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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2015年08月30日

天皇杯1回戦 大宮×栃木ウーヴァFC 試合後の栃木ウーヴァFC・瀧澤進吾、濱岡和久、若林学コメント

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NACK5スタジアム大宮で行われた
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦の
大宮アルディージャ×栃木ウーヴァFCは4-0で大宮が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
栃木ウーヴァFC・瀧澤進吾、濱岡和久、若林学のコメントです。


(栃木ウーヴァFC・瀧澤進吾)
Q:試合を振り返っていかがですか?


A:やっぱり前半の立ち上がりに2失点してしまったのが敗因だと思います。
最初の2失点さえ防げていれば0-0のままで後半を迎えられたと思いますし
ウチも得点のチャンスはあったので
もしかしたらわからないゲームだったのかなと思います。


Q:リーグ戦の時よりも気合いが見られたというか
正直見応えがありましたが、後ろから見ていていかがでしたか?


A:リーグ戦の時に比べてパスを回そうという意識もありましたし
相手に気負いすることなくやってくれたと思うので
僕からしてみたらこれをリーグ戦でもできるんじゃないかなと思います。


Q:ご自身のプレーも冴えていたと思いますが?


A:いや、そんなに。
来た所のコースが甘かったので止めているようには見えたと思うんですけど
実際PKを除いて3失点は防ぎたいですよね。


Q:天皇杯は終わってしまいましたが
これからのリーグ戦に向けての意気込みをお願いします。


A:9月20日からまたリーグ戦が再開するので
今は入れ替え戦の順位ということで残留争いをしていますけど
今日みたいなゲームを再開してから続けていけば
絶対に残留争いから抜けられると思うので
そのへんを来週から練習から気持ちを切り替えて
リーグ戦に向けてやっていきたいと思います。
自分もリーグ戦は後期に入って全部試合に出ているので
これからも全試合出場できるように頑張っていきたいです。


Q:最初の15分くらいはマテウス選手の対応に苦しんだ所はありましたか?


A:そうですね。あれだけキレのある選手というのはJFLにもいないので
そこで対応力がなかったのかなと思いますね。
1失点目もスライディングに行った選手に聞いたら
「アーリークロスを入れられるのが怖かった」と言っていたんですけど
僕からしたらあの深い位置まで行ったらアーリーでもないと思うので
逆に切り返されて直接シュートというのもあるので
そっちに対応して欲しかったですね。


Q:普段のリーグ戦よりは良い形の攻撃ができていた印象ですか?


A:そうですね。リーグ戦の時はどちらかと言うとロングボールで
裏に走る選手がいなくて相手ボールになってしまうことが多かったんですけど
今日はボランチを経由してサイドに当てたり
フォワードに当ててサイドに流すという流れもあったので
今日のゲームはウチとしては収穫があったと思います。


Q:決定機は2本とも綺麗に崩しましたけど
普段はあそこまで綺麗に崩す形はあまりないということですか?


A:綺麗に崩すシーンはないですね(笑)
今日は良かったと思います。


Q:65分過ぎからはだいぶ足が止まった印象もありましたが
そのあたりはいかがですか?


A:やっぱり相手のボール回しに対して受け身で対応していたので
走らされていたのが後の方に来てしまったのかなと思います。


(栃木ウーヴァFC・濱岡和久)
Q:ゲームを振り返っていただけますか?


A:トータル的に言うとフィジカルの差や
ゲーム運びやボールのキープの仕方や動かし方も含めて
ウチが劣っていたと思います。


Q:立ち上がりはマテウス選手の対応に苦しんでいた印象もありましたが?


A:そうですね。たぶん想像以上に速かったので
みんな後手を踏んでしまったというか
彼への対応で他の選手へのマークがルーズになったのもあると思います。


Q:2度の決定機は非常に綺麗な崩しだったと思いますが
アレに関してはいかがですか?


A:あそこで決められないのが今のカテゴリーにいる選手というか
結果的に見るとそうなるんじゃないかなと思います。
いつもはそんなに綺麗に崩せないんですけど
今日に関してはピッチも良かったですし
中盤の所で結構マークをルーズにしてもらった感じもあったので
前の選手に良いパスを供給できるシーンもいつもより多かったことが
たぶんそういうシーンを創れた要因かなと思います。
ミドルゾーンはルーズにしてもらったというか
「そこは持たせていい」と言われていたのかわからないですけど
ある程度ボールを触ることはできたと思います。


Q:改めてこのクラブに戻って来られたのは、愛着の部分が大きかったですか?


