね。


A:そうですね。夢生くんから凄く良いパスが出たので、それまでにも凄いチャンスを決められていなかった中で、そこは冷静になれたかなと思います。


Q:連敗の続く中、非常に大きな1勝だったと思います。トンネルから抜け出しましたね?


A:でも、次をしっかり勝たないと優勝という目標には届かないので、しっかり次を大事にしたいと思います。


Q:テレビをご覧のサポーターへメッセージをお願いします。


A:チームも非常に苦しい時期ですけど、皆さんの力をもらって、一緒に優勝できるように頑張るので、また応援宜しくお願いします。


【林健太郎氏のレビュー】
(福岡)
そろそろ良いゲームをしているだけでは
済まされなくなってくるので
どんな形でも内容を結果に繋げていかないといけない中で
最後は10人で1点取り返せたというのは次に繋がりますね。
得点シーンはオウンゴールでしたけど
その前の金森の仕掛ける姿勢が
あのゴールを生んだのかなと思います。


方向性をしっかり示して
チーム全体が同じ方向を向かせることが大事ですよね。
でも、それがおそらくできている雰囲気は感じるので
それを結果に結び付ける時に
どうやって結果を出すかと言ったら、まずは守備だと思うんですよね。
なるべく失点を先にしないで接戦に持ち込んで
良い時間帯で1点取るという可能性を探っていくのかなと。


残留争いをしているチームは
内容は良いけど何か勝てないということが続いて
結局落ちてしまうケースが毎年多いと思うんですよね。
そうならないためにも、まずは勝ち点1でもいいから取りたい所です。
それには得点を取ることも必要なので
そこをどう工夫していくかですよね。

金森と城後の位置を変えたことに関しても狙いがあった部分と
それがあまりハマらなかったから変えた部分と
そこはうまく準備していく所と
試合の状況を見ながら変えていく所と
しっかり井原監督が良く見て采配しているなと感じました


次の新潟戦は相当重要だと思います。
カップ戦をどうするかもありますよね。
スケジュールはきつくなる中で
当然タイトルを獲りたい気持ちもあるでしょうし
そのへんの井原監督の采配にも注目したいと思います。


こういう状況に置かれたチームが
思い切ったプレーができないというか
ミスを恐れてプレーしてしまうと悪循環に陥ってしまうので
そこは井原監督も気を付けているでしょうね。
常にポジティブな言葉を発していますし
戦う姿勢を見せるという所でも常に選手に声掛けを
しているのかという感じはします。
まだまだあきらめずに頑張って欲しいです。


(鹿島)
鹿島らしい勝ち方でしたね。
本来の強さを存分に見せたかと言えばそうではないと思いますけど
きっちり結果を残す意味での強さを見せてくれたと思います。
柴崎と遠藤を欠く中で
代わりに出た選手が点を取ったり勝ち点3を取れたことは
非常にプラスになると思います。


試合が終わった後に昌子が非常に悔しがっていて
あれは1点を取られてしまったということだと思いますけど
そのあたりの厳しさという部分を今後も求めていければ
本来の姿にすぐ戻れるのかなと思いますね。


鈴木を筆頭に原点に戻るハードワークは
チーム全体から感じました。
試合を通じてハードワークし続けた鈴木に
ボールがこぼれてきましたね。
赤﨑のゴールはストライカーらしい
素晴らしいゴールだったと思います。
金崎のパスもワンタッチでシュートを打てる完璧なボールでした。
少し攻めあぐんでいた時間帯もあったんですけど
一瞬のスキを見逃さないというのは
やっぱり鹿島の強さかなと思います。


何が何でも欲しかった結果が今日付いてきましたから
これをキッカケにチームが上向いてくると思います。
水曜日に試合をしていますし、移動もありましたし
キツい部分はあったと思うんですよね。
その中で全員が一丸となってハードワークした結果の勝ち点3ですから
良いキッカケになると思います。


