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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

その他の試合レポート 2015年06月21日

インターハイ東京決勝 関東第一×國學院久我山 試合後の関東第一・鈴木友也、中村翼、道願翼、鈴木隼平コメント

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赤羽スポーツの森公園競技場で行われた
インターハイ東京決勝の
関東第一×國學院久我山は1-0で関東第一が優勝しました。
以下、試合後にお聞きした
関東第一・鈴木友也、中村翼、道願翼、鈴木隼平のコメントです。


(関東第一・鈴木友也)
Q、まず今日のゲームを振り返ってもらえますか?


A、昨日からの連戦というのがあって、
アップの時から1個テンションを上げていこうというのがあったんですけど
前半の立ち上がりとか内容が悪くて
ハ-フタイムに監督からちょっと怒られた中で
後半は自分たちでしっかり上げていけて
まずは当てて受けてというのを意識してやって
たぶんそこから生まれたゴールだったと思います。


Q、最後の局面で鈴木君が体を張るシーンが多かったと思いますけど
あのあたりは自分の持ち味ですか?


A、トップチームに上がった最初の頃はCBでコンビを組んでいる
(中村)翼君がそういうのをやっていたので
自分も体を張って守らないとやっていけないと思って
それは意識しています。


Q、1本決定的なピンチを体でブロックしたシーンは素晴らしかったですね。


A、たまたまです(笑) 相手は視野に入っていました。
あの時は体がとっさに反応した感じですけど、
相手を止めるプレーにはやりがいを感じています。


Q、徐々に自分のプレーに自信を持ってきているように見えますが
試合に出続けることでそういう自信は出てきていますか?


A、最初の方は先輩とやっているというのがあったので
ちょっと遠慮がちだったんですけど、自分の持ち味は声なので
そこは先輩後輩関係なく試合中はみんなが気持ちよくやれるように
サポートすることを意識しています。


Q、例年のチームより守備に強さがあると周囲からも言われていると思いますが
それに関してはどうですか?


A、去年も今の3年生が習っていたコーチが藤山(竜仁)さんで
自分もちょっとトップに上がった時は習っていたんですけど
その頃から積み上げたものが今に繋がっていると思います。


Q、藤山さんの指導はこのチームの守備面に生きているんですね。


A、そうですね。相当生きています。
球際で足をすぐ出さないで、我慢して両足というか
「"二軸"でどっちにも対応できるようにしろ」と言われ続けていたので
そこは毎回意識している所です。


Q、2年生で全国を経験できる訳ですが
どういう全国大会にしたいと思っていますか?


A、自分としては初めての全国大会で
どういうものが全然わからない状態で行くので
後悔するよりは色々チャレンジしたいと思っています。
このチームの持ち味である守備とか攻撃陣の強さとかが
どれだけ通用するのか知りたいです。凄く楽しみです。


(関東第一・中村翼)
Q、今日のゲームを振り返ってもらえますか?


A、体がみんな重かったのかわからないですけど
結構雰囲気的に良い感じじゃなかったので
入りが心配だったんですけど、前半はみんな寝ているような感じでした。
ハーフタイムで「せっかく決勝なんだからやろうぜ」と声を掛けて
後半は良い形も何本か出始めたことでそこから得点に繋がって
優勝に繋がったと思うので良かったと思います。


Q、今日のゲームに関しての守備の手応えはどうでしたか?


A、今年は粘り強く守るというのがチームとしてあるので
前に対戦したこともあって久我山がどんな感じかはわかっていて
危ない所をしっかり潰していって、無失点で終われたのは良かったと思います。


Q、鈴木君とのCBのコンビネーションはどうですか?


A、何試合も重ねていっていますし、彼は2年生なんですけど
3年生にも引かずに、むしろ引っ張って行ってくれるくらいなので
ここ最近は自分もあまり粘り強く守ると言いながらも
チームにあまり貢献できていなかった中で、彼に何回も助けられたりしています。
これからもお互いに助け合ってやっていけたらと思います。


Q、このチームのCBには繋ぎも求められるので
役割が多いと思いますが、そのあたりはどうですか?


A、自分は繋ぎがあまり得意ではないので
もっとより良くスムーズに、チームが簡単に攻撃できるように
配球とかビルドアップできたらいいなと思っています。


Q、2人のCBが安定しているのは例年のチームより安定しているのは
強みだと思うのですが、周囲からそう言われたりしないですか?


