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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2015年09月06日

天皇杯2回戦 湘南×桐蔭横浜大 試合後の桐蔭横浜大・依田隆希、山根視来、尾崎快斗コメント

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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦の
湘南ベルマーレ×桐蔭横浜大は4-3で湘南が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
桐蔭横浜大・依田隆希、山根視来、尾崎快斗のコメントです。


(桐蔭横浜大・依田隆希)
Q:最初のゴールは凄いコースに行きましたけど
あれは狙い通りでしたか?


A:「ファーに行けばいいな」と思って、思い切り蹴りました。
蹴った瞬間に「入ったな」と思いました。
チャンスがあっても1,2年生の時とかは決め切れていなかったので
うまく入って良かったです。


Q:2点目も狙い通りでしたか?


A:2点目は狙い通りでした。
自分がどうにかしてチームに貢献したいなという気持ちが大きかったです。
やっぱり目に見える数字や結果が前の選手はすべてだと思うので
チームは負けましたけど、結果は出せたのかなと思います。


Q:佐々木選手との連携から得点できた時に
自分の中で波に乗れた感じでしたか?


A:そうですね。
やっぱり最初のシュートで取れたので
波に乗った感はありました。


Q:今日の1点目が大学に入ってすべての公式戦を含めて初ゴールですか?


A:そうですね。関東リーグでは点を取っていないので初ゴールですね。


Q:最後の5分くらいは行けるぞという雰囲気はありましたか?


A:行けるぞという雰囲気はありましたけど
最後はやっぱり向こうも勝負強いなと思いました。


Q:通用したと思う所はどういう所ですか?


A:仕掛けの部分や1対1は通用したと思いますけど
運動量とか攻守の切り替えはまだまだだなと思いました。


Q:リーグ戦に向けてこの試合をどう生かしたいと思いますか?


A:この試合を生かして、リーグ戦はあまり勝てていないので
後期は勝つようにして、インカレに出られるように頑張りたいです。


Q:八城監督が「Iリーグでの活躍を見て今日の試合に抜擢した」とおっしゃっていて
そういうステージでちゃんと結果を出したことが
今日の活躍に繋がったということに関してはいかがですか?


A:苦しい時期もあったので
この試合で結果を出せてうれしく思うんですけど、まだ1試合だけですし
これをコンスタントに出せないと意味がないと思うので
そういう所をやっていきたいです。


Q:1試合だけとは言っても、依田選手の活躍が
部全体に与える影響も大きかったのではないかなと思いますが
それに関してはいかがですか?


A:うーん、大きかったのは運かなと思います(笑)


Q:山根選手や石川選手や鈴木選手に対して
競争力という所で揺さぶりを掛けられたんじゃないかなと思いますが?


A:そうですね。1個上の山根君とかは
ライバルというか超えたい人なので
そういう所を超えていきたいと思います。


(桐蔭横浜大・山根視来)
Q:最初にゲームを振り返っていかがですか?


A:今日の自分たちのプラン的には相手にスペースを与えないで
ブロックを作って"1点ゲーム"で勝つというイメージだったんですけど
コーナーのカウンターからすぐに点を取られてしまったので
それでプランが崩れて、相手の走るサッカーに付き合わざるを得なくなってしまって
後半にあんなに簡単に失点したのは運動量の差だと思います。


Q:個人としては前半から十分勝負できていたと思いますが
そのあたりに関してはいかがですか?


A:桐蔭の攻撃は自分から始まると思ってプレーしているので
自分が負ければ攻撃はできないですし
自分が勝てば攻撃ができるしということで
あとは負けていたので「自分が点を取るんだ」という気持ちを
前面に出してやっていました。


Q:ゴールシーンを振り返っていただけますか?


A:相手のクリアミスだったんですけど
そこは自分が常に狙っている所なので
ああいう形で取れたのは良かったですけど
もうちょっと綺麗な流れの中で決めたかったです。


Q:そんなにチャンスがない中で突然来たチャンスだったにもかかわらず
非常に冷静でしたが、周囲は良く見えていましたか?


A:そうですね。GKが来るのか来ないのかという所で
ループも警戒していると思ったので横にずらしてという形で
そこはGKもしっかり見えていました。


Q:個人としては公式戦でJリーグのチームと対戦してみて
手応えを掴んだ部分はありましたか?


A:そうですね。練習試合と公式戦では全然違うと思います。
でも、ベルマーレは比較的若い選手が多いので
自分も今年で22歳で4年生なので
この中でできなかったらたぶん来年もしプロになれたとしても
先はないと思っていたので
このくらいはできて当たり前かなと思います。


Q:4-3というスコアに関しては率直にいかがですか?


A:最後は相手の集中力と運動量がなくなったという所で得点になったので、
プロ相手に勝つんだったら4失点は多過ぎたと思います。
簡単な失点が多かったですね。


Q:先ほどちょっとお聞きしたのですが
お兄さんがベルマーレのユースでプレーされていたんですね。


A:はい。2個上の兄がユースで曺さんの指導を受けていたので
ああいうサッカーを昔からずっとやっていたと聞きました。
あと、コバショー君が自分の兄と同期なので
マッチアップを楽しみにしていたんですけど
80分からのあの人はちょっと止められないですね(笑)
ラスト10分では無理でした。


Q:お兄さんからはこの試合に向けて何か話をされましたか?


