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このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2015年09月26日

J1-2nd第12節 鳥栖×甲府マッチレビュー

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J1-2nd第12節 
サガン鳥栖×ヴァンフォーレ甲府@ベストアメニティスタジアム
解説:玉乃淳 実況:西岡明彦 インタビュアー:森田みき


【サガン鳥栖 森下仁志監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:90分を振り返っての感想をお願いします。


A:本当に結果だけ出せなくて
本当にたくさんのサポーターの方に申し訳ないですし
その中でも選手はスタートから90分、95分最後まで
良くやってくれたなと思います。


Q:前半は守り優先に感じましたが
狙いや戦い方のポイントはどのあたりにありましたか?


A:いや、特にそういう訳ではないですし
甲府さんが出て来ないのはわかっていましたし
集中力、粘り強さ、そういう部分が勝負のポイントになると思っていたので
その中でも選手は本当に最後まで良く走ってくれたと思います。


Q:後半は割と早めに吉田選手に替えて水沼選手を投入されました。
そのあたりの狙いを教えて下さい。


A:もう勝ち点3を取りに行く判断で出てもらいました。


Q:豊田選手の交替は3番目でしたが
そのあたりはまだコンディション的な部分もあるのでしょうか?


A:まだ時間制限があるので
あの時間がギリギリかなと思います。


Q:それでは次節の浦和戦に向けて一言お願いします。


A:本当にもう頭を下げないで
まだまだ試合は続きますので、また選手と立ち直って
次の浦和戦に向けてやっていきたいなと思います。


【ヴァンフォーレ甲府 佐久間悟監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:貴重な勝ち点3をゲットされました。


A:本当に今日の鳥栖は遠い所ですけども
多くのサポーターの皆さんに来ていただいて
今日は山梨でも今パブリックビューイングをやっていまして
山梨から本当に見えない力と言うんでしょうかね。
そういったものが私たちを後押ししていただいて
ゴールに繋がったんじゃないかなということで
勝ち点3を取れたことに対して非常にホッとしています。


Q:その勝利した試合を振り返っていただけますか?


A:鳥栖の戦いぶりを分析しますと
基本的には昨年勝ち点差5で優勝を逃した、5位になったチームですよね。
そのチームが豊田選手が負傷しているとはいえ
それほど大きく変わっていないにもかかわらず
現在残留争いをしているということは
私たちにとって有利なのか不利なのかは非常に難しい問題で
それでもその鳥栖に今日は果敢に
鳥栖の一番の強みであるロングボール、背後の飛び出し、
セカンドボールの拾い合い、いわゆるバトルする戦いですね。
それは我々も逃げずに頑張ってやろうということで準備をしてきましたけど
選手は本当に我慢強く、ピッチの状態もありましたけど
最後の最後まで集中力を欠かすことなく
隙を見せずに予測のプレーをし続けてくれたんじゃないかなということで
本当に選手に感謝感謝の一言しかないですね。


Q:前半は非常に慎重に入ってらっしゃったように思いますが
そのあたりの狙いを教えていただけますか?


A:残り6試合になりましたけども
最後の清水の試合は私たちの状況も、
それから清水さんの状況もどうなっているかわからないので
そう考えると今日からファイナル5、5試合の戦いということで
より現実的な戦いをしようと。
つまり我々の一番の強みである守備というものを前面に出して
数少ないチャンスを粘り強く決めていくと。
そういうような我々が今年やってきたことをやり続けると。
そういうような戦いをしようということでこの5試合に臨んでいますので
そういう意味で今日1試合目で
良いスタートが切れたかなという風に思っています。


Q:そういった意味では守備から入ってワンチャンスでゴールと
狙い通りという感じですか?


A:そうですね。
そんなにシュート数も私たちは多く打てる訳じゃないですから
本当に狙い通り、ゲームプラン通りの試合だったという風に思います。


Q:それでは最後に次節の新潟戦に向けて一言お願いします。


A:新潟さんも柳下監督が非常にバランスを戻されて
アグレッシブなチームですから
前期はアウェイで勝たせていただきましたけど
今度のホームは非常に難しいなと思います。
ですけど、ホームで私たちは良い結果を残せていないので
ホームで皆さんに勝ち点3をお届けできるような
そういう試合をできればなという風に思っています。


【ヴァンフォーレ甲府 バレーインタビュー(試合後・中継内)】
Q:まずは勝利の感想からお願いします。


A:今日はアウェイゲームなので難しい試合になるかなと思ったんですけど
少ないチャンスの中でちゃんと決め切ることを頭に入れていましたので
チャンスがあった時には素晴らしいパスがあって決められましたので
良かったと思います。


Q:アウェイということで前半はチームとしては
非常に守備的に入ったように感じましたが
最初は"守り"というのがあったんですか?


