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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2016年02月19日

FUJI XEROX SUPER CUP 2016 NEXT GENERATION MATCH 試合後のU-18 Jリーグ選抜・鈴木喜丈、日本高校サッカー選抜・深見侑生コメント

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日産スタジアムで行われた
FUJI XEROX SUPER CUP 2016 NEXT GENERATION MATCHの
U-18 Jリーグ選抜×日本高校サッカー選抜は
1-1のドローとなりました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
U-18 Jリーグ選抜・鈴木喜丈(FC東京U-18)と
日本高校サッカー選抜・深見侑生(駒澤大学高)のコメントです。


(U-18 Jリーグ選抜・鈴木喜丈)
Q:なかなかこういうチーム構成で試合をする機会はないと思いますが、感想はいかがですか?


A:みんなレベルが高いので、その中で合わせて行くことが少ない日数の中ではできたんじゃないかなと思います。


Q:中盤のアンカーに入っていましたが、どういう所を気を付けながらプレーしましたか?


A:監督には守備のことを言われていたので、今日の試合では攻撃していても守備のことを意識してやっていた部分はあります。


Q:最初の10分くらいまでは良いリズムだったと思いますけど、その後は押し込まれた印象もありましたが、そのあたりはいかがでしたか?


A:サッカーなので流れはあると思うので、相手の流れになっても絶対に自分たちの流れも来ると思ってやっていました。失点した時はちょっとチームとして落ち込んだ部分もあったんですけど、後半に1点取れて、その後は五分でやれたのでその部分は良かったと思います。


Q:やっぱりこういう舞台でプレーするということは刺激になる部分も大きいですか?


A:はい。周りの選手も上手いので「もっと頑張らなきゃな」というのもありますね。でも、予想以上に緊張しなかったというか、そういう点ではプレミアリーグとかも経験してきたので、そこは生きていたのかなと思います。


Q:相手には何人かFC東京の下部組織の選手もいましたね。


A:そうですね。そういう選手には負けないようにというか(笑)、彼らよりは頑張ろうと思っていました。


Q:この選抜を通じて今シーズンに懸ける想いが、より強くなったような部分はありますか?


A:FC東京の中でもそうですけど、こうやって全国のレベルで自分の実力はまだまだだなと思ったので、自分のチームでできるだけじゃなくて、こういう所でもっと自分のプレーをできればいいなと思います。


Q:生地くんが追加招集で来ましたけど、「ラッキー」みたいな感じはありました?(笑)


A:そうですね。ちょっとホッとしました(笑)


Q:他のチームの選手で仲良くなった選手はいましたか?


A:梅村豪(清水ユース)とか向井章人(神戸U-18)とかと仲良くなりました。


Q:2日間も同じ年代の選手たちと寝食を共にすると、仲も深まった感じですか?


A:そうですね。次にやった時に負けないようにしたいですし、彼らを知ることもできたので、次に生かしていければ良いなと思います。


Q:今回の活動は楽しかったですか?


A:楽しかったですね。凄く良い経験になりました。


(日本高校サッカー選抜・深見侑生)
Q:実際に高校選抜でプレーしている感触はいかがですか?


A:みんな足下もあって技術もあって、自分のチームとは違って意見を言い合う機会が多いなというのは凄く感じていて、我が強い人が多いので「ああしてくれ」とか「こうしてくれ」とか、要求をする選手が多いなと思いますね。


Q:自分のプレーがある程度通用している感じはありますか?


A:通用する部分もありますけど、通用しない部分の方が全然多かったので、まだまだレベルアップが必要だなという風に感じています。


Q:合宿でも色々なポジションをやっているという風に聞きましたが?


A:そうですね。最初はサイドバックをやったりセンターバックをやったり、フォワードをやったりと色々なポジションをやっていますね。一番自分の得意なポジションはサイドバックなんですけど、高校に入って1回もサイドバックはやっていなかったので... 正直サイドバックをやりたいですね(笑) 早稲田監督にも「フォワードとディフェンスだったらどっちが得意なんだ?」と最初に言われた時に、「自分はディフェンスが得意です」と言ったんですけど、ディフェンスが結構多くてフォワードが少ないので、そういう関係もあると思います。


Q:選手権であれだけ色々なポジションをやったことが、この高校選抜に繋がった部分も感じますか?


A:そうですね。あれで色々できるんだと思われた可能性はありますね(笑) 選手権の時はいきなり色々なポジションをやったので、ちょっと複雑だったんですけど、こういう風に選抜でも色々なポジションをやらせてもらうことができているので、結果論から言うと良かったのかなと思います。


Q:今日はフォワードでの起用でしたね?本職というか。


A:本職でもないんですけど(笑)、それもそれで良かったかなと思います。昨日の練習でフォワードをやっていたので、たぶんフォワードなんだろうなとは思っていました。結構相手のラインが高くて、背後を取る動きがあまりなかったので、そこを自分はやろうかなという風に思っていました。


Q:ファーストタッチで右サイドへドリブルで持ち出していましたけど、良いゲームの入り方ができたなという感じですか?


