フクダ電子アリーナで行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第27節の
ジェフユナイテッド千葉×徳島ヴォルティスは1-0で千葉が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
徳島・石井秀典、藤原広太朗のコメントです。

（徳島・石井秀典）
Q、2トップに縦のボールを入れていたと思いますが
セカンドボールを拾うのは難しかったですか？

A、後ろに人数が多かったですし
ボランチが落ちた状態で蹴っても
セカンドボールを拾うのはなかなか難しかったと思います。

Q、後半の中盤くらいからは相手のラインもかなり下がった中で
後ろからはどういうことを考えてプレーしていましたか？

A、まず僕はディフェンスなのでセカンドボールが跳ね返った時に
それに対しての対応の準備は常にしていようと思っていました。
あとは攻撃に関して言えば
速くボールを動かすというのは意識してやっていたんですけど
あまり効果的じゃなかったかもしれないですね。

Q、あれぐらい相手が下がってくるというのは想定していましたか？

A、そうですね。前回も僕たちが先に点を取られて
そこから相手が引いてきたので、そうなるかなとは思っていました。

Q、もう少しこういうことができればゴールまで届いたかなという部分は
何か感じる所がありましたか？

A、もうちょっとディフェンスラインとボランチの間で受けて
そこで前を向ければもっとチャンスができたと思いますし
えぐった形も何度もあったので
そこの最後のクロスの所はもう少しうまくやれれば良かったと思います。

Q、あまりやられるような感覚はなかったんじゃないですか？

A、そうですね。結局ミドルシュートの所でやられてしまった形ですし。
そこはちょっとボランチをディフェンスラインが吸収しちゃう時があるので
そこでちょっと前に押し出してあげれば良かったかなと思います。

（徳島・藤原広太朗）
Q、クロスは結構入れていましたが、入れにくさはありましたか？

A、そうですね。結構失点してから相手が引いた中で
自分たちがある程度ボールを持ててしまったので
相手がいつもだったら来た状態で、中が薄くなっている可能性があるので
クロスを入れたりという場面が多くて
実際もう少しシンプルに入れても良かったかなというのは
個人的に前半は思っていたので、後半は少しクロスを入れたりとか
相手も引いていたのでもう少しシンプルに行こうというのは
チームとしてやろうと言っていたので
精度と中の枚数だとかそういう所がもう少しうまくいけば
相手に脅威を与えられたかなという印象はあります。

Q、右サイドでの相手への対応という部分はいかがでしたか？

A、中村選手と谷澤選手の所が相手のストロングだと思っていたので
そのあたりはサイドハーフと声を掛け合ったりとか
CBとうまくコミュニケーションを取りながら「縦切れよ」とか
そういうコース切りというのはしっかりやれていたと思います。
失点の場面は結構スーパーなゴールだったので
あのあたりはみんなで「切り替えていこう」というのは話せていましたし
少しはゴールに向かう姿勢は見せられたので
次には繋がるかなという印象はあります。

Q、焦りはなかったですか？

A、前に千葉とやった時も後半は結構押し込めましたし
相手も1点取ったら引くというのはある程度みんなわかっていたので
あまり焦りとかはなかったですね。

Q、ボールが入った時に切り返して
左足でクロスを上げるシーンが多かったと思いますが
あれは中と呼吸がなかなか合わなかったという感じですか？

A、結構縦切りされていて、寄せも甘かったので簡単に中へ入れて。
佐藤（晃大）くんだったら懐が深かったりするので
そういった所を前半からもっと見せられれば
逆に今度は左足を切ってきても、右足で上げられるということもあったので
そのへんはもっと自分の中で相手と駆け引きしなくては
いけなかったかなというのは思いますね。

Q、自分のサイドにボールが集まっている感覚はありましたか？

A、そうですね。いつもよりは割と自分の方にボールが来ていましたし
普段はアレックスの方から行っていたんですけど
結構左が詰まっていたりとか、井出選手のチェイシングも速かったですし
できればこっちサイドを使おうというのは試合中も喋っていたので
そういった所でもう少し脅威となるような攻撃だったりを
もう少しうまくやっていこうというのは
終わった後にトモくん（廣瀬）と話していました。

Q、後半に相手があれだけ引いてくるのは想定できていたんですね。

A、そうですね。前回の対戦もあれだけ引かれた中で2点取れていたので
もう少しハセくん（長谷川悠）に良いボールを付けたりとか
ツーくん（津田）の裏に1本合わせるというのが
チームとしてもそうですけど、個人としてもっと質を上げていかないと
J2だとラインを下げて10人で守るというのは多くなってくると思うので
そのへんはまた次に繋げて行ければいいと思いますね。

Q、前節まで3連勝できていましたが
その3試合と今日で何か違った所はありましたか？

A、攻撃がうまく噛み合っていたのがここまでの3試合だったので
その中で点も取れていましたし
逆に1点取られて引かれるというのはなかったので
やっぱり先制点がJ2では大事だなというのは改めて思いました。

以上になります。

土屋