A:いや、そこまで何も言われなかったですけど
「どうなの?勝てるの?」みたいな感じで言われていたので
たぶん兄自身も知っている人が何人かいて、楽しみにしていたと思います。
先週負けたら今日もなかったのでヤバかったですね(笑)


(桐蔭横浜大・尾崎快斗)
Q:ゲーム自体の率直な印象はいかがですか?


A:失点はセットプレーが2点とカウンターで
もったいないなという感じでした。
ディフェンス陣からしたら物凄く回されて崩されたという感じではないので
そういう勝負所でセットプレーとかが
こういう大会になってくると大きいウエイトを占めるんだなと。
セットプレーの重要性を改めて感じましたね。


Q:失点はちょっとあっさりやられてしまった印象もありましたが
そのあたりはいかがですか?


A:監督も「失点があっさり過ぎる」と話していたんですけど
自分たちの時間だったのに軽くポンと決められて
そこから相手のペースになるというのが関東リーグの時にも多いので
崩されて失点というよりはカウンター1本だったり
セットプレーの連係ミスで決められちゃうとか
自分たちのミスで相手にペースを持って行かれてしまうことが多いので
そこは本当に修正しないと失点が減らないなと思いました。


Q:そこまで前からプレスを掛けてはいなかったですけど
それは普段からそういう感じですか?


A:前半の入りは少しプレスに行って
15分くらい経ったら行く所を決めてという感じですかね。


Q:4-3というスコア的は率直にいかがですか?


A:失点し過ぎですね。
結果論ですけど、2点までに失点を抑えておけば勝てた試合でしたし
あれだけ点差が離れたからベルマーレの選手も少し気が抜けて
ポンポンと入ったのかなというのもありますし
もっと我慢できていたらもっと結果も違ったかなというのは正直思いますね。


Q:少しチーム全体としてミドルレンジのサイドチェンジが
タッチラインを割ることも多かったですけど
あのあたりはどういう風に見ていましたか?


A:結構前半から相手のサイドチェンジもバウンドすると伸びていましたし
ピッチも最後はビショビショになるくらい濡れていたので
本当に人に合わせないと、スペースに出したら伸びちゃうなと思いました。
速いのを付けるのなら足元にという話もしていたんですけど
ちょっと合わなかったですね。
でも、関東リーグでもこの会場は使いますし
ピッチも良くてやりづらかったとかはないんですけど
いつも以上にボールが走ったなという印象はあります。


Q:個人としては公式戦でプロと対戦してみていかがでしたか?


A:率直に言ってこの雰囲気でできたのは楽しかったです。
あとは、藤田(祥史)選手と喋ったりとかできたので(笑)


Q:どういうことを話したんですか?


A:ベルマーレのボトルが3本あって
緑の2本に水が入っていて、青はアクエリアスなんですよ(笑)
それに試合前に気付いて、コーナーキックの時に自分たちのGKに
「青いボトル取って。それ、アクエリだから」って言ったら
藤田選手が「それ、オレらのだからダメだよ」とか言ってきて(笑)
「いや、くださいよ」みたいな話をしていて。
「上手いっすね」みたいに言ったら「そんなことないよ」みたいな。
ちょっとフランクに話してくれました。メッチャ良い人でした(笑)


Q:そういうのって楽しいですよね(笑)


A:でも、やっぱり競り合いも楽しかったです。
2回くらいは勝てたかなと思いますけど(笑)


Q:プロを相手にした自分のプレーへの手応えはいかがですか?


A:たまに横浜FCと練習試合で対戦したりとかはありましたけど
こんな"ガチ"な感じでやったのは初めてなので
やっぱり単純な止める、蹴るが上手いなと思いましたね。
当たり前かもしれないですけど関東リーグより
全然今日の相手の方が止める、蹴るは上手いですし、失わないですし
自分たちはボールを取ってもすぐに失ってしまいましたし
そこの差は凄くあったなと感じましたね。


Q:3年生になってトップのゲームに絡めるようになってきて
自分の中で新たに見えてきたような部分はありますか?


A:高校の時とかは気持ちでごまかせる部分がありましたけど
桐蔭は結構繋ぐスタイルなので
大学に入って1,2年目はメチャクチャ苦労していて、
「ヘディングだけじゃやっていけないよ」という感じでした。
3年生になってやっと試合に出られるようになりましたけど
2年生の時は試合にもまったく絡めなくて
「4年の時は就活かな」とか思っていました。
でも、今年になって前期のリーグ戦も8試合くらい出ることができて
天皇杯も県の決勝と本選の今日も含めて2試合に出られたんですよ。
高さ的には関東リーグでも通用するなというのはあって
対人とかも自分的には高校の時に比べたら付いていけるようになってきました。
でも、「線が細いな」というのは誰からも言われることなので
そこを何とかしたいなと思っています。
ただ、太れないんですけどね。ちょっと困っています(笑)
それでも、大学に来てからは本当に充実しています。
環境も良いですし、人数もそんなに多くないので。
多い所だと見てもらえない可能性もあると思うんですけど
桐蔭はそれがなくて、各カテゴリーが20人くらいで
ちゃんと1人ずつ指導者の方も付いているので
今日2点決めた選手もIリーグの方でプレーしている選手で
「何で依田がメンバーに入ったの?」みたいな感じだったんですけど
まさかの2得点で「本当に何が起こるかわからないな」と思いました。
だから、指導者の方がちゃんと見てくれているので
自分も今ここで試合に出られているんだなと思います。
桐蔭に来て良かったなと思いますね。


以上になります。


土屋

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