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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。

Jリーグレポート 2015年06月24日

J1-1st第13節 柏×G大阪 試合後の柏・秋野央樹、中山雄太、栗澤僚一コメント

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日立柏サッカー場で行われた
2015 明治安田生命J1リーグ ファーストステージ第13節の
柏レイソル×ガンバ大阪は1-0で柏が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
柏・秋野央樹、中山雄太、栗澤僚一のコメントです。


(柏・秋野央樹)
Q、得点シーンは良いアシストでしたね。


A、いやいや、あれはエドゥのおかげって感じなので。
抜けたかなと思いましたけど、エドゥは身体能力が凄いので
良く決めてくれたなと思います。


Q、セットプレーで一仕事できるというのはセールスポイントですよね?


A、そうですね。輪湖君も本来はキッカーじゃないですし
そういう所で自分の持ち味を出せれば
またチームに良い力をもたらせるとは思っていました。


Q、今日は長いボールより細かいボールで勝負しているような気がしましたが?


A、相手のボランチがなかなか食い付いてこなかったので
それを誘うというか、待って何回か来た所をレアンドロやクリスに縦パスを出せたので、
短いパスでも有効的なパスを出せたと思っています。


Q、体の角度を変えて縦に入れるボールが
チームのリズムを創っていた印象もありますが
そのあたりは狙い通りですか?


A、体の向き1つで相手がスライドするというのは分かっていたので
そこで少し体と逆の方へ蹴ったら結構通ったりしたので
それは良かったと思います。
あそこでミスというのはあまり許されないポジションですし
丁寧に繋ぐというのは自分の持ち味だと思っているので
そこでリスクを恐れないパスをもう少し出せれば良かったんですけど
何回か相手の裏を突くパスというのは出せたと思うので
良いアクセントになれたと思っています。


Q、結構早い段階でゲームに乗れた感覚はあったんじゃないですか?


A、そうですね。相手の2トップがあまり守備をしないというのがありましたし
自分の所にボランチが出てくることもあまりなくて
常にフリーでももらうことができたので、持ち味は出せたかなと思っています。


Q、こういう大事な時にスタメンに抜擢されてゲームに臨むというのは
熱いモノはありましたか?


A、自分としてはユースの頃からタツさん(吉田達磨監督)に
ずっと育ててきてもらっているし、
なかなか今はチームが良い試合をしても勝てないというのが続いていて
今日は何としても勝って、少しでもタツさんを助けたいというのがあったので
少しは助けになれたかなとは思っていますし
これからも助けていきたいと思っています。


Q、たぶん個人的には一番やりたかったポジションじゃないかなと思いますけど
そこできっちり仕事をできた手応えはありますか?


A、ずっと試合に出られない時間が続いて
「自分ならこうする」というのを頭の中で描いてきて
それを今日少しは実践できて、チームに貢献できたとは思うので
凄く良い1日になったと思います。


Q、中山雄太はどうでしたか?


A、まあJリーグ初出場で自分が持っているものを
出してくれたとは思っています。


(柏・中山雄太)
Q、リーグデビュー戦はいかがでしたか?


A、デビューできたことは嬉しかったですね。
ベンチからピッチに行く時も
タツさんには「いつも通りやってこい」と声を掛けられたので、
出る前のハイタッチの時も自分は笑顔で行けたんですよね。
それも良かったです。


Q、最初のプレーでいきなりヘディングしましたね。


A、アレは「来た!」って感じでしたね。
あの最初のヘディングがあるのとないのでは結構違ったと思います。


Q、左サイドバックのデビューということに関してはいかがでしたか?