チャンピオンシップの出場権を得ている鹿島が
あと9試合をどう戦っていくのかは興味があります。
まだまだ年間順位に1位になる可能性も残していますし
そこを目指しつつもチャンピオンシップに
どう照準を合わせていくのかが楽しみです。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第8節@レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡 1-2 鹿島アントラーズ

入場者数:16,530人 天候:晴、弱風
気温:31.8度 湿度:68%
主審:西村雄一
副審:大川直也、小椋剛
第4の審判員:村田裕介


《得点者》
<福岡>
90+5'駒野友一①(FK)
<鹿島>
27'赤﨑秀平②(アシスト:金崎夢生)
80'鈴木優磨⑤


《選手寸評》
(福岡)
GK神山竜一
2度の失点は前に出たことが奏功せず。最終盤は相手ゴール前へ行きかけたが...
DF實藤友紀
土居はある程度抑えたものの、そこから攻撃参加するまでには至らず
DFキム・ヒョヌン
エリア内での軽率なミスも目立ち、チームに安定感をもたらせなかった
DF濱田水輝□□■
1失点目は駆け引きで赤﨑に完敗。2失点目は体勢を崩して結果的にアシストに
DF駒野友一
鈴木に押し込まれることも多く、苦しい展開も最後にFKで一矢
MF城後寿
ロングスローと前半のスルー以外に効果的なプレーは多くなかった
(→85' MF三島勇太)
出場時間は短かったもののボールを持った時の雰囲気はあった
MF冨安健洋
スケール感十分の90分間。J1でも計算できる戦力であることを証明しつつある
MF三門雄大
冨安と邦本がのびのびプレーできるのはこの男のフォローがあるから
MF為田大貴
鋭いターンで見せ場を演出したものの、チームに推進力をもたらし切れなかった
(→69' FW邦本宜裕)
ボールをうまく呼び込み、攻撃にそれまでなかった円滑なリズムを生み出す
FW金森健志
フォローの望めない状況でも縦に仕掛けてFKを奪うなど貢献度は高い
FW坂田大輔
なかなか攻め手のない中でハイサイドに走って基点創りに奔走した
(→61' MF平井将生)
76分の決定機はこの起用の中であれば確実に沈めたかった


《選手寸評》
(鹿島)
GK曽ヶ端準
失点はノーチャンス。相手のシュートが少ない中で足元もハイボールも安定していた
DF西大伍
為田とのマッチアップを抑え切り、前節の悔しさをわずかに払拭できたか
DF昌子源
さらされた1対1は完璧にシャットアウト。漂わせる安定感と存在感が違う
DFファン・ソッコ
坂田のスピードと城後のパワーにきっちり対抗。ここから定位置争いに加わりたい
DF山本脩斗
いつもよりは少し高い位置取りも自重気味でバランスを取り切った印象
MF鈴木優磨
終始見せ続けたアグレッシブさが試合を決める追加点に繋がった
(→85' MFファブリシオ)
金崎へスルーパスをしっかり出せていれば、チームの信頼を得られたのでは
MF永木亮太
直接FKは大きく枠外へ。自慢の展開力を生かすシーンも多くなかった
MF小笠原満男
全体のバランス維持は相変わらずも、やや取り所のターゲットにされていた感も
MF土居聖真
ボール自体に絡む回数は限られたが、サイドハーフをハードワークでこなし切る
(→90+3' MF杉本太郎)
3枚目で起用された指揮官からの信頼を次の機会に繋げたい
FW金崎夢生
イライラする場面も多かったが、アシストシーンの技術と判断はやはり高次元
FW赤﨑秀平
先制ゴールは駆け引きも技術もパーフェクト。献身性も十分見せ切った
(→72' FW垣田裕暉)
アンラッキーであったが失点に絡み、最終盤のチームは苦しくなった


再放送スケジュールは
8月19日(金)深夜1:00~深夜3:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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