A:そうですね。それはありますね。
何とかこのクラブをJリーグまで持って行きたいというか
その部分の最低限の土台や基盤を創りたいという想いで帰ってきました。


Q:監督は濱岡選手より年下ですけど、そのあたりの関係性はいかがですか?


A:特に気を遣うようなことは僕もしていないと思いますし(笑)
「気を遣わないでくれ」ということも言われていますからね。
チームを一生懸命盛り上げてやってくれていると思います。


Q:「だいぶ監督らしくなってきたな」という感じはありますか?


A:そうですね。本人はプレーヤーとしてやりたいのかもしれないですけど(笑)
もっと良いチームを創ろうとして一生懸命やっていると思います。
まあ色々な監督のタイプもありますし、
Jの監督みたいにビシッとしなくてはいけないという訳でもないと思いますし
それぞれ色があって良いと思いますよ(笑)


(栃木ウーヴァFC・若林学)
Q:試合を振り返っていかがですか?


A:結果的には大敗ですけど、率直な気持ちとしては凄く楽しかったです。


Q:どんなプレーをしようと思ってピッチに入りましたか?


A:それはいつもと変わらないです。
ゴール前の仕事だったり、得点に絡むところだったり
体を張るという所で、やることはいつもと変わらないです。


Q:攻められてきたタイミングでの出場となりましたが
こういう所をもう少し頑張れたらなというのはありましたか?


A:やっぱりチームとしては最初の立ち上がりというか
まだ相手のスピードに慣れる前のフワフワした状態の時に失点してしまったので
まずは失点をゼロに抑えることと
プレーももっともっとシンプルにやらないといけないのかなと。
相手の勢いが付くようなプレーではなくて
相手が嫌がるようなもっとシンプルな入り方でも良かったのかなと思っています。


Q:天皇杯は終わってしまいましたが、残留の懸かっているリーグ戦への
意気込みを聞かせて下さい。


A:天皇杯は終わってしまいましたけど
リーグ戦は残留争いで凄く大事な時期なので
今日の試合を無駄にしないように
上のレベルとの差がどれだけあったかというのを選手は感じたと思うので
そこを練習の中でもっと高めて、リーグ戦も必ず残留できるように
必死にやっていくだけかなと思います。


Q:アルディージャ在籍当時のチームメイトはいらっしゃいましたか?


A:当時で言うと片岡洋介と金澤慎ぐらいですかね。
洋介とは試合が終わった後にちょっと話して
そこでは「何で先発じゃないの?」って言われましたけど(笑)
洋介も楽しみにしてくれていたみたいで。
「俺も出たかったんだけど」というのは言いました(笑)
あとは試合が始まってすぐ「誰かベンチの後ろを叩くな」と思ったら慎で
後ろからなんか律儀に挨拶をしてくれて(笑)
やっぱりあの頃の仲間というのは良いですね。


Q:試合後に渋谷(洋樹)監督と白井さん(白井淳GKコーチ)の方にも
行かれていましたが、そちらでも挨拶をされた感じですか?


A:「本当にありがとうございます」ということと
「挨拶が遅くなって申し訳ありません」ということを
シブさんと白井さんに伝えに行きました。
和田(哲治)トレーナーには「相変わらずデカいな」と言われて(笑)
あと、クロさん(黒崎久志ヘッドコーチ)は小中の学校の先輩で
僕にとっては地元の憧れの先輩だったので
クロさんとも挨拶できて良かったです。
「ホント挨拶が遅くなってすみません」と(笑)
本当は最初に挨拶をしたかったんですけど
どのタイミングで行けばいいのかわからなくて(笑)
でも、「頑張ってよ」という感じでした。


Q:久々の大宮という意味ではいかがでしたか?


A:本当に温かく迎えてくれて。
最後も本当に「あんな調子乗って回って良いのかな?」って思うくらいの(笑)
でも、みんなが手を出してくれましたし
みんな「頑張ってよ」とか「気にしてるよ」とか言ってくれたので
「ここに戻ってこられて本当に良かったな」と凄く思います。
ここで自分が「まだ元気にやっているよ」ということを見せられて
本当に良かったと思います。


Q:Jリーガーの同世代の選手もだいぶ現役を引退している中で
35歳を超えてここに戻って来られたということに関してはいかがですか?


A:やっぱりプロが終わると引退してしまう選手も多いと思うんですけど
自分の中ではそれはなかったですし、何よりサッカーをできる幸せを感じながら
そういう環境があって体があって、プレーできる所があるということに
感謝しながらやれているので、まだまだ引退は考えられないというか(笑)
でも、サッカーをやれていることに幸せを感じています。


以上になります。


土屋

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