mas o menos

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2015/08

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログについて

J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

マッチレビュー 2015年08月18日

J1-2nd第7節 広島×柏マッチレビュー

mas o menos
  • Line

J1-2nd第7節 
サンフレッチェ広島×柏レイソル@エディオンスタジアム広島
解説:水沼貴史 実況:西岡明彦 インタビュアー:君﨑滋


【サンフレッチェ広島 森保一監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、今日は非常に難しいゲームになりましたね。


A、もう結果は何も言い訳できないので
自分たちがもっと成長していかなければいけないと
クオリティを上げていかなくてはいけないということを突き付けられたと思うので
真摯に受け止めて、これからの残りのシーズンに向かっていきたいと思います。
ただし、ホームで連敗してしまったので
このエディオンスタジアムに我々の応援に駆け付けて頂いた
ホームのサポーターの皆さんに勝利をお届けできなくて申し訳なく思います。


Q、今日の試合の中では先制点が
非常に早く入ったということもあると思いますが
なかなか修正がうまく効かなかった理由はどのあたりにあるのでしょうか?


A、まさに先制点を開始早々に献上してしまったという所が
難しい試合にしてしまったという風に思っています。
セカンドステージに入って、レイソルが非常に攻撃力だけではなくて
守備が安定していて、そうやって勝ってきているチームなので
そういうチームに先制点を与えてしまうと難しくなるという戦いが
まさに今日の展開だったかなという風に思っています。


Q、今日は選手が打ったシュートもよく相手選手に当たるとか
なかなか見ていて歯がゆい展開だったと思いますが
そのあたりは練習には今後どういう風に反映していこうと思われていますか?


A、集中力を持ってトレーニングできるようにしていきたいと思いますし
シュートに関しては、シュートの練習どうのこうのというよりも
試合の展開自体が相手に守備の集中力が出てしまう展開に
なっていると思いますので、そういう展開に持ち込まれないように
我々が先制して試合を進められるように
あるいはゼロゼロの、五分五分の試合展開で
試合を進めて行けるようにということを考えていかなければいけないと思います。


Q、まだ暑い季節が続きますし、これからもタフな戦いが続きますが?


A、夏場の暑い中での戦い方という部分はこれまでもしっかりと
トレーニングを積んできていると思いますし、結果は出ていませんけど
ここで走れていないとかという所ではないと思いますので
自分たちがまだまだ暑い中での戦いで結果をモノにできるように
していきたいと思います。


【柏レイソル 吉田達磨監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q、今日の試合は立ち上がりの非常に良い所で
点が取れたと思いますが、いかがですか?


A、あの1点が入ったことでお互いのゲームプランが
違ったものになったというような所だったんですけど
とにかく今日サンフレッチェに対して、今一番強い相手に対して
集中力を切らさずに良く走ってやったと思います。


Q、監督としては今日のゲームをどのように戦おうと思っていたのでしょうか?


A、もう引かずに、アグレッシブに
彼らはボールを回すのもカウンターも上手いですけど
どちらも前で取っていこうという風に選手たちには話して入りました。


Q、今日は3得点と無失点ですが、監督にとってはどちらが大きいですか?


A、どちらも大きいもので、ただ最後に圧力を掛けられた中で
無失点で過ごせたという所は凄くポジティブに捉えています。


Q、今日は先制点が早い時間帯に挙げられたということで
かなり思惑通りに進められたと思うのですが
今日の中でも反省点というのはあるのでしょうか?


A、反省点というのはいつの試合もいくつもありますし
今日勝ったとはいえ、我々は前期にたくさん落としてきたものがあるので
落としたり忘れたりしたものをこのまま拾い続けて
良いものを続けていきたいなという風に思います。


Q、これでセカンドステージに入ってチームは2度目の連勝になりました。
勢いに乗っていけそうですか?


A、勢いというのはもちろん欲しいですけど
とにかく1つ1つ、1回1回練習から丁寧にやり続けていきたいと思います。


Q、ACLを含めてタフな試合が続いていきますが
サポーターへ向けて一言お願いします。


A、本当に遠い中、暑い中、お盆休みもなく
いつも声援を送ってくれて、今日もスタジアムに入った時から
その瞬間から応援を感じていましたし
またこれからも一緒に戦っていければなと思います。


【柏レイソル クリスティアーノインタビュー(試合後・中継内)】
Q、J1、J2通じて初めてのハットトリックおめでとうございます。


A、Jリーグで初めてハットトリックができたことをとても嬉しく思います。
これもキリストがいつも私を見守ってくれていたので
その助けもかなりあったと思います。
感謝の気持ちを述べたいと思います。


Q、チームに勝利と勢いをもたらしたハットトリックになるんじゃないですか?