A、今年は去年に比べて個も高さもあまりないので
全員で守備を頑張ろうという意識はありますし、
良い守備から良い攻撃に繋げるという感じです。


Q、中村君自身もセットプレーでは結構競り勝つシーンが多いですよね?


A、相手をブロックしてマークを外したりとか色々考えてはいます。
ここ最近はセットプレーから取れていないですけど
自信はあると言えばあります。


Q、昨日のゲームで勝って全国に出られるということに関しては
率直にどう感じていますか?


A、自分自身も人生で初の全国だったので
本当に嬉しいという感じですね。
去年の先輩たちも実力はあったと思うんですけど
それでも全国には行けなかったので、本当に嬉しいです。


Q、どういう所が今年のチームが全国に行けた要因だと思いますか?


A、やっぱりチーム一丸となって守備もできるし
攻撃でもやっていけるし、自分のためだけじゃなくて
人のために頑張って、みんながチームが勝つために戦えるという所が
今年は良いと思います。あとは1年の時の練習ですね。
藤山コーチにたくさん走らされて、最初はみんな文句を言っていたんですけど(笑)
今となっては本当にあのおかげだと思うので感謝しています。


Q、藤山コーチに良い報告ができそうですね。


A、はい。藤山コーチも気にしてくれていて
「頑張れよ」とか応援メッセージとかくれたりしているので
今回は良い報告ができて本当に嬉しいです。


Q、自身初の全国に向けてどういう期待がありますか?


A、やっぱりこのインターハイだけで終わりじゃなくて
まだ選手権もあるので、関東大会みたいに何もできないで終わるのではなく
自分たちのやるべきことをやって、次に繋がる大会にしたいと思います。


Q、個人としてはどうですか?


A、自分の実力がどれくらい全国に通じるのかも
確かめてやっていきたいと思います。本当に楽しみです。


(関東第一・道願翼)
Q、今日のゲームを振り返ってもらえますか?


A、立ち上がりが悪くて自分の持ち味が全然出せなくて
チームに迷惑を掛けてしまったと思います。


Q、中盤のトライアングルの配置が何回も変わっていましたが
あのあたりはどうでしたか?


A、自分がゲームを創れていなかったので(冨山)大輔を1つ下げて
大輔と(浦川)眞世でゲームを創ろうとしたんだと思います。


Q、それで自分がちょっと前に出てからはチームに変化は出ましたか?


A、いや、あまり変わらなかったんですけど
自分は1個前に出て最初よりは良いプレーができたと思います。


Q、選手権では久我山とはもう当たらないことが決まっていて
関東大会予選でも関東第一に負けている久我山は
「絶対負けたくない」という気持ちで来たと思うんですけど
そういうのは相手から感じましたか?


A、プレッシャーの速さは前より速くなっていて
結構苦戦したと思います。


Q、それでも勝ち切れる要因はどのあたりですか?


A、今日は本当に隼平とかCBが頑張ってくれたおかげだと思います。


Q、昨日の全国出場を決めたゲームはどういうゲームでしたか?


A、昨日は4-1-4-1とトップ下だったので
守備はあまり考えないで、攻撃を中心にできたので
いつもより攻撃に関わることで自分の持ち味が出せたかなと思います。


Q、先制点は後半20分ということで
焦れるような展開だったのかなと思ったのですが?


A、そうですね。ずっと攻めていたんですけどなかなかゴールが入らなくて。
でも、しっかり自分たちで耐えながら焦らずにしっかり
ゆっくり攻めていって点が入ったという感じです。


Q、先輩たちがそういう展開で勝ち切れなかったのをずっと見てきたと思うんですけど、
今回勝ち切れたのはどういう所が理由だと思いますか?


A、先輩方のおかげだと思っています。
そういう先輩たちの悔しさを見てきているので
そこを自分たちは変えられたのかなと思います。


Q、勝った瞬間はどうでしたか?


A、正直嬉しかったんですけど、最後の最後で点を取られて
周りが喜んでいなかったので、僕もあまり喜べなかったです(笑)


Q、どういう部分を全国では試したいですか?


