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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
今回はこのブログでも試合告知という形でご紹介した
東京都社会人2部3ブロックの首位攻防戦、
スペリオ城北とアローレはちきたFCの直接対決を
『Foot!』のチーフデイレクターを務める甲斐さんがレポートしてくれました!
以下、掲載します!
J2の東京ヴェルディ×V・ファーレン長崎の試合後、長崎の高木琢也監督から「ラクビーW杯の日本×南アフリカを見せて『頑張れば報われる』と言って選手を送り出した」というお話を聞いた後、西が丘の斜向かいの隣のスタジアム・赤羽スポーツの森公園競技場で行われる、東京都社会人2部・スペリオ城北×アローレはちきたFCを見るために移動した。
この試合は首位攻防戦。両チームにとっては負けられない試合(1位のみしか昇格できない)である。東京都社会人2部3ブロックの1位は城北で勝ち点33。2位のはちきたは勝ち点30。試合数は現時点ではちきたが1試合少ない。メインしか客席のないスタジアムは開始20分前で既に満員。両クラブのサポーターはすでにチャントの大合唱、東京都社会人リーグの2部とは思えないスタジアムの雰囲気だった。
試合は序盤から両チームとも前からどんどんプレスに行き、ボールを奪ったらすぐトップ(前に!)に当てるのでゴール前の攻防が多い白熱の展開。先制点ははちきた。30分に相手のパスを奪ってから、9番の橋場貴之(横河武蔵野FC)がDFをかわしてゴールに流し込む。32分は城北。こちらも9番の長澤暁(立正大学)が左サイドのペナルティエリア外から見事なミドルシュートを決めて1-1となった。
後半はややプレスの動きが落ちてきたが、67分にはちきたの10番山根大輝(都立日野台高校)が勝ち越しゴール。その後、はちきたにはGKとの1対1のビックチャンスが訪れたが、それを外して野口幸司監督がガックリ倒れる。後半のアディショナルタイムに入った80+3分(※試合は40分ハーフ)、右サイドから城北の19番磯部孝道(流通経済大学)がクロスを入れると思いきや、自らシュートを放つとゴールに吸い込まれた。この瞬間、城北サポーターはガッツポーズ。赤羽の森は歓喜に包まれ、私は日本対南アフリカ戦の逆転トライを思い出した。残された試合は勝ち点34の城北が1試合、勝ち点31のはちきたが2試合。得失点差は城北が12も上回っている。
西が丘で見たヴェルディの応援もいい感じだったが、ここはゴール裏にいるようなサポーターがメインスタンドに敵、味方と集結しているので常に熱くライヴハウスのよう。なお、はちきたは応援バスツアー2台で来場していた。東京都2部、「ナメタラアカンよ!」 甲斐
※東京都社会人サッカーリーグ2部は42チームが所属し、3ブロック(各14チーム)に分かれて1回戦総あたりで行われる。各ブロックの優勝チームは東京都社会人サッカーリーグ1部へ昇格。下位2チームは3部リーグへと降格する。
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