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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2015年12月26日

天皇杯準々決勝 仙台×柏 試合後の柏・工藤壮人、クリスティアーノ、中谷進之介コメント

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ユアテックスタジアム仙台で行われた
天皇杯準々決勝のベガルタ仙台×柏レイソルは
3-3、PK戦3-5で柏が勝利しました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
柏・工藤壮人、クリスティアーノ、中谷進之介のコメントです。


(柏・工藤壮人)
Q:ゲーム自体はいかがでしたか?


A:僕自身で点が取れれば良かったですけど仙台も中は堅いですし
どこかで綻びだったりを埋めるように心がけていましたし
うまく最終ラインで駆け引きしながら他の選手のスペースを創って
うまく前半とかはタニくんとかがCBとボランチの間にスッと入って
スルーパスを出したりという形は何回か創れていたし
寛斗もうまく効いていましたし
最後のこぼれ球の所で割り切ってやっていましたけどね。


Q:10人になってから最前線がクリスに変わって、工藤選手が右に出た中で
吉田監督は会見の中で「選手からそういう話が出た」と話していましたが。


A:あれはあれで全然アリだと思いますし
1人少ないという所もあって、アレである意味簡単に押し込めましたね。
アレも全然アリで1本シュートをふかしちゃいましたけど
僕もこぼれを狙っていましたし
クリスがそれでラインを下げてくれることによって
うまく僕もそこになるべく付いてプレーしたいという所もあったので
これから準決勝や決勝に向けて良いオプションになるんじゃないかなと思います。


Q:柏が10人になって仙台がもっと繋いでくるかと思ったら
割と蹴ってきた印象もあって、あれは柏サイドとしては
ちょっと助かったんじゃないかなと思いましたが
そのあたりはいかがでしたか?


A:たぶんボールを持つことに対しての免疫があまりないというか
どこにポジションを取るかも含めて
もちろんリャン選手や金久保選手は賢くインサイドに入ってきて
素晴らしいプレーをしていましたけど
他の選手の中にはボールを持っている時に迷いを感じたので
できるだけ僕自身も最終ラインにプレッシャーを掛けながら
蹴らせるように意識はして、それがうまくハマって
後ろの選手たちも凄く楽にできたのかなと。
もちろんハモン・ロペスとウイルソンに個で打開されると
難しい部分やしょうがない部分はありますけど
最後にクリさんが1対1で止めたりとか
入った選手がそういう選手に臆することなく
自分たちの仕事を遂行できたことが勝利に繋がったと思います。


Q:10人になってからの戦い方が凄くしっかりしていたというか
割り切って蹴ってクリスに合わせてというのは
ピッチの中で全員がうまく共有できていた感じですか?


A:実際にファウルをもらったりとか
クリスがFKを決めたりとか
逆にそれがあるということで相手にも脅威を与えられますし
クリスは強く行き過ぎるとファウルになっちゃうので
そのあたりの加減はアイツもやっとわかってきたのかなと思いますけどね(笑)


Q:PK戦はどういう風に見ていましたか?


A:もうウチの選手はPKが上手いというのはわかっていますし
あとはスゲさんが止めてくれるか止めてくれないかだったので(笑)
願って見ていましたけど、ウチも天皇杯で優勝した時に
大宮にベスト8で2-0から逆転して勝ち切ったことだったりとか
チームが1つになるようなこういうドラマチックな勝ち方というのは
絶対に次に繋がると思うので
この勢いというものを次のレッズにぶつけていければ何も問題ないと思います。


Q:1人少なくなる前までというのは非常に良かったと思いますが
そのあたりの手応えはいかがですか?


A:結果的にクリスの3本でという試合になりましたけど
崩す前段階の所は問題なかったと思いますし
攻めながらのリスクマネジメントも後ろの選手が集中して
横や前を取り合ってやってくれたことが
本当に前の方としても落ち着いて見られました。
もちろん難しい試合になるとわかっていたので
こういう下が難しい状況、ちょっと足元に入ったりするピッチ状況の中でも
しっかり後ろの選手が落ち着いて、自分のポジションを取って
中盤の選手も含めて自分たちのペースでパスを繋げたことで
相手も凄くやりづらそうだったと思います。
そこは次のレッズ戦でも相手のサッカーをさせるつもりもないですし
自分たちのサッカーをやりながら
またレッズの選手たちも僕らにやりづらさは感じていると思うので
そこでこの勢いというものを自分たちにプラスして
とにかく勝つしかないですね。


(柏・クリスティアーノ)
Q:FKでハットトリックは初めてですか?