A:いや、ちょっと雨でボールが流れちゃったので(笑)、「ミスったかな」という感じでした。


Q:このチームで自分の持ち味は生かして行けそうですか?


A:自分自身で生かしていくしかないと思うので、これからしっかりもっと自分を出していければ良いかなと思います。


Q:今日はJユースの選手たちが相手でしたけど、その部分はいかがでしたか?


A:自分は深川でF東のユースに上がれなかったので、今日はF東のむさしの選手が相手に2人くらいいたと思うんですけど、彼等はユースに上がっていて1個下なのに、正直「ウメーな」と思って。「これがユースなんだな」と思いましたし、結構力の差を感じたというか、高校生もガツガツやる部分はJリーグ選抜より上だと思うんですけど、足元の技術や判断力というのは"Jユースさまさま"だなというか(笑)、「違うな」という風には思いましたね。


Q:相手は駒大にユニフォームが似ていましたけど、間違えたりしなかったですか?


A:さすがに間違えなかったですね(笑) もう1ヶ月ぐらいあのユニフォームから離れているので。現役だったらちょっと「アレッ?」って思ったかもしれないですけど(笑)


Q:でも、日産スタジアムなんて素晴らしい舞台で堂々とプレーしているように見えましたよ。


A:プロにならない限りは一生の内に一度できるかどうかという場所だと思うので、本当に良い経験をさせてもらっているなと思いますね。単純に凄いなという感じでした。


Q:最終メンバーの18人に入りたいなという気持ちは強いですか?


A:はい。強いです。外国に行く機会もそうないと思うので(笑)、そういう欲も出てきました。


Q:改めてですけど、選手権の東福岡とのゲームは自分の中で自信になった部分はありましたか?


A:東福岡も市立船橋戦で燃え尽きている感じもあって、本調子ではなかったと思うんですけど、久我山に5点も取ったチームですし、1点を取られてしまったのは悔しいですけど、逆に1点に抑えたというのは自信に繋がりました。結構DFラインは2年生が多かったんですけど、東京でもやれるヤツらですし、今年も凄い守備陣になると思うので、ほぼアイツらのおかげだったと思います(笑) T1の開幕戦も行きたかったんですけど、合宿の前日だったので全部友達から速報を送ってもらってました(笑)


Q:何人かの2年生に話を聞いたら「東福岡にリベンジしたい」とはっきり言い切っていて、目標値が凄く上がっているのを感じました。


A:今までだったら東京の決勝を勝ちたいとか、そういう部分が目標だったんですけど、今年で目標とする位置のランクが1個上がったかなとは思いますね。これでTリーグ全体も強化されていけば東京の高校サッカー界もどんどん強くなっていくと思うので、良い感じかなという風に思います。


Q:東京全体のことまで考えてくれているんですね(笑)


A:そうですね。東京の高校サッカー自体がどんどん上がって行って欲しいですね(笑) 久我山も駒澤もそうですけど、今シーズンはTリーグから準優勝とベスト8のチームが出ましたし、他のチームの自信に繋がる部分もあると思うので。


Q:駒大高から欧州遠征のメンバーに選ばれたら初めてですよね。


A:これでヨーロッパに行けたら駒大の歴史に名が残りますね(笑)


Q:大野先生も合宿は見に来ていたようですけど。


A:結構見に来て下さったりするんですけど、直接話したら何かいつもみたいに「頑張れよ」みたいな感じで、ちょっと冷めていました(笑)


Q:高校の後輩たちに向けてメッセージはありますか?


A:四冠を狙って欲しいです。Tリーグと関東、インハイ、選手権とまず4つ獲って欲しいというのと、あとは選手権でベスト8の壁を超えて欲しいというのはありますね。優勝はもちろん狙って欲しいですし、自分たちがポンと1回ぐらいあそこまで行くのは簡単かもしれないですけど、翌年もまた行ってという風に続けて行くことは結構難しいと思うので、今年も注目されると思うんですけど、それに自分たちがアガってしまうのではなくて、しっかり謙虚な気持ちで戦って欲しいと思います。


Q:選手権の時は大学でサッカーを続けるか、かなり考えていた部分もあったと思いますが、こういう選抜での活動を経て、心境の変化はありましたか?


A:ないですね(笑) この合宿中はそういうことを考えないようにしようかなと思っていて。こういう色々なサッカーをやっている人がいる中で、21人しかやれない環境で今はやらせて頂いているので、そういう中ではここでしっかりやらないと、ここに来られていない人たちに申し訳ないという気持ちはあります。大学でもやるという方向には傾いているんですけど、まだ決断はしていないです。今年はチームメイトでも続ける人が少ないですし。自分自身で決めることなので、周りはあまり関係ないんですけどね。結構聞くとスポ薦も良い選手を獲っているらしいので、「やったら絶対に面白いな」とは思うんですけど、こういう所で肌で感じたことを家に持ち帰って、親と相談して決めたいと思います。


以上になります。


土屋

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