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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。
放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J3リーグ第9節の
Y.S.C.C.横浜対レノファ山口FCは0-1で山口が勝利しました。
以下、試合後の記者会見における
YS横浜・有馬賢二監督のコメントです。
(YS横浜・有馬賢二監督)
お疲れ様です。
首位の山口さんとやるに当たって
もちろんまだ足りない所も負けてしまった以上たくさんあるんですけど
それでも十分自分たちの良い所を出せば十分戦えるんだなと。
その中でいつも言うんですけど
1個取れるか取れないかの大きな差だと。
ウチの1個のミスで取られてしまうということもまだまだありますし
そこは積み上げていかなくてはと思います。
ただ、もっとやらなくてはいけないんですけど
選手は勝利に向けてやろうとはしてくれているので
それを続けていこうと思います。
Q、試合を通して主導権は握り続けたと思いますが
その中で失点をした直後の数分間で
動かなかった際にはどのようなことを考えてらっしゃいましたか?
A、もちろんホームなので点を取りに行く形で
今日初先発した工藤も含めて疲れが少しずつ出てきたので、
そのへんをどう入れ替えながらゴールを目指せるかというのを考えながら。
向こうが1人退場した中で、
押し込んで攻撃をという形でメンバーを先に替えました。
慌てることなく本当は外からもっともっと行けたと思うんですけど
それでも何回かサイドからはチャンスを創れたと思うんですね。
ただ、やっぱり最後の... 最後の1個というのが遠いなというか...
続けてやっていくしかないかなという所だと思います。
ただ、シュートが打てていない訳でもないですし。
でも、勝つためには大変だなという所です。
Q、首位と今のY.S.C.C.の差というものは感じたでしょうか?
A、もちろん日程がちょっとずつ違ったりするので
そこはまた別にして、点を取れるか取れないかだと。
十分自分たちがボールを大切にしながら
アグレッシブに行く所と我慢する所をしっかりチームで考えながら
どこでボールを奪ってゴールに向かうのかという形は
トライアンドエラーでチャレンジしながら今年やってきている部分は
今日は少し出せたと思います。
簡単にすぐ結果が出るスポーツじゃないと思うので
そこは本当にもうやり続けるしかないんだなと。
それを続けてやっていこうと思っています。
Q、今日のレノファ相手にどのような対策を取られたのかと
実際に当たってみての印象をお願いします。
A、山口さんの方もボールをしっかり繋ぎながら組み立てながら
なおかつ前線の選手たちがゴールにアグレッシブに
向かってくるというチームだと思っていますので
ボールを自由に持たせていい所と持たせてはいけない所と
そこはしっかり自分たちで認識しながらと。
みんながしっかりした共通意識を持って戦ってくるチームだと思っていますし、
やはり手強い良いチームだと思っていましたので
そのへんのメリハリは持って戦おうということで。
ただ、まだあと2つ戦うので(笑)、細かいことを教えることはできないですけど
そういうことを考えて試合に臨みました。
Q、前半の15分ぐらいまでは相手にボールを回される中で、
15分以降は良い守備も良い攻撃もできていたと思いますが
その変化についてはどのように捉えてらっしゃいますか?
A、自分たちの良さを出しながら相手の良い所を消すという形で
工藤と吉田の所にはどういう風に追い込むかと。
それが15分経っていく中で自分たちでやろうとしたことを
より具体化できるようになり始めたと。
今日良かった部分はボールロストが少し減った部分だと思うんですよね。
この間のゲームは奪った後に
すぐボールを相手に渡してしまう部分が多過ぎて。
今日はそこで収まり所が何個かできて
例えば右サイドの渡邉光城が出て行くとか
そういう意味では奪い所がハッキリして、チームとして機能し始めて
それに対して良い守備から良い攻撃に繋がった部分というのは
今日のゲームはあったかなと思っています。
Q、終盤にFWの吉田選手をボランチに下げてしまって
試合を見ていて一番ゴールの匂いを感じるのは吉田選手でしたが
下げてしまった理由を教えていただけますか?
A、1つは速い選手を前に入れると。
2列目から飛び出していくというか
前向きで吉田がプレーできる回数を増やそうと。
思ったよりも前に出て来れなかったので
途中でナオ(平間)をワンボランチにして(吉田を)1個前に上げて
ウメ(梅内)を1トップ下にしてほぼ2トップというか
もしくは2シャドーのイメージで
よりゴールに近い所に出していったんですね。
ちょっとボランチというかダイヤモンドくらいの感覚で
僕は思っていたんですけど、しっかり守備をしようとしてくれていたので
そういう意味では最後に左サイドを崩したシーンでゴール前に入っていって
あそこで取り切れれば... アレをやりたかったというか
本当に理想の崩しだったと思うんですよね。溜めて追い越していってと。
ああいう形を何回これから創れるかかなと。
今日はたまたま相手が1人いなくなりましたけど
前半も何回か右サイドを崩せていた部分もありますし、
どこで溜めてどこで誰が追い越してという攻撃のスイッチと
あとは最後の質ですね。
そこは本当に継続してチームとしてもやっていきますし、
個人としてもその取り組みは続けさせたいなと思っています。
以上になります。
土屋
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