A、練習から結構複数のポジションをやっているんですけど
いつもそういう所で準備というのを怠らないようにするのは
自分が意識している部分ですし、
デビュー戦なんで「気持ちが大事かな」と思っていたので
ロッカールームで映像を見たりして
色々と気持ちを作って入っていましたし
あまり緊張もせずに出られたと思います。


Q、遠藤選手ともマッチアップしていましたね。


A、そうですね。自分がテレビで見ている時に出ている選手なので(笑)
いざ自分がピッチに立ってみると「あっ、ヤットさんだ」と思ったり
宇佐美選手とのマッチアップもあったんですけど
そういうことを考えられる余裕があったということはポジティブかなと思います。
まあ、もっと集中しろって話ですけど(笑)


Q、鈴木選手がケガしたタイミングで右のCBに入りましたが
あれはいかがでしたか?


A、右のCBは代表でやったり、練習試合で1回やったんですけど
その時にはあまり気持ちの部分でもマイナスな面はなかったですし
「あ、大輔君が抜けたから右CBだな」というのは
そんなに気にならなかったです。


Q、左サイドでボールを取られそうなタイミングから
相手の股を抜いて中に入りましたが、落ち着いていましたね。


A、最初に阿部選手が寄せてきた時は足に当たって「ヤバい」と思ったんですけど
前にこぼれた瞬間は「あ、来た」と思って抜いた感じです。
自分でもビックリするくらいのプレーでしたけど
結果として股を通ったことは良かったです。
抜いた後に今野選手が来ているのはわかったので
自分の方が前に出ていたので「行っちゃおうかな」と思ったんですけど、
時間も得点が入った後でしたし、「あまり無理することないな」と思って
タニくんにパスを出しました。


Q、この緊張感を味わえたのは大きいんじゃないですか?


A、そうですね。ACLのビン・ズオンとの試合とは別の緊張感でした。


Q、自分が出た試合でチームがリーグ戦初勝利を
収めたことに関しては率直にどう思いますか?


A、自分的に見ると「貢献できたのかな?」と
疑問に思う部分もあるんですけど
それは今後の練習やまた出場した機会で
今度は「自分が出て貢献できた」という気持ちになれるように
日々頑張っていきたいと思います。


Q、吉田監督が会見でおっしゃっていましたが
「雄太はやれる」と自信を持って送り出したそうですよ。


A、そういうのを聞けると嬉しいですけど
ユースの頃からそういうことを聞いても
慢心せずに次に繋げたいというのがあるので
ここで勝った時は嬉しかったですけど、スッと気持ちを落ち着かせて
明日からまた始まると思うので、切り替えたいと思います。


Q、最後にトラメガで喋るのかなと思ったんですけど
サポーターから指名はされなかったんですか?


A、されなかったです。
ちょっと俺も「来るかな?」と思ったんですけど(笑)
(大島)康樹がやっているので。
惜しかったですけど、それよりもチームが勝ったことが一番嬉しかったですし
エドゥも決めてくれたので自分もそれが一番嬉しいです。


(柏・栗澤僚一)
Q、ようやくリーグ戦ではホーム初勝利ですね。


A、そうですね。今日良かったのはやっぱり球際とか
基本的な相手のボールを奪うという所に
みんなが気持ちを見せてくれたというか
それがやっぱり一番大切なんだということは
今日の試合でみんなが思ったんじゃないですかね。


Q、今日は秋野選手がアンカーに入って、
あの3人の中盤というのは今までにあまりない組み合わせだと思いますが
感触はいかがでしたか?


A、練習でもあそこで結構アキはボールを受けても
ミスも少なくボールを捌けるので何も心配はなかったです。
俺とタニのどっちかがサポートに入ってあげればと思いつつ
「気持ち良くプレーさせてあげたいな」という感じで
非常に良い仕事をしたというか、落ち着いてプレーしていましたね。


Q、秋野選手は茨田選手とは違うタイプの縦パスというか
左利き特有のアングルとは違う縦パスも入っていましたね。


A、ちょっと相手も読みづらいというか
左足だとアウトとかでも蹴れますし、
あそこは非常に良いアクセントになったんじゃないかなと思うんですけどね。


Q、あとは中山雄太もリーグ戦デビューを果たしましたね。


A、意外と落ち着いていましたね(笑)
股抜きとかしていましたし。
でも、今日は本当にゼロに抑えられたというか
そこが一番今後の自信になってくるというか
今まで攻撃面の所をちょっと重視してきた所はありましたけど
今日の試合は守備面で全員がハードワークして
スペースを埋めたり、声を掛け合いながら
そのへんのことができたからゼロで抑えられたというのがあるので
そこを続けていかなければいけないかなと思います。


Q、今日は宇佐美選手が2トップの一角ではなく
サイドハーフだったと思いますが、あれについてはいかがでしたか?


