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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
岩手県営運動公園陸上競技場で行われた
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦の
グルージャ盛岡×早稲田大学は
4-0で盛岡が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
早稲田大学・新井純平、盛岡・八角大智のコメントです。
(早稲田大学・新井純平)
Q:ゲーム自体はいかがでしたか?
A:前半に立て続けに失点をしてしまって、東京都代表として臨んだ中で不甲斐ない結果で終わってしまって、素直に悔しいという気持ちと申し訳ないなという気持ちが強いです。
Q:監督が会見で「なかなか最後まで自分たちのサッカーを貫けなかった」とおっしゃっていましたが、キャプテンとしてはどのような印象ですか?
A:失点してしまった時間帯とかに、チームとして落ちてしまう時間帯というのもありましたし、やっぱり自分たちの強みでもある、高い位置からプレッシャーを掛けて、そこで奪って速い攻撃に繋げていくということに関して言えば、そういうことが出せた時にはチャンスになりましたけど、それを90分間通した中で、徹底し切ることができなかったなというのが監督と同じように正直な感想です。
Q:チャンスの数自体はそんなに変わらなかったと思いますが、結果は決め切る所の差が出たなという感じですか?
A:そうですね。今シーズンに入ってから自分たちも、結果に結び付ける所で個人に対する課題というのがある中、それをまず天皇杯予選に関してもギリギリの戦いをしてきたという中で、その要因の1つとして決め切る部分が大きかったので、それを克服し切れなかったと。その課題がこの試合でも出てしまって、それが敗因だったのかなと感じています。
Q:相手には八角選手がいましたが、ピッチ上で再会してどういう気持ちになりましたか?
A:そんなに意識はしなかったですけど、プロになったハチくんを見ていて、もっとこっちのサイドから打ち勝てたら、内容自体も結果自体も勝てたのかなというのはありますけど、やっぱりそこに対してハチくんと自分は対峙している中で、チャレンジし切ることもできなかったですし、もっともっとチャレンジしていかないと自分の成長もないのかなと思いますし、チームが勝つこともできないのかなと思っています。
Q:マッチアップ自体は楽しかったですか?
A:そうですね。それはあります。試合前にスタメンを見た時に、ハチくんがこっちのサイドにいることはわかったので、それは楽しみにしていました。
(盛岡・八角大智)
Q:去年まで在籍していた早稲田大学と対戦するに当たって、どういうことを考えてらっしゃいましたか?
A:本当に「負けることだけは許されない」と思いましたし、後輩たちが勝って喜ぶことをピッチで見ることは、「それほど情けないことはないな」という風に思っていたので、絶対に勝つという気持ちだけは強く持って戦いました。グルージャでのデビュー戦が早稲田ということは自分の中でも凄く意味のある試合だなという風に位置付けて今日は挑んだので、本当にそういった中でしっかり勝ち切れたというのは、1つ自分の中でも成長できたのかなという風に思いますね。
Q:相馬選手とマッチアップする機会が多かったですね。
A:今週のトレーニングでも「早稲田の情報はどんな感じだ?」というのは神川さんから聞かれていて、「こうです」という話をしていて、それこそ「右サイドハーフの相馬はスピードがあるというのをわかった上で、オマエにはそこを任せたい」という話もされたので、相馬には絶対にやらせないためにオマエを出すというようなメッセージはあったと思います。1回クロスを上げられたシーンで強く言われたのは当然だと思いますし、そこは切り替えはしっかりできましたけど、自分は在学中は"新人監督"と言って、下級生に対して凄く厳しいことを言ったり走らせたりしていたので、たぶん僕に対する色々な想いはあったと思うので、そういう点でも負けられなかったですね。
Q:対面していた新井君は去年も左右でサイドバックを務めていたと思いますが、彼とのマッチアップはいかがでしたか?
A:凄く楽しみでしたし、自分自身が今は早稲田とは違うサッカーでプレーをしている中で、自分のプレーが今までやってきた早稲田を相手にどう通用するのかというのは凄く楽しみだったので、それは右サイドバックの新井だけではなくて、チーム全体として自分がこのグルージャに来た意味を証明するためにも、グルージャのスタイルで勝ちたいという想いは凄くありました。
Q:相手はユニフォームもエンジでしたね。
A:キックオフの前に並んでいるイレブンを見て、「ああ、環境が変わったんだな」というのは凄く感じました。
Q:ゲーム後は早稲田のウルトラスの所へ挨拶に行っていましたが、あれは行こうと決めていた感じですか?
A:そうですね。彼らはサークルで自費でここまで来ていますし、自分が現役の時から全国の色々な所に応援しに来てくれていて、サークルという立場ですけど"一緒に戦っていた仲間"という認識が自分にもあったので、感謝の想いも込めて挨拶に行かせてもらいました。
Q:最高の形でグルージャでのデビューを飾れましたね。
A:自分は色々と紆余曲折があって、今はこの道に立っていますけど、自分の中では凄くポジティブに捉えています。経験も糧にして前に進んで行こうと思っているので、本当に今日母校相手にまた一歩踏み出したというのは、自分の中で凄い自信にもなりますし、これから先も自分がどんどんステップアップしていくためにも、ターニングポイントになるゲームだったかなと思います。今日の試合をもっと振り返って、反省したことを次に生かして、これからもっともっとチームのために成長することで、良いキャリアを積んでいきたいなと感じています。
以上です。
土屋
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