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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2016年06月04日

J2第16節 岡山×熊本 試合後の岡山・中林洋次、片山瑛一、田中奏一コメント

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シティライトスタジアムで行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第16節の
ファジアーノ岡山×ロアッソ熊本は2-1で岡山が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
岡山・中林洋次、片山瑛一、田中奏一のコメントです。


(岡山・中林洋次)
Q:後半に追い付かれる難しい展開になりましたが、ゲーム自体はいかがでしたか?


A:相手に後半すぐに追い付かれてしまったというのは、ゲーム展開的には厳しいですし、立ち上がりの5分で点を取られたというのはやっぱり反省点だと思いますし、ゲームをしっかり締めるという意味ではまだまだだなというのは感じています。


Q:前半からイージーミスが多くて、中盤で引っ掛けられるシーンが多かったように見えましたが、そのあたりはプレーしていていかがでしたか?


A:相手は1つカウンターを狙っているというのは後ろも非常に意識していましたけど、サッカーをする上でどうしても通らなくてはいけない所だと思うので、しっかりとサッカーをするという僕らのスタイルもありますし、そこは貫きつつ、もちろんリスクも取りつつという所のバランスが大事ですから、そこはもっともっとレベルを上げていくことが大事かなと思っています。


Q:ケガ人も出ているということで、今日は3バックの右に片山選手が入りましたが、そのあたりのバランスというのは後ろから見ていても問題なかったですか?


A:クラブとしては、もちろん今いる選手がどのポジションで出ても同じような戦いができるということが強みだと思いますし、それぞれの選手が立ち位置関係なく自分の良さを出すことが大事だと思います。チームとしてそれが層を厚くすることに繋がっていくと思うので、与えられたポジションでしっかりみんなが全力を出すこと、そして周りをサポートしながらやることも大事で、そこは今日はある程度できたんじゃないかなと思います。こういった事態もシーズンを戦っていけば必ずあると思うので、そこをしっかり乗り切っていきたいと思います。


Q:前節ああいう負け方をした中で、今日の勝ちは今後に向けても大きいですね。


A:そうですね。やはり連敗しないことは凄く大事ですし、連戦の頭の試合だったのでしっかり勝てたことは勢いにも繋がると思いますし、なかなか勝てていなかったホームで勝てたことが非常に大きいなと個人的には感じています。


Q:少し前までは去年と同じような成績だったと思いますが、そこから今シーズンは良い方向に成績が出ています。何か去年との違いや向上を感じる部分はありますか?


A:やはり今日のように追い付かれるような展開でバタつかなくなったというのは感じますし、リードされようが勝っていようが、同じような安定したメンタルでサッカーできていることは感じています。特に前線で赤嶺選手がタメを創ってくれるというのは心強いですけど、そういった所でもチームとして成長しているのではないかと思います。


Q:ちょっとゲームと関係ないんですけど、去年からお聞きしたかったことがあって、布コーチがベンチにいらっしゃるじゃないですか。市船時代にも指導を受けていたと思いますが、今度はプロの世界でコーチと選手という関係で再会するというのはどういうお気持ちなんですか?


A:来ると言われた時には、やはり高校時代のイメージだったり、そういったものが強かったですけど、もちろん今は立場が違って、当時は高校生と先生という立場だったものが、今はプロでコーチと選手という関係になっているので、こちらの立場を尊重してくれますし、お互いにリスペクトしあいながらやれていると思います。昔のように怒鳴られることはないですけど(笑)、そのへんは非常にバランスを取っていただいています(笑) 皆さんにもよく言われるんですけど、高校時代のイメージというようなものはないですね。


Q:距離感自体は高校時代と変わった感じはありますか?


A:そうですね。非常にフランクに話して下さったり、もちろんサッカーの話が多いですけど、非常に高校時代にはないような距離感でコミュニケーションを取らせていただいています(笑)


Q:「布さんってこんな人だったんだ」というような発見はありましたか?


A:皆さんが思っているような"怖い"というようなイメージに関しても、ご本人は「高校の先生なんだから、それは『作っていた』に決まっているだろ」と笑い飛ばされています(笑)


(岡山・片山瑛一)
Q:今日のポジション的にクリアする所と繋ぐ所のバランスが難しかったのかなという印象を受けましたが、実際にはいかがでしたか?


A:そうですね。右サイドになったという所で、視野の取り方が結構プレッシャーを食らいやすかったのかなとは思っていて、ビルドアップの面に関しては、そこが修正できなかったという所がまだまだ良くなかったのかなとは思います。ただ、そこをもっと整理していけたら攻撃に切り替わるチャンスというのも結構あったかなとは思います。


Q:攻撃に出て行くタイミングも難しい所はありましたか?


A:少しリスクを考え過ぎた所もありましたし、同じサイドの(田中)奏一君はタイプ的にもどちらかと言うと前にガツガツ行くタイプですし、そういった面であまり攻撃参加しなかった所もありますね。


Q:長澤監督が会見の中で「どういうポジションでも試合に出るというのはチャンスなんだ」というようなことをおっしゃっていましたが、それを感じる所はありますか?


A:そうですね。最終ラインでシノ(篠原弘次郎)が累積警告で出られなくて、そこに入る形になりましたけど、それで送り出してくれた監督も凄く覚悟を持って送り出してくれたと思います。その期待に応えられたかどうかはわからないですけど、今の自分の能力以上のものを背伸びして出そうと思ってもできないと思うので、着実に練習の中から自分の実力を高めて、試合で発揮できるように良い準備をし続けるしかないのかなと思っています。


Q:まだ試合が終わった直後ですけど、この90分間で自分の幅が少し広がったような感覚はありますか?


A:そうですね。同じシチュエーションは来ないと思いますけど、同じようなシチュエーションの時に自分の判断材料は今日の試合で増えた部分も多くあると思うので、そこをどのポジションで出たとしても生かしていけるようにやっていきたいなと思います。


Q:ちょっと語弊があるかもしれないですけど、楽しかったですか?


A:「自分らしくやろう」と思っていたんですけど、ちょっと硬くなった部分もあったので、どうなんですかね?(笑) でも、「自分の持っているものをすべて出そう」と思ってやったので、その部分では100パーセントやれたかなと思います。


(岡山・田中奏一)
Q:1点目のシーンを振り返っていただけますか?


A:ボールがこぼれてくる前にクロスが見えて、本当に決まる時って「あ、入るな」という感覚があるので、たぶんそれだったのかなと。2,3年に1度あればいいかなというようなゴールでした(笑)


Q:こうやって結果が残るということは大きなことですよね。


A:もちろん気持ち的に全然違いますけど、この1,2年間はずっと監督には迷惑を掛け続けていて、これに驕らずにそれを取り返したいという気持ちの方が強いですね。


Q:今日は後ろが片山選手でしたが、そのバランスはどういうことを考えながらプレーされていましたか?


A:ぶっつけ本番だったのでコミュニケーションを取りながらやりました。ただ、アイツには結構機動力があるのはわかっているので、久木田紳吾くんとやっていた時のイメージで、とにかく話すことはしながら試合に入りました。


Q:「うまくコミュニケーションを取りながらやれたな」という手応えはありますか?


A:そうですね。チグハグした部分もあったとは思うんですけど、要所要所では押さえられたので良かったと思います。


Q:失点した前後では苦しい時間もありましたけど、総括するとどういう試合でしたか?


A:コンディションに差があるなというのは感じました。ただ、正直もっと点が入った試合だと思いますし、後半の立ち上がりはウチが明らかに緩かったので、帰ってビデオを見ますけど、僕自身もチームも反省点はあるのかなと思います。


以上です。


土屋

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