A、あくまで私たちの目標というのはタイトル奪取なので
この勝利は間違いなくチームを助けると思いますし
次はホームになりますけど勝利を重ねて
優勝を目指していきたいと思います。


Q、自分の中では今日の3点の内、どのゴールが一番気に入っていますか?


A、3点ともとても好きなゴールではあるんですけど
その中でも2点目のゴールが、思い切ってシュートできたことで入ったので
そういう意味では自分の得意にしている長所を出せたんじゃないかなと思います。


Q、クリスティアーノ選手自身も非常に波に乗れるゴールでしたか?


A、とても幸せです。
このゴールはたぶんテレビで見ていたと思いますが
家族に捧げたいと思います。


Q、最後にサポーターへ一言お願いします。


A、Jリーグを始め、ACLにナビスコとこれから大会も増えてきますので
その中で100パーセント出せるように
これからも力を発揮していきたいと思います。


【水沼貴史氏のレビュー】
(広島)
サンフレッチェはなかなかチャンスらしいチャンスができずに
シュートは増えましたけど、決定機はなかったですね。
浅野と佐藤寿人が一緒にピッチの上に出て
どういう風にプレーを共有するのかなと思いましたけど
なかなか浅野にもフィニッシュの場面は訪れませんでしたね。


先制点を与えてしまっては苦しくなるという選手のコメントもありましたけど
それをみんなが思っているということは
今日のゲームも「ああ、先に取られた」というのが
心のどこかにあったのかなというのは考えられることですね。
1失点目の塩谷は試合勘なのかなあという感じはしました。
行ける、行けないという所のジャッジの所でしたから。


例えばコンビネーションの部分で
縦パスが入ってそこからフリックしながら崩していくとか
それがサンフレッチェの特徴だとするとそれもあまり見られませんでしたし
完全に引き付けておいて外を割るようなこともなかったですし
ちょっと本当に苦しめられたゲームになりましたね。


夏場の連戦ということもありますし、
ミキッチを休ませたということもあると思うんですけど
先に点を取られることというのをまずは直していかないと
それが広島を支えているものだと思いますし
ちょっと集中を欠いたようなプレーも散見されましたからね。
そこをしっかりと締めて、あとは今日みたいに
本当にブロックを強固に作られた時にワイドの使い方、
相手との駆け引き、そしてそこを使いながら中とのコンビネーション、
口で言うのは物凄く簡単なことなんですけど
そこを構築していかないと広島の良さは出て来ないと思いますし
それを出させるためにも長い時間ゼロで行くという試合の運び方を
もう1回見直していきたいのかなと。
ただ、力のあるチームですし、経験のある選手もたくさん揃っているので
深刻にはならないと思いますよ。
でも、甘く見ていると痛い目に遭うので。
縦パスを消される、青山のワンタッチパスを消される、
ワイドの1対1を押さえられる、となったらそこから先ですよね。
それにチャンスは若手に来ている訳で
そういう選手たちが本当に発奮してやらないと。
多分野津田は今日は相当悔しいと思いますよ。


ゲームの戦い方、持っていき方、したたかに戦うという部分では
森保監督は相当考えられている監督だと思います。
そういう部分で言うと、最近の試合ではそういう戦い方をしている相手に対して
まず先制点を許してしまったということは相当堪えたんだろうなという風に思います。
ただ、試合というのは思惑通りに行かない部分が多々あるので
そういう時に今日のゲーム、前節のゲーム、
それと逆転するために何が必要なんだということも同時に考えていくということが
作業としては必要なのかなという気がしますけどね。
森保監督はよく集中という言葉を使われますけど
その部分が例えば欠如しているとか、感じられないとか
そういうのを思っているんじゃないかなと思うんですよね。
ですから、あの時間帯に先制点を失う所に繋がっていくと。
そういう所をもう1回引き締められるのではないでしょうか。
トレーニングのクオリティは高いと思うので
何かきっかけを掴めばまた改善できると思います。


(柏)
今日のゲームのやり方としてレイソルは非常に良かったと思います。
立ち上がりの先制点が大きかったと思いますし
それによって時間をうまく使いながらゲームをコントロールしていたと思います。
あとは守備の構築の仕方も非常に良かったなと。
特にワイドの選手の1対1の場面とか
相手の特徴を消すという場面では非常に良くできていたと思いますね。