A:人生で初めてです。


Q:まず1点目はニアサイドを射抜きましたが?


A:ここ1年間はずっとニアを狙っているボールがポストに当たったりとか
良い所にずっと行っていたので
今回もそれを含めて自信を持って狙いました。
ゴールが近ければ常に自分が蹴りたいという気持ちでやっているので
少しでも自分が決められるという確率が高ければ
そこからは狙うしかないと思っています。


Q:2点目はグラウンダーでのゴールでしたね。


A:2点目の方が自分的には気に入っています。
しっかりと蹴れましたし、地面を這うようなボールで
たぶんゴールキーパーがしっかりわかって反応できたとしても
本当に自分の中でも良い所に決まったので
ゴールキーパーは難しかったかなと思います。


Q:3点目はビハインドの時間帯でメンタル的にも難しかったのかなと思いますが?


A:蹴る前にエドゥと「コレ、決まるから」ということを話していて。
自信があって、時間帯と状況を考えたら3点目の方が印象に残るかなと思いますけど
自分が好きなのはやっぱり2点目の方ですね。


(柏・中谷進之介)
Q:120分間通して落ち着いてプレーしていた印象ですが
個人としての手応えはいかがでしたか?


A:自分の中で今年2試合出たJリーグの試合がかなり悔しかったので
前半は落ち着いてやろうと思っていて
その中でうまくできたのかなと思っています。


Q:相手の外国籍選手も体の強い選手でしたけど
負けずに前に出てインターセプトするシーンもありましたね。


A:個人的には奥埜さんの方が嫌でした。
力強い選手だったらバンと当たれば、自分の強さを生かして
自分の間合いに持って行けることもあったので
奥埜さんじゃなくてハモン・ロペスが来た時に
左足だけ警戒しておけばという感じで
自分の中で割り切ってやっていたので良かったです。


Q:上から見ていても奥埜選手は効いているように見えましたが
彼にギャップで受けられるのは少し嫌でしたか?


A:僕は自分たちがコンパクトじゃないなと思っていて
結構僕らのディフェンスラインと中盤の間が広かったじゃないですか。
そこで奥埜さんや金園さんが受けるのが凄く嫌で
ウイルソンが視野の後ろから走ってくるので
それは気になっていましたね。


Q:それに対してキッチリ対応できたという感覚はありましたか?


A:そうですね。特に自分たちがやられている印象もなかったですし
自分の中で今回の試合は全然息が上がらなかったので。
レッズ戦の時はハアハアになってしまって
自分で自分を苦しめてしまったので
それが今回は凄く良かったです。


Q:柏が10人になってから比較的仙台が蹴ってきた印象があって
柏としては左右に動かされた方がキツかったんじゃないかなと思いますが
そのあたりはプレーしていていかがでしたか?


A:僕らからしたら疲れるのが一番嫌だったので
ゴールキックを近くに繋がれるのが一番嫌だったんですけど
相手が蹴ってくれたらこっちにはエドゥがいますし
僕も跳ね返せると言えば跳ね返せるので
少し楽だったというか。
その中でもリャン選手は上手いスルーパスを狙っているので
それだけ注意してやっていました。


Q:延長の後半はカウンター合戦みたいな形になりましたけど
良く粘って対応していましたね。


A:もう延長後半の最後は
クリさんの1対1になったシーンとか本当に助かりました。
「さすがベテランだな」というか
ああいうのでチームって変わるし
ああいうので勝ち上がって行けるんだなというのを今回改めて感じましたね。
「本当に凄いな」って思いました。
僕も戻れなかったし、実際「やられた」と思いましたから。
あそこでクリさんが止めてくれたのは本当に大きかったですね。


Q:PK戦はどのような感じで見ていましたか?


A:いや~、「本当に順番来ないで」と思っていました(笑)


Q:何番目だったんですか?


A:6番目です。


Q:それは!(笑)


A:U-19の代表で蹴った時は「絶対に大丈夫だ」というメンタルでしたけど
今日はちょっと蹴りたくなくて
「(足が)攣ってます」というアピールをしたんですけど
結局6番目でした(笑) 「みんな決めて!」って感じで(笑)
緊張しましたね。


以上になります。


土屋

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