味の素スタジアムで行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第12節の
東京ヴェルディ×松本山雅FCは0-4で松本が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
東京V・冨樫剛一監督のコメントです。

（東京V・冨樫剛一監督）
自分たちのホームですけれども、本当に堂々とした応援をバックに自分たちがしっかりと入って行こうという所でスタートして、自分たちが少し良い形でやり切れるかなと思っている矢先に、何もない所から相手の得点が生まれてしまったと思っています。前半で0-2になって、ハーフタイムにまた選手と話をして、「後半はしっかりとして出て行こう」と。選手交替もして、自分たちがゴール方向に向いて「さあ、これから0-2を引っ繰り返そう」という中で、後半の6分にまた3点目が来てしまったと。その1点目と3点目が非常に悔やまれます。チームとしてピッチの中で少し自信をなくしているような雰囲気を漂わせてしまったのは、自分のマネジメントの問題だと思っていますし、自分の責任だと思っています。後半は少し攻撃の形も見える中で、やはり1点でも取りたかったですし、1点でも見せることができればという想いでみんな戦ってくれたのですが、残念ながらああいう形で負けてしまいました。何を言ってもこういう結果だったので、自分はしっかりと選手たちと話をして、ピッチに向かってしっかりとした練習をして、次のゲームに向かえればと思います。

Q：後半の頭から交替した杉本選手はケガでしょうか？そうでなければ戦術的な狙いを教えて下さい？

A：だんだんと前半自信をなくしていて、隙間が空いているにもかかわらず、センターバックからフォワードに長いボールを蹴って失うタイミングが多かったことと、自分たちがゴール前まで行けていた時はボランチの脇とか空間を使ってボールを運べていたので、（高木）善朗にそこの空間で受けて、ツートップというよりも4-2-3-1みたいな形でボールを運んでいこうと。実際に空間で受けて、ターンをしてそこから前に運んで行けた時間帯はあったと思うんですけど、そこで3失点目をしてしまったことで、また後ろ向きになってしまったかなと。ただ、（善朗が）ボランチに入った後は相手のプレッシャーがある中でも、しっかりと受けて、出して、もう一度受けるという作業の中で、自分たちが前を向けて進む形は見せられたので、前半はそういう所でボールを動かせなかったのは非常に残念だと思います。

Q：ボールがない所での攻守のハードワークにかなり差があったのではないかと思いますが、そのあたりはいかがですか？

A：実際にやはり特に前半は0-2になってしまって、自分たちの思考も止まってしまう、体も止まってしまうような状態に、特に前半の45分は終始してしまったかなと。自分たちがボールを持った時に今日チャンスになるのは、逃げる動きの逆サイドに向けたボールで、相手のセンターバックの脇を使っていくというのが1つのキーになると思っていたんですけど、なかなかそういうボールを使うことであったり、逆サイドの所の思い切りの良さであったり、縦に出て行く推進力がなかなか出せなかったという所で、相手の方が上回っていたのかなという風に思います。

以上です。

土屋