A、あれはウチにとっては良かったと思います。
やっぱりあそこで宇佐美は守備がそれほどできないので
その分ウチのキム・チャンスが一発のボールで剥がせると。
倉田がサイドにいた方がウチ的には嫌だったのはありますけどね。
そこをうまく突けたというのはありますし
サイドでボールを持てれば色々なことができるので
ウチら的には良かったと思うんですけどね。


Q、栗澤選手はその宇佐美選手の起用の意図をどう感じましたか?


A、たぶん宇佐美は中にドリブルするのがうまいので
それでカットインしてパトリックが裏に抜けるとか
そういうのが得意だと思うので、そういう意図があったと思いますけど
そこも後ろが集中してリスク管理をしっかりしていましたし
前半に1本パトリックのヘディングで危ないシーンはありましたけど
それ以外は本当に後ろの出来は心強かったというのはありましたね。


Q、栗澤選手のプレーからは魂を感じたというか
後半アディショナルタイムの最後の方に
メインスタンド側で相手を止めたタックルにはシビれました。


A、あれで足が攣りました(笑) ちょっと無理し過ぎちゃって(笑)
でも、あそこは本当に抜かれたくなかったので
全体的にそういう1人1人のプレーがああいうプレーに繋がったと思うので
今日は本当に気持ちが籠もった試合を見せられたかなと思いますけどね。


Q、5分というアディショナルタイムが出た時はどう思いましたか?


A、まあ「長いな」と思ったんですけど、そこで1回落ち着いて
しっかり守ればやられないという気持ちはあったので
5分だろうが何分だろうが冷静に行こうという感じではいましたけどね。
今シーズンは最後の失点が多いので、そういった所もみんなわかっていますし
何度も同じ失敗を繰り返しちゃいけないので
そういう意識も全員が持っていたと思うんですよね。


Q、ようやくホームのゴール裏でサポーターと喜べましたね。


A、そうですね。でも全然みんな満足していないですし
やっぱりもっと上に行かなくてはいけないチームだとみんなが思っているので
そのためには楽な試合というのは1試合もないですし
今日みたいな気迫が籠もった、誰が見ても「今日は凄く闘ったよね」というような
そういった試合を続けることで、結果が付いてくるんじゃないかなと僕は思います。
やっぱり"足先"とは言わないけれども、こういうサッカーをやっていると
ちょっと勘違いされてしまう部分もあるので
そういうことより大事な気迫だとか球際だとか
サッカーの原点という所に全員が意識を持つべきですし
そういったことができたからこその今日の結果だと思うので
もう1回そういった意識を全体で持ちたいと思いますけどね。


Q、前半に大谷選手のパスから栗澤選手が右で受けて
シュートを打ったシーンがありましたが
昨シーズンまでだったらあそこで2人が攻撃に絡むことは
なかったと思うんですけど、あのシーンはいかがでしたか?


A、トラップまでは完璧だったんですけど
やっぱりちょっとシュートはダメでしたね(笑)
いつも通りというか、全然当たらなかったです。
枠には行っていましたけど「バックパスじゃん」みたいな取られ方で(笑)
あそこは意外と自由にというか、どんどん前に顔を出していいというか
そういったプレーも求められるので
良いタイミングでボールが来たというのはありました。
ああいうのがどんどん出せるといいんですけどね。
でも、僕はあまりそういうタイプではないので
1試合に1回か2回くらいあればいいんじゃないかなと思うんですけど。


Q、あとはフィニッシュの精度ですね。


A、そうですね。でも、そこはあまり期待しないで下さい(笑)


以上になります。


土屋

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