ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J2リーグ第22節の
横浜FC×セレッソ大阪は0-0のドローとなりました。
以下、試合後の記者会見における
C大阪・パウロ アウトゥオリ監督のコメントです。

（C大阪・パウロ アウトゥオリ監督）
今日の前半の試合の内容というのは本当に良かったと思います。
内容が良くて、あとはもうゴールを決めるだけという展開でした。
後半になると雨脚が強くなって、ボールが必要以上に伸びたり
あるいは止まったり、非常に難しいピッチになってしまったんですけど
パフォーマンスとしては全体的に本当に大きな手応えを感じた試合でした。
あとはアタッキングサードにおける精度というか
フィニッシュの精度も含めてですけど、そこだけかなと思っています
特に先ほども言いましたように前半というのは内容のある
非常に良いゲームだったと思います。

Q、中盤をボランチ2枚にしたことでかなり流動的に動けるようになって
攻守含めてチームが機能したと思うんですけど
その狙いと手応えと今後への可能性を教えていただけますか？

A、モビリティもおっしゃったように
良くなってきているなというのは私も感じる所です。
そして形を変えた狙いというのは、まず1つ一番大きな要素としては
主力だった選手が先月と今月で合計3人退団をしてしまったということですね。
そして、今いる選手たちの特徴を生かすためにはということで今の形になっています。
ディフェンスの方は非常にシーズン途中から安定感が出てきて
勝負強いチームになってきているなと思います。
あとは可能性という意味では攻撃の方がもう少し機能すれば
もっともっと勝利に繋げられるチーム、
勝利を勝ち取れるチームになるのではないかと思っています。
シーズン途中で主力選手がいなくなるというのは非常に難しいことなんですけど
強化部の方では積極的に補強の方も動いて下さっているということで
あとは常々選手たちに伝えているんですけど
「今いる選手たちを本当に信頼している」と。
その信頼感に今彼らも応えようと必死に戦ってくれているという状況だと思います。

Q、前半はサイドから良いクロスが入っていたと思いますが
後半になってクロスがなくなってしまいました。
ピッチコンディションが悪くてパスが繋げないのであれば
もっと単純にクロスを上げた方が良いのではないかと思いましたが
いかがでしょうか？

A、まず"クロス"というのと単純にエリアにボールを放り込むというのは
基本的に違ったものなんですよね。
まず前半ですけど本当に"クロス"というものが何本も良い形で入ったと思います。
特に右サイドから左サイドに大きなサイドチェンジをした後の
我々の左サイドバック、丸橋ですね。
マルからのサイドというのは本当に良いクロスが入っていたと思います。
後半ですけどピッチコンディションもありましたが
さらに相手も我々の左サイドをより警戒してきたという所はあったと思います。
サッカーというのは当然"理念"というのがあって
"狙い"が必要な訳ですけど、その中で後半のように単純に最終ラインから放り込む、
ペナルティエリアにボールを放り込むのではなく
サイドからクロスを引き続き入れていくようにというのは
ベンチからも指示を出していたつもりだったんですけど
なかなかそういう状況まで持っていけなかったというのは確かにあったと思います。

（会見が終わって）
オツカレサマデス！

以上になります。

土屋