ニッパツ三ツ沢球技場で行われた
2015 明治安田生命J3リーグ第9節の
Y.S.C.C.横浜対レノファ山口FCは0-1で山口が勝利しました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
山口・小塚和季、宮城雅史のコメントです。

（山口・小塚和季）
Q、展開的には難しいゲームだったと思いますが
90分間を振り返ってもらえますか？

A、中2日というのもあって選手はちょっと
疲労が出ているのかなというのはありましたけど
最初の方は繋げていたにもかかわらず
だんだん繋げなくなっていって
押し込まれていった部分が多かったので
そこはチームの色を強く出して、しっかり後ろから繋いでいって
ゴールまで行くプレーをもっと増やしていきたいと思いました。

Q、前半の15分まではボールが回っていたと思いますが
それ以降はやや回らなくなった中で変化は感じていましたか？

A、やっぱり真ん中の選手のタッチ数が多かったのかなと。
自分がそうなんですけど、もうちょっとワンタッチを入れていって
リズムを創っていけたら良かったのかなというのはあります。

Q、相手が勢い付いた感じはありましたか？

A、そこはちょっとあったと思います。
「繋げ」という声は庄司君からずっと掛けられていたので
「繋がなきゃ」とはずっと思っていたんですけど、
なかなかミスも多くてプレーが小さくなってしまいましたね。
もうちょっと相手の間に入ってやりたかったんですけど
下がり過ぎちゃったかなというのはあります。

Q、10人になってからはどういうことをピッチ内で
選手たちは考えてプレーしていましたか？

A、人数が1人欠けてもやることは変わらないと思ったので
繋いでいこうというのは話していました。
相手ボールの時間よりはマイボールの時間を増やしたかったので
1人少なくなったというのも今後への良い経験ですね。

Q、普段はもっとボールを繋いで崩していきたい感じですよね？

A、いつもはもうちょっと繋げているんですけど
今日は難しかったですね。
言い訳にしたくないけど暑さも多少はあったと思います。

Q、ここまで結果が出ている要因はどういう所ですか？

A、長野戦で負けましたけど
その次の試合で連敗を避けられて
またちょっと勢い付いたかなと思いますし、
あとは今日みたいなゲームでも色々な選手が点を取れるというのは
勝っていく中で凄く大事だと思いました。

Q、今は楽しくプレーできている感じですか？

A、そうですね。楽しくやれています。

Q、カテゴリーがJFLからJ3に変わったことで
対戦相手から感じる部分も変わったりしていますか？

A、多少は変わりましたけど
相手どうこうというよりは自分たちのやることを
パスサッカーを貫き通すというように
しっかりやることを心掛けています。

Q、この間はスーパーなゴールを決めていましたね。

A、ミドルシュートですか？
アレは気持ち良かったですね（笑）
狙い通りで、ゴールの前からGKの位置も試合中から見ていましたし、
その中でチャンスがあったらとは思っていたので
前も向けたし勢いも付いているので良いかなと思って。
そうしたら綺麗に入りました。

（山口・宮城雅史）
Q、ゴールシーンを振り返っていただけますか？

A、セットプレーで自分たちも上がっている状況で
ボールがちょっと悪かったのでこぼれてくる所を予測して
自分がたまたまそこに入っただけなんですけど、
そこで1-0で勝てるというのが今のチームの良い状況というのがあるので
続けていきたいなと思います。

Q、完璧にジャストミートしたボレーでしたね。

A、そうですね。アレはちょっと自分でもビックリしました。
ジャストミートで言ったら
自分のサッカー人生ノミネートに入るくらいかなと。

Q、トップ何番目くらいですか？

A、トップ2か3には入るくらいだと思います。

Q、宮城選手はFWもCBもできる選手だと思いますが
ポジションへのこだわりはありますか？

A、そこは自分としてはないんですけど
監督の起用に応えられるかというのが仕事というか
サッカー選手としてやるべきことなので、
日頃から各ポジションで何を言われているのかを考えながら
やっているとは思います。

Q、CBとして難しいゲームを無失点で抑えたのは
今後に繋がりますか？

A、そうですね。今日の試合はしんどくて、
暑い中で連戦の中で早い段階で10人になって、
そこで耐えられたというのは一番大きいと思うので
少しずつそこの自信を上げていって
もっと良いチームになっていければと思います。

Q、チームとしてはもっと繋ぎたいんですよね？

A、そうですね。だんだん研究されてきて相手が引いてくるので、
そこで食い付いてくれたら一番嬉しいんですけど
そこはどうにかして連携を深めていって
引かれた状態でも崩せるようなサッカーを
もっとしていかないといけないのかなと思います。

Q、後ろから見ていてどこが今日は一番うまくいかなかったですか？

A、繋いでいる組み立ての段階で取られることが多かったので
そこでカウンターでの危ないシーンが何回もあって
そこをもうちょっと相手が食い付くのを予想して
中盤でワンタッチで回せていけたら、もっと剥がせるかなと思います。

Q、最初の15分くらいはボールも回っていた印象ですが？

A、そうですね、相手も前から来る意識があったので
そこはもういい感じでいなせていたんですけど
相手がちょっとわかってきて
下がってきてからが攻め手がなかったので、
そこはもうちょっと崩していけるように
練習していかないといけないと思います。

Q、これだけ結果が出てくると引かれることが多くなってきましたか？

A、そうですね。相手も割り切ってくるチームが出てくるので
そこでいかに崩していけるかだと思います。
シーズンも長いですし、そこでやられているようでは
上には行けないと思うので、上に上がるためにはそこも崩せるように
もっと練習しなくてはいけないです。

Q、前節の3失点から今日は無失点でしたが
一番修正したポイントはどこでしたか？

A、最終的にはシュートを体に当てるとか細かいことなんですけど
前の試合はそういう所がちょっと曖昧で
あまり寄せられていないというのがあったので、
最後はしっかり体に当てたり、シュートブロックに入ったり
シュートコースに入ったりというのをもう1回意識した所ですね。

Q、チームの好調の要因は何でしょうか？

A、1回負けた試合もそうなんですけど
負けた後に連敗しないということを意識して
その反省を生かして「自分たちもできるんだ」ということを意識しながら
どんどん挑戦していって次の練習に取り組んでいるので
良い傾向にあると思います。

Q、ぶっちゃけ開幕前にここまでやれると思っていましたか？

A、いや、全然思ってないです。
でも、春の練習試合でもコンビネーション的な所で
ウチの中盤は結構上手いので
そのへんで良い選手も入ってきて
どういう感じでフィットしていくのかなというのが
楽しみではあったんですけど
結構ハマってきていて、これからもっと良くなると思います。

Q、結果が出ることで県内でというか、
レノファの見られ方が変わってきた感じはありますか？

A、確かにメディアには取り上げられてはいると思うんですけど
自分たちはまだまだここが最終段階ではないので
上を目指すためにはそこまで気にせず、
やることはしっかりやっていけているのかなと思います。

Q、その中でも首位というのは意識しますか？

A、いや、まだ前半の前半ですし
去年もそうなんですけどここからいかに落ちていかないで
良い順位をキープしていけるかというのが重要だと思うので
そこは踏ん張っていきたいですね。

以上になります。

土屋