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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
IAIスタジアム日本平で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第1節の
清水エスパルス×愛媛FCは0-0のドローとなりました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
愛媛・西岡大輝のコメントです。
(愛媛・西岡大輝)
Q:細かいことなんですけど、最初の10分くらいは西岡選手がアンカー気味に入って、後ろが4バック気味になっていたように見えましたが、あれは狙いだったんですか?
A:あれはもう監督が試合の始まる前にいきなり。まあ奇策だと思うんですけど(笑) 去年もやっていたので、たぶん相手を攪乱させるために「ちょっと4枚にしてやろうか」という話で。でも、すぐ戻りましたけどね(笑) そういう戦い方もあるんじゃないかなと思います。
Q:そうするとアレはハマらなかったから3枚に戻したのではなくて、立ち上がり限定の4バックという感じだったんですね?
A:そうですね。"わざと"と言った方が良いかもしれないです。
Q:実際に最初の10分は押し込まれる時間が長くて、3バックに戻してから安定したように見えましたが、あのあたりはいかがでしたか?
A:開幕戦ということもありますし、簡単に失点してしまったら元も子もないと思っていたので、4バックにしてしっかりと相手を裏返すことができればもうちょっと違った展開になったと思うんですけど、無失点でそこを切り抜けるというのはまずマストでしたし、本当にやりながらみんなで声を掛けながら、僕たちから崩れる訳にはいかなかったので、しっかりとアウェイの戦い方をやっていこうという想いでやっていました。
Q:会見で木山監督が「選手たちももうちょっと前からプレスに行きたかったと思うけど、そこはうまくやってくれた」とおっしゃっていましたが、ある程度エスパルス相手ということもあって、こういう戦い方をしたということでしょうか?
A:そうですね。やっぱりJ2の中でもトップレベルの相手ですし、J1でも凄く経験のあるチームで、凄くリスペクトの気持ちがありますし、その中で日本平で初めてのピッチということで凄く独特の雰囲気がありました。開幕戦ではなかったら、また違う展開になったかもしれないですけど、開幕戦という特別な試合だったので、その中でまずしっかりと勝ち点3を取れればベストですけど、木山さんは「勝ち点ゼロでも俺らに失うものは何もない」とおっしゃっていたので、僕たちは勝ち点を取れれば1以上の重みもあったでしょうし、3以上の重みもあったと思います。その中でゲームが進むにつれて全体的に重かったので、今回はアウェイということもありますし、しっかりと勝ち点さえ奪えれば次にポジティブな気持ちで臨めると思ったので、なかなか決定的なシーンというのは創れなかったですけど、みんな想定内だと思いますし、意思疎通できていたので、みんなでもぎ取った勝ち点1だと思います。
Q:愛媛が中をきっちり閉めていた中で、大前選手が「縦に付けろよ」という感じでCBに指示をしていたように見えましたけど、やはり縦にボールが入ってこないことで、相手の前線の選手がイライラしていたような感じはプレーしながら受けましたか?
A:やっぱり「なかなか思い通りに行ってないんだろうな」というのは僕自身も感じていましたし、逆にそこで縦に入った瞬間が僕は狙い目だと思っていたので、そこはゲームの中での駆け引きというのが、テレビの画面に映っていない所で結構バチバチと繰り広げられていたのかなというのはありますけどね(笑)
Q:木山監督は「勝ち点3を取れたら6以上の価値があるし、勝ち点1を取れたら3以上の価値があると選手に話した」とおっしゃっていました。
A:監督が言っていることがすべてで、僕たちもそのつもりでピッチへ入っていました。でも、やっぱり選手である以上は勝ち点3というものが絶対に必要なものだと思うので、試合は続くのでこれをポジティブに捉えて、次に向かってみんなが同じ方向を向くのが愛媛だとも思うので、しっかりと同じベクトルを向けてやっていきたいと思います。
以上になります。
土屋
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