維新百年記念公園陸上競技場で行われた
2015 明治安田生命J3リーグ第31節の
レノファ山口FC×Y.S.C.C.横浜は4-0で山口が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
YS横浜・有馬賢二監督のコメントです。

（YS横浜・有馬賢二監督）
首位を走る山口さんに対して最初のゲームの入り方そのものは良く入れたなと。
ただ、その中でも自分たちでロストする回数が増えていく中で
本当にちょっとした所を突かれて。
そういう質というのは山口はあるんだなと。
2点目、3点目の所は映像でちょっと見てみたいんですけど
そこでちょっとスイッチが切れてしまったかなと。
そういうゲームです。

（質疑応答）
Q：ここ最近ホームゲームでは手応えのあるゲームをされていたと思いますが、
今日も今まで同様に継続してできていた部分はどういう所かということと
直近で一番改善したい所というのはどこでしょうか？

A：まず奪いに行く所としっかりスペースを消して時間を創る所と
という意味での守備では良かったと思いますし
奪ってから背中を取りに行くというチャンスは何回かできたと思います。
ただ、奪った後の、もしくはゴールに向かう最後の質というのは
やっぱり取り切れない部分が多かったりとか
慌てないでもう1個いなすだけの時間を創れないと
またすぐ相手にボールを渡して、守備の時間というのが増えてしまうかなと。
猶予を与えてくれる相手だったら
たぶんもう1個時間を創れると思うんですけど
なかなかそうさせてもらえない相手の時にも
どこかでしっかりいなすだけの余裕を持たなくてはいけないし、技術も必要だなと。
全体的に言えば奪い方、もしくは背中を取りに行くという部分では
継続してやっていきたいなと思っています。

Q：山口には前々回が0-1、前回が1-6と負けている中で
今日の試合はどんな所に気を付けて
どういう風に戦っていこうと話をしたのでしょうか？

A：必ず背中は取りに来る山口さんなので
そこはしっかり相手のストロングというのを消しながら
ボールを奪った後もどう先に1個取りに行くかという中で入ったんですけど
連動性のある攻撃にわかっていながらやられたという部分はあるので
そこは僕らも質を上げていかなくてはなという部分は感じています。

Q：23日にホームで琉球に勝って良い雰囲気で山口に来たと思いますが
試合前の選手たちはどのように見られていましたか？

A：手応えはある中で入って、今日も失点の仕方なんですよね。
例えば完全に崩されたというか
枚数はある中でボールに行けない部分があって
ああいう失点だったりとかPKだったりとか
そういう部分で良い雰囲気では入れたんですけど
逆に出鼻をくじかれるというか、サッカーってそういう部分はあるんですけど
そういう差かなと思います。

Q：高橋選手は2点目、3点目と報われない失点もありながら
ファインセーブも連発していた中で
毎試合必ずファインセーブがあると思いますが
彼が最後尾にいることの大きさはいかがでしょうか？

A：逆にウチが勝った試合というのは全部ゼロで抑えていて
もちろんGKの拓也の活躍もあるんですけど
やっぱりさっきもお話しした通り、ボールに行けて限定させている時こそ
逆にGKのポジションの良さや反応の良さで防げていると。
今日も1点目というのは彼の良さを出すためには
ボールに行けたらもっと違う展開になったなと。
そういう風には思っています。
全員が良い守備をできた時には彼の良さもさらに出るのかなとは思っています。

以上になります。

土屋