A、関東大会みたいな強い相手と当たると思うんですけど
自分の得意な左足のキックとかドリブルが
全国の相手にも通用するかどうかを確かめたいと思います。


Q、チームメイトと具体的な全国での目標を話し合ったりはしていましたか?


A、この間まで全国大会出場が目標だったんですけど
関東大会は勝てなかったので、全国ではまず1勝したいと思います。


Q、全国大会は楽しみですか?


A、楽しみですね。いつもとは全然違う相手だったり
関西のチームとかとやってみたいですね。


(関東第一・鈴木隼平)
Q、今日のゲームを振り返ってもらえますか?


A、前半は言い訳になっちゃうかもしれないんですけど
2日連続の試合なので若干体が重かったと思います。
その中で前からガツガツ行くというのは自分たちの中で話していて
なかなかうまくハマらなくて、ボールも上手く回らない中で
後半は3年生がやるしかないと話していたら、ファーストプレーでボールを奪えて
中盤でサイドチェンジも多くできていたので
そこから流れを掴んでゴールに繋がったと思います。


Q、優勝に繋がったゴールシーンを振り返ってもらえますか?


A、左サイドで結構起点が創れていた中で、(岡崎)仁太朗が体を張ってくれて
その背負った選手の後ろに入るのは練習からやってきているので
そこに上手く入れて、シュートはたまたまでした(笑)


Q、ちょっと距離のあるミドルだったけど躊躇なく打ちましたね?


A、そうですね。最近シュートが少なくて、昨日も1,2本しか打っていなくて
積極的にシュートを打とうと思っていたんですけど
今日も前半はあまりシュートチャンスがなくて、
後半は打ってやろうと思ってあそこで打ちました。


Q、メッチャ気持ち良かったでしょ?(笑)


A、でもゲームがゲームだったので、喜びというよりは安心して
このまま引かないでと思っていました。
みんなのスイッチにはなったかなと思います。


Q、内容的にはもっとやれるという感じですか?


A、そうですね。まだまだやれますし、まだ久我山に比べたら技術も低いですし
かと言って東京朝鮮ほどゴリゴリ行ける訳じゃないですから。
でも、その中でやるサッカーを相手によって変えられるのが
今年のウチの強みだと思うので、そこの中でもっと技術の精度を上げていけば
もっと上に行けると思います。


Q、昨日のゲームはどうでしたか?


A、東京朝鮮は結構蹴ってきますし、フィジカルも強いので
アンカーに2年の石島(春輔)という体の強い選手を入れて
とにかくセカンドボールを拾うということをやっていて
それが前半も後半もうまくハマって、得点シーンもサイドを崩して決められたので
内容的には良かったと思いますけど、最後の最後で相手に1点決められちゃったので
そこは守備の甘さが出たと思います。


Q、昨日は勝った瞬間に全国が決まった訳ですが
試合が終わった瞬間はどうでしたか?


A、終了の笛と一緒に、ラストのワンプレーで失点したので
喜びというよりもそこは防げましたし、そこも課題が多いなと思って
喜びというよりはここからの課題が出た感じでした。


Q、なかなか関東第一というとあと一歩で全国を逃してきた印象ですが
全国に出場するチームでキャプテンを務めていることに関してはどうですか?


A、自分より上手い選手はウチにいっぱいいるので
まずは自分が体を張ってチームに勢いを付けてから
みんながやってくれればいいと思っていますし、
上手い選手でもみんなで体を張れるチームだと思うので
そこは今勝てている1つの理由かなと思います。


Q、全国大会ではどういう所を試してみたいと思っていますか?


A、点を取るというのが自分の武器だと思うので
全国の強豪が相手でも点を取れるようにしていきたいですね。
自信はあります。取っちゃいますよ!僕はそういう性格なので(笑)


Q、今年のチームは例年よりみんな落ち着いていますよね?


A、最初はちょっとちゃらんぽらんみたいな感じだったんですけど
1,2年の時にコーチに鍛えられて、妥協とか許されなかったですし
理不尽なこともいっぱいあったので、その中で耐える力は身に付けられたと思いますし
それが試合でもゴール前でも現れるようになったと思います。


Q、全国は楽しみですよね?


A、そうですね。自分自身もサッカー人生で初の全国なので
メチャクチャ楽しみですね。


以上になります。


土屋

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