A:その通りですね。前半はちゃんと守り切って
後半は少ないチャンスの中で決め切ることができたので
良かったと思います。


Q:そんな中で後半は素晴らしいゴールでした。
良い時間帯でのゴールだったと思いますが
ゴールを振り返っていただけますか?


A:阿部拓馬の粘り強さが本当に良かったと思います。
あとはグラウンドの状況もちょっと悪かったんですけど
良いボールを出してくれて、ワンタッチで決めることができて
良かったと思います。


Q:チームとしては非常に良い勝ち点3をゲットできたと思います。
次節に向けて、そしてサポーターの皆さんに向けて
メッセージをお願いします。


A:まずサポーターの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして明日は奥さんの誕生日なので
このゴールを決められて本当に良かったと思います。


【玉乃淳氏のレビュー】
(鳥栖)
鳥栖の選手たちは試合が終わった瞬間に一斉に倒れ込みましたけど
体力的にもそうですけど精神的なダメージが大きいでしょうね。
チームとしてはクロスからの得点を狙っていると思うんですけど
なかなか確率的にそこがうまく行かないと
豊田がいるとはいえすべてがうまく行く訳ではないので
課題だったチームとしてどういう形で得点を取っていくのかという所が
今回の試合では解決できなかったということでしょうね。
チャンスがたくさんあって決め切れなかったという訳ではなく
チャンス自体は少なかったですから。


1試合通して藤田のキックは良かったので
セットプレーに勝機を見い出したかったんでしょうけど。
なかなか攻撃の継続性はなかったかなと思います。
後半にあったキム・ミヌの決定機は
勝ちたい意欲と今の状況のプレッシャーと色々あって
難しかったと思いますけど、GKの位置も良かったと思います。


豊田もコンディションが良ければ
もう少し早いタイミングでステップを踏んで
シュートはできなくてもファーに落とすようなプレーはできたと思うので
今はコンディションも含めて迷いや葛藤やストレスを
感じているのかなというのは表情からも見て取れましたよね。
チームとしてもどういう形で点を取りに行くかという所で
迷いが今ちょっとあるのかなという気もします。
なかなかシーズン終盤でそれを創るのは難しいですし
色々試行錯誤しながら不運にも結果が出ずに今の状況になっているので
森下監督からするとまずは失点しないで
チャンスを窺うという気持ちは十二分にわかりますよね。


前半はもう少し攻撃的に人数を掛けても良かったかなという気はしているんですけど
まず「やってやるぞ」「行くんだ」というマインドを1回リセットしないと
守らされてる感、攻めさせられてる感が出てしまうので
なかなかやっている選手も失点はしたくないでしょうし、難しいですよね。


次節は浦和ですし、松本や清水の動向が気になる所ですけど
松本との直接対決までにアウェイの浦和でも
1ポイントが欲しいなという所が正直な所でしょう。
こういう時はどうしても暗い気分になってしまうので
ここからはこのチームのムードメーカー的な選手に活躍して欲しいですね。


(甲府)
バレーはテレビで見ている奥様に
明日が誕生日だというメッセージを送っていましたが
なかなか我々日本人にはコレができないんですよね。
こういうことってハッピーですよね。
人生って色々ありますけどこんなに嬉しいことはないと思いますから。
今日のこういう結果がバレーに求められることのすべてだと思うので
得点を取った日はすべてOKだと思いますね。
しかも勝利に繋がる得点でしたから。おめでとうございます!


