メッチャ唐突ですけど（笑）、ある試合の告知を。

9月20日の日曜日、19時より赤羽スポーツの森公園競技場にて
スペリオ城北とアローレはちきたFCという
優勝・昇格をかけた全勝チーム同士の首位決戦が行われます！

カテゴリーは東京都社会人サッカー2部リーグ。
11試合を消化して60得点7失点で首位に立つスペリオ城北と
10試合を消化して44得点3失点で2位に付けるアローレはちきたFCが
3ブロック首位の座を巡って直接激突するのが
今回のナイトゲームということになります。

スペリオ城北と言えば
その熱狂的なサポーターの存在もあって都外でも名の知られたチーム。
北、豊島、足立、荒川、板橋の城北地区と呼ばれる5区をホームタウンに
将来のJリーグ加盟を目指して活動しており
今シーズンは悲願とも言うべき1部昇格へ不退転の覚悟で挑んでいます。
ちなみに、クラブ名の"スペリオ"というのは
ラテン語の「希望（SPERO）」と、ポルトガル語の「川・河（RIO）」から成る造語。
多くの人の「希望の大河」となれるように名付けられたということです。

一方のアローレはちきたFCも
Jリーグ参入を目指して2011年に設立されたクラブ。
東京都八王子市を拠点に活動する
総合型地域スポーツクラブ「NPO法人はちきたSC」が運営するサッカークラブで
こちらも近年は各方面からの注目を集めています。
なお、クラブ名の"アローレ"は
英語で「原石」という意味を持つ「アローレ（a raw ore）」がモチーフ。
選手それぞれが持つ特性を、チームメイトと切磋琢磨しながら磨いて輝かせていこう
という想いが込められているとのことです。

そんな2チームが全勝で対峙するこのゲームは
両クラブ共にかなりの気合の入れよう。
ホームチームのスペリオ城北は一昨日の16日に赤羽駅にて
やはり日曜の16時から味の素フィールド西が丘で
V・ファーレン長崎とJ2のリーグ戦を行う
東京ヴェルディと合同で試合告知活動を行ったとのこと。
また、アウェイチームとなるアローレはちきたは
何と八王子駅から130人もの大サポーターが
バスツアーという形で試合当日の赤スポへ来襲するとのことで、
都リーグの枠を遥かに逸脱した盛り上がりを見せています！

なお、このブログでは東京の高校年代を取り上げる回数が多いんですけど
アローレはちきたFCの監督を務めるのは
昨年まで実践学園のヘッドコーチとして辣腕を振るっていた野口幸司氏で
その流れもあって、チームには渡辺東史也、杉山大周、柿崎陸と
昨シーズンのT1リーグを制した実践学園出身メンバーの名前も。
さらに、スペリオ城北の24番を背負う小池将史は
何と渡辺、杉山、柿崎と実践学園で同級生だったレフティ。
この試合には"野口チルドレンの再会"という裏テーマも隠されています（笑）

前述したように16時からは西が丘でヴェルディのゲームもあるということで
そこからのハシゴも十分可能！
しかも観戦無料という点も見逃せません！
Jリーグを目指して鎬を削る両者の頂上対決。
激戦必至の90分間を是非スタジアムで！

土屋