キンチョウスタジアムで行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第3節の
セレッソ大阪×ザスパクサツ群馬は1-0でC大阪が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
C大阪・大熊清監督のコメントです。

（C大阪・大熊清監督）
まず開幕にこれだけのファン・サポーターの方に来ていただいて、本当に後押しいただいて勝利することができたので、本当にありがとうございます。3試合目でホームで、やろうとしている方向性がチャンスの数には繋がっているという風には思います。それと守備も相手のワンタッチのパスとかで崩されそうな場面はありますけど、どうにかそこをカバーし合いながらということも、非常に3試合は集中してできているかなと思います。これはさらにチャンスの数を増やして、1-0から2-0に突き放すという所の精度だったり共通認識、連続と連動という所を守備もそうなんですけど、攻撃の所で粘り強くもう少し確実なシーンを、サポートに1枚増やすとか、もう少しえぐって中に入る所だったりとか、そのへんはやっていかないといけないんですけど、例えばクロスの共通認識もだんだん近寄ってきては来ているという風に思うので、あとは結果として点というものに今後1試合1試合繋げて行けるようになるという所が非常に重要かなと思います。ただ、攻撃に加担してあまりにも頭がそっちに行って、逆に守備がという所もあるので、今の守備の意識、ボールを奪われた所の意識をしっかりさせながら、追加点をどうにか畳み掛けるという所を築き上げるということが重要なのかなと思います。あとは、またこれを忘れて、非常に大切な試合ではあったと思うんですけど、U-23の開幕がクラブとしてもありますし、勝利することが大切なことなんですけど、また次の試合を初戦のつもりで1試合1試合我々がやっていくということが何しろ重要だと思うので、今日の試合に勝ったことをしっかりと忘れて、次の試合にまた向けるということが非常に重要かなと思っています。ありがとうございました。

Q：攻撃でどんどん背後に追い越していくという意識は今日のピッチで見られましたか？

A：出ていたと思います。丸橋も長い距離、バランスを取りながらタイミングを見てオーバーラップとか、そこでもう少し強気に行けないかとか、例えばですけどもっとえぐれないかとか、そこはこれからなんですけど、良いバランスから長い距離を労を惜しまず、良いタイミングでバランスを崩さずに上がるという意味では、1，2試合目よりはできていましたし、追い越すことでゴールから遠いけれどもフリーの選手がクロスを上げることで、クロスもゴールに近づいているなという意識はありました。これをさらに相手が疲れた時に畳み掛けるような、もっともっと後から出てきた選手も含めて、精度とか迫力を増すということは必要かなという風に思っていました。ただ、方向性としてはやってくれたかなと思っています。

Q：柿谷選手は非常に素晴らしい技術の詰まったゴールだったと思いますが、主将ということも踏まえて評価を教えて下さい。

A：最後の所で攻守に頑張っていたのでバテていたなとはちょっと思ったんですけど、やっぱり隙を作る所とか、ゴール前のアイデアとか、あれも抜いてシュートとなるとプレッシャーも掛かると思いますし、そういう意味では感覚とかアイデアは突出したものを持っているかなとは思いました。できれば、相手が疲れた時に彼を中心に畳み掛ける2点目というのを、守備をやりながらという風に思っていましたけど、非常に良いパフォーマンスを出してくれたかなと思います。

Q：今日は澤上選手がデビューを果たしましたが、評価を教えて下さい。

A：最後のプレーも相手のボールになりましたけど、時間帯でのやるべきプレーというのを初めての試合で時間を稼いでくれたり、曜一朗が前に行った時は守備の意識も高かったですし、確か関口からチャンスがありそうな場面できちっとゴール前にも出てくるし、チームの中での適材適所を今後どこに当てはめて行くかというのは、色々な競争の中で見て行かなくてはいけないかなと思います。ただ、彼の良い所は攻守マジメにできて、どちらの切り替えも非常に速いですし、シュート力もあるので積極的に使っていきたいとは思います。ただ、これは競争なので今日も日頃の練習とか紅白戦の出来が良くて使ってみたんですけど、常に競争の中で彼が勝ち抜いてくるのであれば、積極的に使いたいと思います。

以上になります。

土屋