開始早々のチャンス以降は「1人で行ってきて下さい」というような
バレーのシーンを何度見られるかと思いましたけど
実際はなかなか見られないんですよね。
でも、後に貴重な1点を挙げる訳ですから。
ピッチコンディションが悪いということも
バレーはインタビューで言っていましたが
ダイレクトプレーという所では1試合通して難しさがあったようですね。
バレーの得点は"ごっつあんゴール"かなとも思うんですけど
実はなかなか難しいですよ。バウンドも変化していますし
良く冷静に流し込んだなと誉めるしかないと思います。


阿部拓馬の仕掛けはなかなか面白いというか
「取られるかな」と思っても相手と体を入れ替えて
抜け切る力があるので、独特のかわし方というのは何度見ても良いですね。


常に佐久間監督のインタビューを拝見する時に感じるのは
正直にすべてを話してくれるなということですね。
「この戦い方で行きます」「相手はこう見てます」という所で
いつも面白いなと思いながら見ています。


甲府は山形までに決めたいんじゃないでしょうか。
直接対決のようなカードが2試合続きますから
広島はホームゲームとはいえ、勝ち点3を考えると
なかなか難しいゲームになると思うので
まず新潟と山形の試合が、特にホームの山形戦が重要になってきますね。
佐久間監督はファイナル5とおっしゃっていましたが
次がラストゲームというくらいの気持ちでやっても良いと思いますね。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第12節
サガン鳥栖 0-1 ヴァンフォーレ甲府

入場者数:9,672人 天候:晴、弱風
気温:27.1度 湿度:54%
主審:佐藤隆治 
副審:中井恒、川﨑秋仁
第4の審判員:福岡靖人


《得点者》
<甲府>
66'バレー⑦(アシスト:阿部拓馬)


《選手寸評》
(鳥栖)
GK林彰洋...失点時の対応も彼の経験を持ってすれば中途半端だった感は否めない
DFキム・ミンヒョク...体の強さは十分発揮。阿部拓馬と再三やり合い続けた
DF菊地直哉...懸命にラインをコントロールも敗戦に繋がったロストは痛恨のワンプレー
DF谷口博之...後半途中からはボランチへ。チーム最多となる4本のシュートも報われず
MF吉田豊...右サイドを上下動し続けたが戦術的な理由で1人目の交替に
(→MF水沼宏太...積極性は打ち出したが流れを大きく変えるまでには至らず)
MF藤田直之...この日の鳥栖にとっては彼のセットプレーが最大にして唯一の武器だった
MF高橋義希...本来の持ち味であるはずの攻撃力をもっと解き放ってもいいはず
(→FW豊田陽平...シュート体勢にコンディション不良が滲む。ファウルも取ってもらえなかった)
MFチェ・ソングン...左右のウイングバックをこなす器用さを見せたが違いは生み出せず
FW早坂良太...3トップの中央で奮闘したがフィニッシュには絡めずシュートゼロに終わる
(→FW岡田翔平...掻き回す意志は見られたものの具体的なアタックには直結せず)
FW池田圭...終盤の決定機は難しかったがチーム状況を考えると決めたいシーン
FWキム・ミヌ...シャドー時には最もゴールの可能性を漂わせワイドでは好クロスを連発


《選手寸評》
(甲府)
GK河田晃兵...キム・ミヌをストップしたシーンがハイライト。キックの正確性も見逃せない武器
DF土屋征夫...評価させてもらうのがおこがましいようなハイパフォーマンスで完封に貢献
DF山本英臣...終盤は吸い寄せられるように集まるボールをクリアしまくる。圧巻の闘将
DF津田琢磨...最後の局面には彼がいる。あるいはキャリアハイの充実した安定感が光る
MF松橋優...キム・ミヌにはやや劣勢だったが吉田の持ち味は完全に消し切った
(→MF橋爪勇樹...可もなく不可もないパフォーマンスでゲームクローズに貢献)
MFマルキーニョス・パラナ...年齢を感じさせない運動量と仕事量には脱帽するしかない
MF新井涼平...久々のボランチ起用もセカンド奪取を含めて強さが生きる展開だった
MF阿部翔平...セットプレーの脅威に加えて終盤は肩を痛めながらも必死に戦い続けた
FW下田北斗...慣れないシャドーで流れに埋没。本人も反省を述べるパフォーマンスに
(→FW伊東純也...最終盤に時間を使い切れなかった場面は今後への反省材料)
FWバレー⑦...コンディションが整っていなくてもゴールへの嗅覚はさすがの一言
(→FW盛田剛平...まさかの右シャドー起用も終盤には高さと強さがかなり効いていた)
FW阿部拓馬...フィフティのボールがどちらに流れるかを読む稀有な力が勝ち点3を引き寄せた


再放送スケジュールは
9月27日(日)午前9:45~午後0:00 J SPORTS 3
10月2日(金)深夜1:45~深夜4:00 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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