吉田監督のインタビューで印象的だったのは
1つ1つ丁寧にトレーニングからという話をされていましたけど
監督の指向しているサッカーは
簡単なことにチャレンジしている訳ではないですよね。
それはトレーニングからの積み上げであったり
そういうものをもう1回しっかりやるということだと思いますし
あとは今日無失点で行ったのは本当に大きいと思いますね。
あれだけ最後に圧力を掛けられて、サンフレッチェの右サイドが活性化してからは
ゴール前に張り付くようなシーンもありましたけど
それを集中してゼロで抑えたというのは大きいですし
近藤も入って締めましたし、ゲームの閉め方としては
素晴らしい終わり方をしたと思いますね。


リーグ戦ではACLの結果とどんどん逆の方向に行っていましたし
Jリーグでは苦労していましたので、それをこれから先もっともっと
勝ち点という部分で重ねていきたいんじゃないですかね。
これから先に夏場の残暑の厳しい中で中盤の負担は相当あると思いますけど
選手が入れ替わっても同じような活躍ができて
同じようなサッカーができるというのは心強いことだと思いますし
この良い状態で広州恒大にぶつかって欲しいと思いますね。
この試合は本当に楽しみです。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第7節
サンフレッチェ広島 0-3 柏レイソル

入場者数:14,471人 天候:晴、弱風
気温:26.8度 湿度:83%
主審:家本政明 
副審:田中利幸、中野卓
第4の審判員:西村幹也


《得点者》
<柏>
3'クリスティアーノ⑧(アシスト:小林祐介)
63'クリスティアーノ⑨(アシスト:工藤壮人)
77'クリスティアーノ⑩(アシスト:キム・チャンス)


《選手寸評》
(広島)
GK林卓人...最初の2失点はまったく防げないゴールではなかったか。本人は相当悔しいはず
DF塩谷司...攻撃面では存在感も1失点目も2失点目も対応の甘さが目立った
DF千葉和彦...後半は焦れて前に出て行く場面も。天を仰ぐ失点シーンが多かった
DF水本裕貴...失点には直接関与していないがこの日は最終ラインをまとめ切れず
MF清水航平...右サイドへボールは集まっていたが決定的なシーンは創れなかった
(→MFミキッチ...投入直後からボールは相当引き出すもクロス精度に欠けた感も)
MF森﨑和幸...後方からのビルドアップも効果的な揺さぶりまでは至らなかった
MF青山敏弘...周囲と呼吸が合わない場面も。縦へのテンポアップも普段よりできず
MF柏好文...珍しく縦への突破も機会は限られた。3失点目に繋がるパスミスも
FWドウグラス...チーム最多となる6本のシュートも空砲。大半はDFにブロックされた
FW佐藤寿人...シュートは前半の1本のみ。久々のフル出場も157ゴールは次節以降へお預けに
FW野津田岳人...ブロックを敷かれたことでボールを捌き切れずに前半で退く
(→FW浅野拓磨...引いた相手に持ち味を消される。スタジアムを沸かせる回数は限られた)


《選手寸評》
(柏)
GK菅野孝憲...ゴールエリアでは1つのミスもなし。安定感抜群のハイパフォーマンス
DFキム・チャンス...柏を封殺しながら右サイドのバランスを保ち切る。3点目のアシストも
DF鈴木大輔...佐藤のラインブレイクを監視しながら前への強さで完封に貢献
DFエドゥアルド...守備の5バック時も攻撃の4バック時も的確なポジショニングが取れていた
DF輪湖直樹...後半はミキッチに粘り強く対応。前節よりは守備に軸足で走り切る
MF茨田陽生□...特に前半は5バックのセンターとして守備面でもチームをオーガナイズ
MF大谷秀和...ピッチを完全に支配。エリア内まで飛び出すなど攻撃への意欲も十分
(→MF栗澤僚一...このベテランが試合をクローズできるのが今の柏の強み)
MF小林祐介...先制点をアシスト。球際での粘りも含めてチームの重要な推進力に
(→DF近藤直也...5バックの中央で試合をクローズ。ベテランの妙味たっぷり)
FW工藤壮人...右ウイングで守備時のスライドもきっちり。後半の決定機は沈めたかった
FW武富孝介...ゼロトップ気味で中央に位置。ギャップに潜って基点は創った
(→MF太田徹郎...数回の決定機を創出したがすべてでわずかに呼吸が合わず)
FWクリスティアーノ⑧⑨⑩...圧巻のハットトリック。2点目の弾丸ミドルは誰もが驚いた


再放送スケジュールは
8月17日(月)午後10:00~深夜0:15 J SPORTS 3
8月21日(金)午後11:00~深夜1:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

  • Line